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漂えど沈まず

書きたいことがまとまらない。
いろんなことがふわふわしたまま腑に落ちない感じ。
表題の言葉はそんな意味ではないはずなのに、今の自分にしっくりくる不思議。
パリの標語だというこの言葉にはいつ出会ったんだろうか?
遅く短い会社員時代には会社の自己紹介文に載せる「座右の銘」(←この言葉を思い出すのに10秒かかった…) に借用してみたり。
その時には、「大船に乗った気持ち」というよりは<カチカチ山>なんだろうなぁとどこかで感じていたんだったか、それは占星術で山羊座のシンボルの下半身が魚だと知った時に思ったことだったか。

でも泥舟に乗ってると思ってたのは私だけだったのかもしれないのだろうし、そもそも私の基盤が危ういのだ。そんな座右の銘を応募の時に書いてたなら即アウトだな…

そんなわけでその船はとっくに降りている。
だけど地に足がつかないフラフラ感は相変わらず。
いっそ沈んでみようかと思うこともしばしばだし、
実際沈むこともあるんだけれど、
蟹座でフォールの火星は下降する推進力も弱めなのか、
底の底に辿り着くのは容易でない。


心と体

ちょっとした待ち時間があったので、久しぶりに地元の図書館に行ってみました。
意外や気になったのがこちらの本。

フランスの哲学者ベルクソン、その名前と『笑い』という著書のタイトルだけは大学の頃から知っていたけれど、なかなか手に取る機会もなく。
「精神」という言葉と、"L'Energie Spirituelle"という原題に惹かれ
(日本語訳「精神のエネルギー」もそのまんまではあるのですが)
読み始めたらばやっぱり難解なのだけど、
ところどころ「おっ」と反応する文章がある。

「心」と「精神」とかって何がどう違うんだろう?
っていう最近の疑問を解くヒントになりそうな。

で、めずらしく次の日も図書館に出かけて行ってノートまで用意して読んでいたのですが、最初のようなワクワクはなく…
これはどういう精神の仕組みなんだろうか?それとも単に疲れていただけ??
ぽっかりと空いた待ち時間というのはどう使うのも自由なんだけど、
気合を入れて読みに行った時には、そこからどんな有益な情報を得ようかと、
変に肩に力が入りまくって腹に落ちなかったのかもしれない。

その後目に留まったのはこのタイトル。

うん、疲れていたんだろうなぁ。
パラパラとめくって「疲労度チェック」してみたら、ほぼ全部当てはまってた。

それでもって、図書館に『精神のエネルギー』を読みにいく前に、友人のところでセカンドハンドの本を買っていたのです。

脳と繋がっている身体部分を緩めることで脳も緩むし、脳の過度な使い方を控えることのできる体の使い方、という見方もできる。
まぁなんにせよ、そろそろインプット過多になりつつあるのだから、アウトプットは必要だし、身体のことを知るなら動かしてナンボ。

動画を見ながらの朝フラは12日目に突入。
重心は大地に、上半身はまっすぐ空に預け、
ステップはしっかり踏みつつ腕は滑らかに動かす。
それらの動きを流れるようにできるまでにはまだまだ練習が必要だけど、
時々スルッと(ほんの一瞬)できることがあって、それはとても心地よい。
偏りながらなんとかバランスを取ろうとしているようでもある。

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