#13 新ヴァラモ修道院(フィンランド・北カレリア)
フィンランド東部の北カレリアに、新ヴァラモ修道院があります。フィンランド正教会で唯一の男子修道院です。
修道院の歴史は、ラドガ湖の島(現ロシア連邦カレリア共和国)にあるヴァラーム修道院まで遡ります。ヴァラーム修道院は1917年にロシア革命が起きてフィンランドが独立したときに、フィンランド正教会になりました。しかし1940年の冬戦争でソ連に敗北して占領されたため、190人の修道士たちは戦禍を逃れて北カレリアのヘイナヴェシにやってきました。そして、ある館で修道院創設者のイコン