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星のディグリー【29°】は「価値の比較」の度数

星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。
ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。

仕事納めの日から大雪。お休みをいいことに引き篭もりを決めたのに、外からのメールで揺さぶりをかけられ、なんでこんなに揺れるんだと思ったら、昨日は天秤座の下弦の月の日。
支配星の金星逆行中に天秤座の月とか、やばいです。
もう勘弁してくれ、と思うくらい堕ちまくっていました。
大掃除とか色々あるのに、何もする気が起きない...
というか、それこそが金星逆行のトラップで。
大雪の中、用事を済ませるために郵便局まで歩いたら、ちょっと気分が復活。
ディグリーのnoteが止まっていたことも思い出し、年内に仕上げようと動き出しました。


【29°】価値の比較、葛藤の度数

●2+9=11;価値を相対化、客観的で堂々巡りになる可能性
●2の数字の属性。陰陽図のように一つを二つに分ける
●20+9;比較の中で自分の考えを確立する
●比較とすり合わせをして次のサインに移動する準備

なんといっても、私のアセンダントがこの度数なのです。
だからなのか、堂々巡りしがちなのは...

天秤座29°「互いの知識に橋をかける方法を模索する人類」
天秤座は風のサインで人や文明の個性の違いに関心が強かったのですが、次の蠍座は水の固定サインで統合力を意味します。異なる複数のものを統合するといった場合に、共通点は何かを考えることに思い至ることになります。

天秤座領域に留まろうったって、だめなのだ、その先へ行かなくては。
なのにどうしてもここでつまづきがち。
そもそも風グレコン生まれ。木星も土星も、冥王星も12ハウスにある私たち世代。
世の中が「風の時代」になっていくのなら、もう少し生きやすくなってくれてもいいんじゃないか?
なんて甘いものではなくて、牡牛座での最後の地のグレコンを経て(ふと気になって調べてみたら、ネイタルのカイロンと同じ場所だった...)、本格的な風の時代の幕開けを象徴するのが水瓶座でのグレートコンジャンクション。
ネイタル太陽とはオポジションのサインで、ドラゴンテイルの近く。

こうであろう、と決めた途端に物事が違う方向へ動いていく。
だから決めずに風まかせでいた方が楽なのかもしれないけれど、
どうもそれじゃぁ具合が悪いのだ。
もう本当に、徹底的に変わらなければいけない。


29度(28.00-28.99°)のサビアンシンボル

牡羊座29°「天球の合唱隊が歌っている」
牡牛座29°「テーブルの前の二人の靴職人」
双子座29°「春の最初の百舌鳥」
蟹座29°「双子の体重を量るミューズ」
獅子座29°「人魚」
乙女座29°「読んでいる書類から秘密の知識を得る男」
天秤座29°「互いの知識に橋をかける方法を模索する人類」
蠍座29°「酋長に子供の命乞いをするインディアン」
射手座29°「芝をかる太った少年」
山羊座29°「お茶の葉を読んでいる女」
水瓶座29°「蛹から出てくる蝶」
魚座29°「プリズム」


向かい側は、自分にないもの。獲得していかなければならない性質。

牡羊座29°「天球の合唱隊が歌っている」
今まで物質的に考えていなかった牡羊座が、音楽的波動でもって考えるようになることを表しています。何か判断する時に、具体的な言葉や映像でなく、それ自身が持つ雰囲気や波動によってものを考えるのです。正確な判断力を持っています。

獲得する必要があるのは「正確な判断力」?
誰かの言葉や客観的な視点からではなく、自分で感じ取るところによる判断。

牡羊座は次の「地」のサインの牡牛座に向かい、天秤座は次の「水」サイン蠍座に向かっていく。
男性性の活動宮の、次のサインは女性性の固定宮。動と静、行動と受容。
真逆の性質を、受け入れていけるかどうか。
自分からアクションを起こさなければいけないと思うけど、ほんとうはそのアクションから受け取るものが大切で。次の原動力をその反応から受け取らなければ、どんどん枯渇して行ってしまう。
まずは地球に生まれたという大本の生命である私を、受け入れ認めるということ。
そこからもう一度スタート地点に立ち直して、ホロスコープを読み進める姿勢を。
それでもまた堂々巡りしちゃうかな?

●2+9=11;価値を相対化、客観的で堂々巡りになる可能性

この「11」とは水瓶座的なもので、「7」サインの天秤座も「客観」がキーワードになる。水瓶座は、もっと高い視点から「俯瞰」する。
これが堂々巡りの素だとしたら、打開する鍵は「主観」。
そして「価値」を扱うのは「金星」であり、主観的な「牡牛座」がポイントになりそうだ。

●20+9;比較の中で自分の考えを確立する

2021.12.29.折しも金星は逆行中。牡牛座には改革・革命の星天王星があり、水瓶座にある土星とスクエア。
ここらへん、がっつり取り組むタイミング。
主観を取り戻し、私自身が成長していくことに絶対的な価値を見出したい。
どの星も、どのサインも自分の中にあり、目の前にあるということ。
比較ではなく、徹底的に受け入れていく覚悟を。
「大宇宙は小宇宙なり」
その普遍性を一人ひとりが自分のものとして実感する時代。

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