あたぼうステーショナリー

スライド手帳、飾り原稿用紙などを企画、販売するあたぼうステーショナリーです。 2021…

あたぼうステーショナリー

スライド手帳、飾り原稿用紙などを企画、販売するあたぼうステーショナリーです。 2021年、飾り原稿用紙 綾至極、発売! ネットショップは https://atasta.shop/

マガジン

  • あたぼうステーショナリーからのお知らせ

    あたぼうステーショナリーの新製品情報とか、新聞の情報とか、メディア掲載とか、そんなことを載せていきます。

  • さかがみ文具店物語

    街の文具店、さかがみ文具店で起こる、さまざまなできごとをお届けするマガジン(フィクションです)

  • #お手紙リレー 実践記

    2020年4月18日から開始した、 #お手紙リレー 企画の実践記を残していきたいと存じます。

  • 文房具界隈にいるキャラクタ

    文房具界隈にいるキャラクタを調査しています。いわゆるディズニーなどのキャラクターが文房具になったものを対象にしているのではなく、文房具メーカーが自社で設定したキャラクタなどを調査しています。

  • リフィル戦隊 JAVARANDER

    2024年4月1日のエイプリルフールで、あたぼうステーショナリーが吹いた、「リフィル戦隊 JAVARANDER」のお知らせ。ごく一部の方に受けたので、ストーリーを作ってみようと思い立ちました(笑)。

最近の記事

  • 固定された記事

2024年のあたぼうステーショナリー

2024年も明けました。あけましておめでとうございます。 今年もあたぼうステーショナリーをどうぞよろしくお願いいたします。 飾り原稿用紙について2024年の飾り原稿用紙は、少なくとも1種類の新製品を予定しています。 既に着手しておりますが、今後、難航が予想されます。 今回の新作は、昨年の浮遊枡とはまた違った問題作です。 出来栄えが私も楽しみですが、発売後の売れ行きは心配です。 ふたふで箋などの関連製品について A4サイズの飾り原稿用紙以外のふたふで箋、A5サイズ、まるふ

    • できるかな、ノート

      おはようございます。あたぼうステーショナリーの佐川(中の人)です。 早速ですが、昨日、できるかな、ノート(学研ステイフルさん企画販売、サンリオさん、NHKエンタープライズ許諾)を弊社ネットショップで少し販売しました。 これは、都内のある文具店さんに行った際、倉庫から発見したものでして、店頭に並べないなら弊社のネットショップで売ってみますか!ということになりまして、預かったものでした。 0時に販売開始するように自動設定していたのですが、12時頃までには全て売れてしまいまし

      • 第五話 国語の先生

        おはようございます。さかがみ文具店に商品を納品しております問屋の営業担当です(^_^)/。今日はさかがみ文具店によく来ていた国語の先生の話です。 実は、さかがみ文具店のそばにはいくつか学校があります。前にも話した美術系の専門学校以外にも小学校があります。 アンドー先生一番近くにあるのは、上里中小学校です。かみさとなか小学校です。かみざとちゅうしょうがっこう、ではありません。ややこしい。 ここにアンドー先生という、国語を専門にしている先生がいました。小学校で教科主任のような形

        • #お手紙リレー 、第17期、進んでます

          今期で第17期になった #お手紙リレー 。 昨日時点で23通のお手紙がリレーされていますが、既に始めてから1カ月弱が経過していますので、ペースとしてはこれまでで一番遅いかも知れません。 私は中を見ないルールになっていますので、一体どんなお手紙がやりとりされているのかがわかりません。 が、Xなどを見ると、いろいろ外側に工夫がなされたお手紙などもあるようで、送る側ももらう側も楽しくやってくれているのかなと思います。 昨今、郵便局の働き方改革で、封筒などの到着が以前よりは少し遅

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        2024年のあたぼうステーショナリー

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          5本
        • #お手紙リレー 実践記
          49本
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          16本
        • リフィル戦隊 JAVARANDER
          30本
        • 文具、文房具に関すること
          13本

        記事

          第四話 店長の万年筆

          最近、私自身も万年筆にちょっと興味がありまして、、、ですが、高いものは安月給の私にはとても買えません。なので、今は安い入門用の万年筆で練習中といったところです。 今回は、店長の万年筆について聞いた話を書いてみますね。 シェーファーの万年筆早速ですが、店長の万年筆はシェーファーの万年筆です。なかなか、古いものらしいです。私にはわかりませんが、年代物のようで、店長も実はあまり使っていないらしいです(笑)。 この間、ちょっと聞いたら、大事にしていると言ってました。ペン先が詰まっ

          第四話 店長の万年筆

          飾り原稿用紙ノート、発売

          おはようございます。今日は宣伝です。 飾り原稿用紙ノート、5月25日に発売しました先般からSNSなどでお話ししておりました、 #飾り原稿用紙ノート を5月25日に発売しました。 飾り原稿用紙ノートは、本紙に5種類の飾り原稿用紙をはさんであります。波抹茶、轟雲龍、碧翡翠、金鶯錯、蔓葡萄の5種類です。それぞれ、印刷色は独自の色になっていますので、既にこれらの飾り原稿用紙をお持ちの方々でも別の楽しみを持てるのではと期待しております。 また、紙は「キンマリスノーホワイト」を使っ

          飾り原稿用紙ノート、発売

          第三話 ジェットストリーマーコージ

          いつもお世話様ですm(_ _)m 今回は営業的挨拶から(笑) さて、今回のさかがみ文具店。ちょっと、正直、こういうのに疎い私が書くのがためらわれる話です。 ジェットストリーマーさかがみ文具店の常連さん、といっても実際にはその人が勤める会社が常連さんでお金を払っています。ま、それはいいとしてコージさんという人がいます。彼が勤める会社は、外構工事を下請けでやっています。なかなか忙しい会社のようで、コージさんはいつも日に焼けて、冬でも顔が真っ黒です(笑)。 で、なんでこのコージ

