見出し画像

星のディグリー【30°】は「サインを吐き出す」度数

星読み2年生の学びのnote。ディグリー篇。
ぐるぐるホロスコープ...サビアンシンボルからの延長で、星のディグリーを深掘り。

2021年の大晦日!
1年の振り返りもまだ途中のような気もするけど
ギリギリ、ディグリーのnoteも今日でひとめぐり。

【30°】サイン(のエネルギー)を吐き出す度数

●10という数字の三つの柱、三つの国が成立したイメージ
●3+0=3;クリエイティビティ・生産性・増殖し加速
●創造的法則が人の手を離れ自動的に動く状態
●サインの総決算隣まとめとなるが、悪い面も出てくる
●サインの持つ全てが離れていく、1度とは正反対の鏡のような働き

一つのサインの総決算のディグリー。
でも、人は同じところに留まっている訳にはいかないので、
次のサインへ向けて「ここから抜け出す準備」が必要な度数でもある。

だから、そのサインの特徴を本質として持っていながらも、
本人はそこから抜け出したいともがいているようなところが出てくる。
そこから抜け出すためにあの手この手を使うのだけど、それがサインの特徴をこれでもかと押し出してくるような印象があるかもしれない。

1度が無邪気にそのサインを体現するとしたら、30度は熟練の人。
もうそれ、やらなくてもいいんじゃないか?と、
生まれながらにサインの性質を全て持っているんだけど、
生きてく上では自分の持ってるもの以外の部分で、成長が課せられているような。

1度で裏側にあったものが30度では全て表に出てきてしまうのです。同化せず、意識的になったものは、たいてい本人から離れていきます。意識化されたものは、もう本人はそれをエネルギーとしては活用できなくなったものです。
(『ディグリー占星術』)

「離れていき、吐き出すプロセス」
「同化から異化へと移り変わるプロセスなので、総合化の力がある」


2+8=10→1
2+9=11→2
3+0=3

見事にまた最初へと繋がっていくような終わりのディグリーです。
それが私のこの三日間を象徴しているようでおもしろい。
12/28,29,30という日付もだし、12月だって1+2=3が出てくる。

チャートルーラーでもある金星の逆行とあいまって金星のマイナス面が一気に出てきて(「1」)、どうやったら手放せるのかもわからずもがいてもう途中で降参してそのマイナス面に浸って受容するしかなくなって(「2」)。

それは何度も巡ってきていたのかもしれない、脱皮のプロセス(「3」)。
もうちょっとゆるやかな時もあったかもしれないけれど、
天体の配置にも加えて、経験や体験が増えた分、ガツンとやってくる。

30度(28.00-28.99°)のサビアンシンボル

牡羊座30°「アヒルの池とそれが育む子供たち」
牡牛座30°「古代の芝地をパレードする孔雀」
双子座30°「海水浴をする美女たち」
蟹座30°「アメリカ革命の娘」
獅子座30°「開封された手紙」
乙女座30°「聞き取られなかった間違い電話」
天秤座30°「哲学者の頭にある三つの知識のこぶ」
蠍座30°「ハロウィンの悪ふざけ」
射手座30°「法王」
山羊座30°「秘密のビジネス会議」
水瓶座30°「アーダスの咲いている野原」
魚座30°「巨大な石の顔」

いよいよディグリーの学びも一巡りしますが、終わりは始まり。
次は何を学んで行こうかと思うけど、永遠に循環していくんだろう。
引き続き、天秤座で考察。

天秤座30°「哲学者の頭にある三つの知識のこぶ」
知識の完成度と客観性の素晴らしさがあります。ただ、知識や知恵には働きかける力がなく、それらの限界をここで感じることになるでしょう。

限界...まさにそれを感じていたところ。
星読みに出会ったことは、客観的にこの状況を理解することを助けてくれる時もあるけれど、じゃぁそれをどう自分の中に取り入れていけばいいのか、そこには見えない大きな壁を感じています。
抜け穴はあって、自分が本当は小さな存在だということに気づければ、するっと抜けていけるのかもしれないけれど。

そうそう、射手座の月の一つ前の度数も30度だ。

蠍座30°「ハロウィンの悪ふざけ」
それまで恐ろしい引力や迫力を持っていた蠍座のパワーが失われて、怖い形相をしていても笑えるといったパロディ化された状況が現れています。すでに蠍座に対する執着心がなくなったところから見ると、蠍座の怖さはそのように見えるということです。

ネイタルの月はかろうじて射手座。
だけどもう少し早く生まれてしまっていたら、蠍座だったんだ。
小さい頃ずっとムスっとしていたのは、きっとこっちに引っ張られてたから。
深刻になりすぎないこと、執着を手放して理想の方向へ飛び出すこと。

求めても求めても手に入らない射手座の月案件の大きな手放しを経て、
射手座への幻想(海王星もあるからね)を抜けて少しずつ客観的に見れつつある。

ネイタルはもう十分味わった。振り返るのも大事だけど、どんどん新しい方へ。

2022年はどんな学びのステージに行くんだろう?
射手座の月と海王星の支配星は天秤座にある。
結局そのあたりでウロウロしがちなネイタルチャート...
だけど射手座の元来の自由さを発揮して
もっと自由自在にホロスコープを読んでいけたらいいなと思う。

サポートありがとうございます!ますます循環させていきます💫