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《ただの顔タイプ○○な人》になるために診断を受けたわけじゃない。

顔タイプソフトエレガント、パーソナルカラーソフトオータム、骨格ウェーブの私のスペックは、あまり盛り耐性がない。

小さくて上品なアクセサリー
淡いカラー
柔らかい素材

が似合うとされ、やはり、盛り耐性がないのである。

自覚した上で、オシャレを楽しむ日もあれば、自分のスペックに合わせる日もある。


そんな中で気が付いたことがある。

無地×無地が似合わない。

ソフトエレガントが基本的に似合うとされる無地。また、ソフトエレガントが得意なオフィスカジュアルには、無地×無地はよく見かけるのではないだろうか。それがまるで似合わないのである。


そんな中でもマジで似合わないのが

無地ブラウス×無地フレアスカート×装飾のないパンプス

ハイウエストで骨格ウェーブ優勝のシルエットを死守してもイマイチ似合わないのである。なんか違う、なのである。
無地のミモレ丈スカートは最悪。全体をのっぺりとした印象にさせ、垢抜けとは程遠い場所まで連れていかれてしまう。


なんでしっくりこないのか考えてみた。

答えは単純。


私は、無地ブラウス×無地フレアスカート×装飾のないパンプスを纏ってそうな女ではない。そんなお淑やかな女ではない。


内面に全く合わない、なので周りから見てもパッとしない、一致しない、似合ってるはずなのに、ただおとなしいだけのファッションになってしまう。

そんな服を身にまとった日には、出会った友達からは、

「今日どうしたん?w」「清楚系やんw」

みたいな、言葉の後ろに草が生えてそうな言葉を浴びせられる始末。むしろ、なぜ服装にコメントしたのだと言いたくなるような言葉しか聞いたことがない、まったくろくなことがない。
いや、そんなに似合ってないことを教えてくれてありがとうとは思うけども。

同じ無地の組み合わせでも、テーパードパンツを履いた方が似合うのは、内面の活発さがにじみ出ているからだろうか。


もちろん、ソフトエレガントと言いつつも、曲線多めのためフェミニンに寄せた柄を身につけると華やかになる、というのは確かにある。

それにしても、ブラウス激推しされがちなスペックなのに、ブラウスを着て一向に優勝できず、診断を受けてから約2年ほど、もどかしい時間を過ごしたものだ。

【ブラウス】というアイテム自体が「ソフトエレガント」なのに、そこに更に「ソフトエレガント」が得意な【無地】という要素を突っ込んでしまうと、マジで、《ただの顔タイプソフトエレガントな人》が出来上がってしまう。
私って誰やねん状態。気付くのが遅かった。いや、まだまだこれからか。

ちなみに、無地と言っても、リブ素材など素材そのものがアクセントを作ってくれるようなものは得意だし、目を引く明るいカラーものっぺりとさせないでいてくれる。ありがとう、君たちは信用できる。


全てのスペックを鵜呑みにして服を組み合わせると、内面とちぐはぐな自分になってしまい、非常に生きづらい。私が演じたいファッションテーマに、《ただの顔タイプソフトエレガントな人》は存在しないのだ。



結論、

柄物しか勝たん。


つづく。


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