          第三話 ジェットストリーマーコージ

          宇宙遊泳に山形に行ってきた

          まずは、山形で行われた宇宙遊泳にいらしてくださった皆様、ありがとうございます。また、ボランティアの皆様、販売側の皆様、お疲れさまでした。 さて、初めて山形の宇宙遊泳に行きましたが、懐かしいお顔の方に会ったり、新しいユーザーさんに会ったりと、ありがたい時間になりました。 特に、飾り原稿用紙ノートを思った以上にお買い求めいただきました。ネットショップなどでは25日からの販売としています。が、今回の宇宙遊泳に合わせて、工場から少し先行して送ってもらったものを先行して販売しました。

          宇宙遊泳に山形に行ってきた

          第二話 PARKERを買いたい男の子

          前回の、モノばあちゃんの話はどうだったでしょうか。文具に限らず、いろいろなものには思いが詰まっていますね。八百万の神とは良く言ったものです。 さて、今回は文具が好きな男の子の話です。 小学生のリョウくんこの男の子は以前からよくさかがみ文具店に来ています。私も何度か見かけたことがあります。大抵は、たくさんのペンが並んでいる什器の前にいることが多いですが、時にはノート、時にははさみ、そして時にははがきのコーナーに居たりします。 店長もこの子をよく知っていて、私がその子についてち

          第二話 PARKERを買いたい男の子

          文房具界隈にいるキャラクタ16

          ここのところ、一生懸命探している、文房具界隈にいるキャラクタ。 今日は、コーリン鉛筆さん。 コーリン鉛筆さんのこのロゴマークにいる顔。これ誰?と思って少し調べてみた。 おもしろかったのは、この顔の向きが右向きから左向きに変わったという話。そうなのねえと。 今、コーリン鉛筆さんは本社がタイにあるんですよね。 以前は私の故郷、葛飾区にあった。 ところで、このロゴマークの顔、女性らしいです。 コーリンという文字はアイルランド語で「女の子」という意味だそう。 今度、コーリン鉛

          文房具界隈にいるキャラクタ16

          お手紙リレー、始まりました

          2024年5月5日から、第十七期のお手紙リレーが始まりました。今期もよろしくお願いします。 6月21日の夏至までです。 今期は何通来るかな。

          お手紙リレー、始まりました

          第一話 モノばあちゃん

          さかがみ文具店まず、この物語の舞台になる「さかがみ文具店」について、説明することにしましょう。 さかがみ文具店は、東京都内のある街に永年ある「街の文具店」です。みなさんが容易に想像できる、まさにそういう文具店です。老若男女が来店し、それぞれ必要に応じて文具を手に取り、購入していく、そんな文具店です。 店長夫婦は既に30年ほど、この店で働いています。夫である店長は釣りが好きで、休みごとに出かけています。妻である副店長も活発な女性で、近所の奧さんに人気があります。他に、文具に詳し

          第一話 モノばあちゃん

          第三十話(最終話) hoririumの技能と異世界

          連載の最後は、私、hoririumがお届けしよう。さて、ここまでの二十九話は楽しんでいただけただろうか。サガワンやこひなたんの旅は終わったが、少し種明かしをしておこう。 実は私は錬金術師を名乗っているのだが、実は元々は超自然的存在なのだ。人間界の一部からは神とか、仙人とか、天狗とも呼ばれていたが、そんなことはコーヒーに砂糖を入れるか否かと同じように、どうでも良い。 私が人間界からこの手帳大陸に来たのは、境遇としてはサガワンと近いのだ。いや、遠いのかもしれない。そして、私の場

          第三十話(最終話) hoririumの技能と異世界

          第二十九話 倉庫の裏

          シノンに連れられていく二人。倉庫の裏で待っていたのは? 最終回前は、TTがお知らせする。 工場シノンは倉庫の横の細い道を通り、裏の方へ行く。サガワンとこひなたんも続く。かなり長い。というか、倉庫はこれだけ大きいのか?とふとサガワンは疑問に思う。 「シノンさん、倉庫は大きいんですね」 「ははは、そう思うだろ?実は異世界とつながっているところなので、ちょっと奥まっているんだよ。倉庫自体はそれほどでもないよ」 「なんと!シノンさん、異世界に行けるんですか?」 「いや、人は通れない

          第二十九話 倉庫の裏

          第二十八話 倉庫屋

          今回はこひなたんの視点でお送りします。 手帳を扱っている雑貨店で倉庫屋さんの場所を教えてもらったのですが、ちょっと不安ではあります。ただ、雑貨店が仕入れている倉庫屋さんなんだから、きっともっと幅広い情報を持っていることは間違いないでしょう。 Itto一派教えてもらった道を進んでいくと、倉庫屋はすぐにわかりました。なぜなら、いわゆる倉庫!という感じの佇まいだったからです。エルフの私にもちゃんとわかります。倉庫の前にはたくさんの荷馬車が停まっていて、たくさんの人たちがその荷馬車

          第二十七話 覚醒

          語り部TTである。サガワンとこひなたん、濁流に飲み込まれるのか?というところで、来週に続く!みたいになって、なんともテレビ的になったが、続きである。 モーゼは誰かサガワンとこひなたんに危険が迫っている。決壊した堰は、その決壊の速度を上げて2人に迫っている(って、キャプテン翼ばりに引っ張っているが(笑)。 二人は懸命に走っているが、もう間に合わないことは確実だろう。と、こひなたんが思った瞬間、サガワンが走るスピードを一気に緩める。 (サガワン!何考えてるの!飲み込まれるわよ!