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短歌集(アトリエトモコ)

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アレな短歌集 日常のフォトギャラリーも兼ねます。
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記事一覧

浅春の歌 アードベッグと世界三大古戦場

浅春の歌 アードベッグと世界三大古戦場

※アレな短歌集

ムズムズを感じる季節になりました。

言葉を五七五七七に収めるのは
表現したいことを、最適なコトバを脳みそ総動員して再構築する創意工夫が面白い。
(そんなことすでに先人が言ってるだろうけど)

理系っぽいロジックなのに風流というか。それによって失われるニュアンスもあるし。散文的なのは出来の悪いミステリーめいてくるけれど。

え?古くさい?
「古風」気取りの大人版・中二病こと、アト

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冬の歌 日曜の夜

冬の歌 日曜の夜

※ヘッダーはざがね様の写真をお借りしました。ありがとうございます。

はい、ウチの日常会話です。
平日険悪ムードでも、お連れ合いが、軽妙にそう返すノリって救われるんですね。
そう、飲めばいいのだ。
まっとうな大人の振りはやめようぜ。
以下、お酒に関する、じゃなかった。それは #お酒草子

こちら、日常でエモい感じのことを綴った約31音の短歌集です。

解説は写真と共に回想しています。
よろしければ

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初秋の歌「ひとり山月記または、たまには寝たい」

初秋の歌「ひとり山月記または、たまには寝たい」

※久しぶりのアレな短歌集。
写真は三献の茶像と秋の空(長浜駅)

詩なんてかけない強がりな人間は、
手芸とか、わりと得意なのに、浮世は生きづらい不器用な人間です。
いっそ周りが雑で、私の解像度が高すぎるのわよと、
自惚れてみる。言いたい放題人間よ!

ハイ、失礼。
他は非凡で卓抜な白眉であるのに(まだ言うか!)
短歌だけは月並み~な出来なのな~ぜ。
嫌味のない自虐と謙遜は大人の嗜み。
ワタシなんて

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初夏の歌「ラ・ムーたこ焼き」

初夏の歌「ラ・ムーたこ焼き」

※短歌・俳句集その2です。

大昔にしたためた、こっぱずかしいポエムってありますよね。
黒歴史?デスノート?もう燃やしちゃった?
失くしたものはいつもあなたの心の中にあるのですよ。

「年頃の女子がどうして詩を書かないことがあろうか」

年頃でないので詩なんて書けないよ!
でもあれこれ推敲するのは、大人のたのしみですね。

あまりロマン溢れるのは恥ずかしいけど
くすっと笑えるけど変な歌ってのが最近

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春の歌・反逆の歌「イクメン」

春の歌・反逆の歌「イクメン」

※某朝ドラの影響?
短歌・俳句・川柳などを詠むのにはまっています。
まあ難しいことは考えず、ざっくりと気楽に。
いそいそとポエムを綴るなんて思春期以来じゃないか。

あの頃と違うのは屋根の上の盛った猫のように
「心を感情にハイジャック」されることもないので、
しみじみとした日々の幸せが心地よいのです。
それがオバサン化というのなら、オバサン上等。
今日もいい天気だ。

渾身の脱力歌7首

①「イク

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