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新人営業研修で教わった内容に、先輩のやり方をプラスしています。

 ヒューマンリソシア株式会社に新卒入社した65名の中から、2022年度新人賞に3名が選ばれました。社会人として1年目に取り組んだこと、人材業界で働くことのやりがい、そして2年目に向けての想いなどをそれぞれの受賞者に伺いました。

ヒューマンリソシア株式会社 首都圏営業本部 東京営業部  石川 凌さん

——入社のきっかけを教えてください。

正直に言えば、就活時には自分のやりたいと思える仕事がなかったんです。就活エージェントを利用したことをきっかけに、私も誰かの人生の転機にかかわる仕事をしたいと考えるようになりました。そこで人材業界を目指し、最初に内定をいただけたヒューマンリソシアへ入社を決めました。

——現在は、どのようなお仕事を担当されていますか?

 台東区、千代田区、墨田区の企業を担当し、人材派遣の営業を行っています。業界や業種のしばりはありません。他に専門の部署がある建設・通信以外は、あらゆる企業が営業の対象です。

——新人賞受賞は、どのような点が評価されたと思いますか?

 年間の目標達成率153%だと思います。同期の中でトップだったと受賞後に聞かされました。
 結果的には新人賞をいただけたものの、実は初めての契約を取るまでに1カ月くらいかかりました。出遅れた気持ちもありましたが、数字は1年間かけて積み上げるもの。一喜一憂せず、目の前の仕事に取り組むことを心がけていました。正直あせりもあったので、7月になってようやく初めて成約できたときはめちゃくちゃうれしかったです。

——初めての契約は、どのようにして取ったのですか?

 学生時代にフレンドリーな接客の居酒屋でアルバイトをしていたため、入社したときは敬語すらもうまく使えなかったんです。先輩が電話で話す内容をよく聞き、徹底的に真似をしていました。
 初めての契約は自分で新規開拓した企業でしたが、アポイントが取れたのも、成約まで持っていけたのも、先輩のやり方を真似して、わからないことがあれば教えていただけたからだと思っています。配属前に研修はありましたが、やはり研修と実際の現場は違います。商談の相手やその場の雰囲気に応じて、伝え方なども工夫しないといけません。研修で教わったことに、先輩のやり方をプラスするよう意識していました。

——その後は、どのようなことを心がけていましたか?

 特別に変わったことをしていません。スタッフさんのご希望に合う派遣先を、自分がどれだけご紹介できるかが決め手となるので、常にスタッフさん目線で企業への営業を行っていました。スタッフさんに対しては話をよく聞き、気持ちに寄り添うこと。企業に対しては、連絡をまめにして素早いレスポンスを心がけること。できることの少ない新人だからこそ、基本的なことを徹底していました。
 
——お仕事で大変なことは?

 当初は新規開拓の電話で断られることがつらくて、落ち込みもしました。けれど、たとえ断られたとしても自分自身を否定されたわけではないですから、切り替えることが大事だと考えるようになりました。
 
 いまは、就業しているスタッフさんのフォローです。悩みや相談事があれば耳を傾け、就業先の企業にも伝えます。より働きやすい環境をつくることも私たちの大切な役目だからです。派遣先企業にできるだけ長く勤務していただくことが、スタッフさんにとっても、企業にとっても、そして我々にとっても良いことなので、日々のフォローは欠かせません。

——お仕事のやりがいを教えてください。

 やはり成約したときです。誰かの人生の転機にかかわる仕事をしたいと入社前から考えていたので、成約するたびに大きなやりがいを感じています。つらいことも、うれしいことも、結局は人と人。それが人材業界で働く魅力だと思います。

——今後の目標を教えてください。

 私の周囲には、すごいと思える優秀な先輩方がいます。私自身も、これから入社する新しい仲間にそう感じてもらいたい。そのため数字でしっかり結果を出し、大きな背中を見せられるような先輩になりたいですね。一方で、数字だけを見るのではなく、企業とスタッフさんに寄り添うことを忘れないように、今後も日々の業務に取り組んでいきたいです。

<ヒューマンリソシア株式会社・会社概要>
総合人材サービス会社として、人材派遣、人材紹介、業務受託サービスを全国26拠点で展開しています。1988年創業以来、教育事業をバックボーンに多彩なサービスを展開するグループの総合力を活かし、「人材」に関する幅広いサービスを提供しています。


※2023年4月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
 肩書き・部署名等は取材時のものとなります。



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