見出し画像

阪神電車 武庫川線 鉄コレ N化ガイド

阪神電気鉄道株式会社から武庫川線のディスプレイモデルが発売されていました。
トミーテック製の鉄道コレクションシリーズなのでカスタマイズが可能です。
オプション部品を使い走行可能にNゲージ化してみました。
純正部品は入手難も多く一部はアレンジですが是非参考にしてみてください。


画像1

使用キット:
TOMYTEC 鉄道コレクション 阪神 7861形・7961形 2両セット
TOMYTEC 鉄道コレクション TM-12R 19m級A 動力ユニット 
TOMIX TNカプラー 0336 (6個入)
KATO 11-405 阪急用パンタグラフ  (2個入)

用意するもの:
ニッパー
カッター
アートナイフ
ピンセット
スケール(定規)
サンドペーパー(やすり)
樹脂用高強度両面テープ
ブリスターパックの端材
木工ボンド(TOMIXシーナリーボンド)
アルミテープ
など



それでは作り方を紹介します。

画像2

■パンタグラフをよりリアルな物に交換します。
プラの固定式から金属の可動式に。
KATO 11-405 阪急用パンタグラフ(2個入)が近似で入手性が良くお勧めです。
純正品は記載が無くて分かりませんでした。



画像3

■パンタグラフ取付ベルトの製作。
他社製なので穴径が違いこのままでは抜けてしまい付きませんでした。
ブリスターパックを 38mm×2mm にカットしてφ1mmを 4mmピッチで穴加工します。
作り難い場合は穴を開けてから切り出しカットしても作れます。


画像4

■取付ベルトの取り付け。
取付ベルトをパンタグラフの2本の足に通します。
抜けずにしっかりとまる穴サイズになっていればOKです。


画像5

■パンタグラフの取り付け。
取付ベルトを屋根の2つの四角い穴に通します。


画像6

■パンタグラフの固定。
ボディの内側から取付ベルトをアルミテープを貼って固定します。


画像7

■パンタグラフの取り付けが完了しました。


画像8

■列車無線アンテナを取り付けます。
運転席の屋根の内側にある穴ガイドからピンバイスでφ1mmの穴を貫通させます。


画像9

■アンテナの取り付け
穴のバリをアートナイフなどで仕上げてからアンテナを差し込みます。


画像10

■アンテナの抜け防止。
裏面から木工ボンドかTOMIXシーナリーボンドで抜け防止をしておくと安心です。



画像11

■車輪をよりリアルな物に交換します。
プラ車輪を金属車輪に交換します。
KATO 11-605 中空軸車輪 が安価で入手性が良くお勧めです。



画像12

■連結器をよりリアルな物に交換します。
ダミーカプラーとアーノルドカプラーを TOMIX TNカプラー 0336 に交換します。
トレーラー車の台車枠はカプラー部分をニッパでカットしておきます。
動力車は付属の床下スペーサーを使い取り付けます。


画像13

■トレーラー車にウェイトを追加します。
車重が軽いと走行中に脱線するので安価な板重りを追加します。
長さ78mm以内であれば収納スペースに納まります。
細長く折り畳んで2本入れておきました。



画像14

■動力車の台車枠を加工します。
動力車用の台車枠が用意されていないので既存品の移植が必要になります。
台車の外枠をニッパでカットして裏面をカッター、やすりで平らに仕上げます。
車輪の軸受け部分も集電金具が納まるようにドリルなどで凹みを広げます。
折れやすいので慎重に加工してください。
台車枠と動力台車は樹脂用高強度両面テープで貼り付けます。
両面テープが薄い場合は2重にして凸凹を吸収して貼り付けると取れ難いです。
床下機器は動力車側の同じ位置に移設してください。



画像15

■それぞれのシャーシをボディに嵌め込めば完成です。


画像16

■よりリアルで走行可能なNゲージの車両になりました。


画像17

■好みで付属の方向幕や車番のシールも貼ってみてください。
数年前まではインレタもありましたがこちらは絶版になってしまいました。


画像18


閲覧して頂きありがとうございました。



この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?