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ヒューマンアカデミーの総合力で、過去最高の売上げと営業利益を達成。

 2022年度年間優秀アメーバ賞を受賞したのは、ヒューマンアカデミー株式会社 社会人教育事業部 行政営業部の首都圏チームです。総勢100人を超える部署を率いた小澤 友裕さんにお話を伺いました。

 ヒューマンアカデミー株式会社 行政営業部 首都圏責任者 小澤 友裕さん


——まずは行政営業部のお仕事を教えてください。

 その名の通り、官公庁を中心とした営業を行い、受託事業を通して社会に貢献する業務です。具体的な営業先は、1都4県(東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木)の、都庁・県庁・市区の役所で、おもな受託事業としては就業支援事業があります。新卒、氷河期世代、女性、シニアなど、さまざまなカテゴリーの求職者に向け、就職につなげるための事業です。ほか、施設運営や介護・保育に関連する事業も受託し、行っています。

——小澤さんの率いる「行政営業部 首都圏」が優秀アメーバ賞を受賞したのは、どのような点が評価されたとお考えですか?

 やはり一番大きかったのは売上と営業利益ではないでしょうか。近年、行政営業の売上げは右肩上がりでしたが、とくに2022年度は営業利益が過去最高額となりました。もちろんこれは、社員やアルバイトを含めた100人以上でのチームが一丸となった結果だと考えています。

表彰式でのスピーチの様子

——そんな売上げを達成できたいちばんの要因は何ですか?

 これまでにない大型案件を受注できたことや、受託した事業を評価いただき継続して受託できたことです。行政の仕事は入札金額だけでなく、提案内容で評価されることがほとんどです。常に、提案内容のブラッシュアップとプレゼンのリハーサルには徹底的にこだわりました。とは言え、ほとんどのものが公示されてから締め切りまでがわずかな日数ですので、あまり時間がない。限られた時間でどこまで質を高められるかが勝負となります。
 結果的に受注できたのは、他社に負けない提案内容をしっかりとアピールできたからだと思っています。提案で心がけたのは、これまで教育事業を続けてきたヒューマンアカデミーの総合力をアピールすることでした。他部署からも知恵を借り、運営のノウハウや外部委託する先の候補などをしっかり示せたおかげで、説得力のある提案に仕上げることができました。

——営業先が行政ということで、民間との違いはありますか?

 行政は1年ごとに予算が決まるため、どんな事業も基本的に1年ごとの契約になるということです。来年度に同じ事業があるかどうか、また、あったとしても私たちが引き続き運営できるかはわかりません。ただし事業運営がうまくいけば、継続受託の可能性は高くなります。逆に評価が低ければ、継続の契約は厳しくなります。
 だからこそ、大型案件をはじめ、多くの事業を受託できて喜んでばかりはいられません。とくに、契約額が大きいということは、それだけ事業規模も責任も大きく、ものすごく大変である、ということです。行政が定めているKPIの達成を最低限の目標として、プラスアルファの実績を加えて運営していかなければなりません。来年度につなげていくために、大事なのはここからです。

——小澤さんの、個人的なお仕事のやりがいは?

 ゼロからの案件を自分たちで探し、チーム一丸となって取り組むこと。それがいちばんのやりがいですね。さらに言うと、企画提案を作成する時には、担当スタッフ間で会議をします。それもまた、充実感につながります。私たちの取り扱う行政事業が“世のため人のため”になっていること。仕事で社会に貢献できているのも、大きなやりがいとなっています。

企画提案会議の様子

——お仕事で心がけていることは?

 顧客、従業員、どちらに対しても相手の身になって考えて行動することです。それはどんな仕事にも共通する基本だと思っています。
 私はかつてホテル業界で働いていました。レストランの支配人としてお客さまを常にもてなすサービスやスタッフを束ねていたことは、いまの仕事にも活きています。職場のスタッフのふとした表情から、悩んでいる様子や体調の変化に気づくこともあります。そんなときは「何かあったの?」と声をかけ、話を聞くようにしています。ときどき「いや、何もありませんけど?」って素っ気なく返されてしまうこともありますが(笑)。
 チームをまとめるために心がけているのは、コミュニケーションを重ねることですね。何気ない会話をなるべく増やすようにしています。新しくチームに加わった人に対しては、向こうからは話しづらいでしょうから、私からフランクに話しかけるようにしています。また、どうすればスタッフが仕事がしやすい環境となるのか、どうすれば従業員満足度向上につながるのかを考えています。

——今後の目標を教えてください。

 行政営業部の仕事をやっていて良かったと、スタッフみんなに思ってもらえるような職場にすること。そして、他部署で働く人たちが行政営業の仕事に興味を持ち、「自分もやってみたい」と思ってもらえるようにすることです。
 いつかは異動があるかもしれません。けれどいまは、行政営業の仕事を突き詰めたい。首都圏に限らず、まだまだ開拓していないエリアが全国に存在するので、この事業をもっともっと発展、拡大させていきたいですね。

<ヒューマンアカデミー株式会社・会社概要>
 1985年の創設以来、159万人以上※の修了生・卒業生を輩出するヒューマンアカデミーは、「学びは、面白い。」を創造する Edutainment Companyとして、未就学児童から中高生・大学生・社会人・シニア層とあらゆるライフステージにあわせて、学びと成長を支援する「リカレント教育」、「STEAM教育」を推進しています。
 IT分野、語学・留学、保育、資格・就転職、趣味・教養、ココロとカラダコンディショニング、なりたい人を応援する専門教育など大きく8つのカテゴリで、時代や社会の変化にあわせながら800以上の講座を編成し、多様なニーズに対する学びの提供を行っています。 
※延べ人数1997年10月~2021年3月時点


※2023年4月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。肩書き・役職等は取材時のものとなります。



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