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フィンランドの教会を巡る

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旅先では、必ずといって良いほど、教会と図書館を訪ねます。その町や人が分かるような気がするのです。愛してやまないフィンランドの教会を、一旅行者の目線で紹介します。そして、お気に入り… もっと読む
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記事一覧

#19 クオッカラの教会:わたしは命のパンである(フィンランド)

フィンランドで訪ねた教会&礼拝堂シリーズも、19番目になりました。  今回は、ユヴァスキュ…

#18 葡萄の教会、ヴィーイッキ教会:Viikin Kirkko(フィンランド)

ヘルシンキ郊外にあるヴィーイッキ教会を訪ねました。以前夏に寄ったときは閉まっていたため、…

#17 オリヴェシのアーチ型の教会(フィンランド)

イベントに参加するため、タンペレの一駅先にあるオリヴェシに数日滞在しました。オリヴェシは…

#16 ラーヤサロ教会:Laajasalo Kirkko

フィンランドで訪ねた教会の備忘録、第16番目はヘルシンキ中心部から10キロほど東の町、ラーヤ…

#15 ケリマキ教会:フィンランド最大の木造教会

フィンランドで出会った教会シリーズの第15番目は、サヴォンリンナの東20kmほどのところにある…

#14 ラウッタサーリ教会(フィンランド)

フィンランドで訪ねた教会や礼拝堂を、覚書的に書かせて頂いています。 ラウッタサーリ教会は…

#13 新ヴァラモ修道院(フィンランド・北カレリア)

フィンランド東部の北カレリアに、新ヴァラモ修道院があります。フィンランド正教会で唯一の男子修道院です。  修道院の歴史は、ラドガ湖の島(現ロシア連邦カレリア共和国)にあるヴァラーム修道院まで遡ります。ヴァラーム修道院は1917年にロシア革命が起きてフィンランドが独立したときに、フィンランド正教会になりました。しかし1940年の冬戦争でソ連に敗北して占領されたため、190人の修道士たちは戦禍を逃れて北カレリアのヘイナヴェシにやってきました。そして、ある館で修道院創設者のイコン

#12 ヘイノラの古い教会(フィンランド)

フィンランドを車で旅行するときは、走行距離が200km前後で済むように、泊る場所をアレンジし…

#11 アアルト大学内、オタニエミ礼拝堂(フィンランド)

ヘルシンキの西隣、エスポーにあるアアルト大学は、ヘルシンキ工科大学・ヘルシンキ経済大学・…

#10 十字架だけの大自然のチャペル:コリ国立公園(フィンランド)

フィンランドで印象に残った教会や礼拝堂を、マガジンに書いてきました。今回は十字架しかない…

#9 コリのDevil's Church:Pirunkirkko(フィンランド)

フィンランド人の心の故郷ともいわれるコリ国立公園から12kmほど行った道沿いに、Pirunkirkk…

#7-8 Sastamalaの2つの古い教会(フィンランド)

タンペレの西60kmのSastamalaに、2つの古い美しい教会があります。フィンランドの教会という…

#6 カンピ礼拝堂:ヘルシンキ(フィンランド)

ヘルシンキ中心部のショッピングエリアにあるカンピ礼拝堂。高さ11.5mのころんとした独特な形…

#4-5 ラップランドの二つの教会:サーリセルカ&ロヴァニエミ(フィンランド)

オーロラが観たくて、極寒のラップランドを訪ねました。バスの窓から見えるのは、凍てつくような白銀の世界。あまりに美しくて、ずっと窓にもたれかかって外の景色を眺めていました。ラップランドで出会った2つの素敵な教会をご紹介します。  サーリセルカは人口300人ほどの小さな町で、オーロラを観るためにたくさんの人がやってきます。ホテルで一息ついたあと、近くを歩いてみると、ほの暗い雪景色の中に灯りが見えました。何ともいえない暖かい光に誘われて近づくと、礼拝堂でした。 * 聖パウロ礼拝