節分とバルサム
輪島の神社で豆まきをしている映像を見た。
そこで恵方巻も振舞われていた。
不意に、柳田國男の「清光館哀史」を思い出す。
「痛みがあればこそバルサムは存在する」
豆まきに興味はないし、太巻きも好きじゃない。
でも、そこにあってよかった。
バルサムは鎮痛剤の一種。
なぜ踊るか。
なぜ撒くか。
なぜかぶりつくか。
なぜ書くか。
なぜ詠むか。
我が家のほかのカレーは左右に分けて盛るが、キーマカレーは上に乗せる。
理由は自分でもわからない。
「三十一(みそひと)の文字は 鎮痛剤なりて 痛み無き人の要はわからぬ」
読んでいただきありがとうございますm(__)m