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国鉄 ED14 電気機関車 鉄コレ N化ガイド

ED14は1926年にアメリカから4両が輸入され、東海道本線、中央線、飯田線、仙山線、近江鉄道などで使用されていました。

この車両は鉄コレで発売されて人気だった 国鉄 ED14-1 電気機関車 です!
今年は5年振りに 国鉄 ED14-4 電気機関車 が発売される事になりました。

小さくても実在していた車輛なのでミニレイアウトでもリアルさが増して重宝します。 オプション部品を使い走行可能にNゲージ化してみました。
一部は純正部品ではなくアレンジですが是非参考にしてみてください。


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使用キット:
TOMYTEC 鉄道コレクション 国鉄 ED14 (ED14-1)
TOMYTEC 鉄道コレクション TM-ED02 電気機関車用 動力ユニット 
KATO 11-401 直流用パンタグラフ PS14 2個入



用意するもの:
ニッパー
カッター
アートナイフ
ピンセット
スケール(定規)
サンドペーパー
アルミテープ
ブリスターパックの端材
など



それでは作り方を紹介します。

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■カプラー(連結器)の交換
購入時はディスプレイ用に両側共に写真上のダミーカプラーになっています。N化して連結させる為に好みの連結可能なカプラーに交換します。
前側はスノープロウを付けたいのでダミーカプラーのままにしました。
後ろ側は写真中央のアーノルドカプラーを写真下のKATOカプラーに変更します。KATOカプラーはカプラーポケットの干渉部に合わせて少しカットしています。


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■手摺に車番プレートを付けてから手摺をデッキに取り付けます。
手摺と車番プレートは予備が1個ずつ入っていました。


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■台車枠の取り付け
オプションの動力ユニットに既存の台車枠を外して移設します。


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■カプラーの取り付け
オプションの動力ユニットにカプラーとデッキを移設します。


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■ダミーカプラー側の先頭部
台車にダミーカプラーとスノープロウを取り付けました。


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■KATOカプラー側の連結部
台車にKATOカプラーを取り付けました。


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■パンタグラフをよりリアルな物に交換します。
プラの固定式から金属の可動式に。
KATO 11-401 直流用パンタグラフ PS14 2個入
旧型電機には黒枠が好みなのでこれにしましたが、
純正品は TOMYTEC 0211 PS14形 2個入 になります。


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■パンタグラフ取付ベルトの製作。
他社製なので穴径が違いこのままでは抜けてしまい付きません。着脱式にしたい場合はブリスターパックにφ1mmを 4mmピッチで穴加工し、写真のような形状に切り出しカットします。


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■取付ベルトの取り付け。
取付ベルトをパンタグラフの2本の足に通します。
抜けずにしっかりとまる穴サイズになっていればOKです。


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■パンタグラフの取り付け。
取付ベルトを屋根の2つの四角い穴に通します。
ボディの内側から取付ベルトをアルミテープを貼って固定します。


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■パンタグラフを外すとこんな感じに。
パンタグラフの取り付けが完了しました。
ここでボディ側面の車番プレートも取り付けておきます。


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■車内部品の目隠し
このままでは車内が丸見えなので黒い画用紙で目隠しを作ります。


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■動力ユニットに被せるとこんな感じに。
或いは黒のポスカでダイキャストを塗装しても構いません。
ポスカは嫌な臭いも無くすぐに乾き、艶消しなのでとても便利です。


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■ボディを動力ユニットに被せます。


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■完成です!
低速から滑らかにとても良く走ります。
最小通過半径はR117mmでも走行可能でした。
1両作ってみてはいかがでしょうか?


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