Google I/O 2024がほぼAIだった件
Google I/O 2024というどでかいフェスが、日本時間で言うところの14日の深夜から15日の早朝という不健康な時間帯で行われました。
年次開発者カンファレンスであるGoogle I/Oでは、検索、ワークスペース、写真、Androidなどの便利な製品や機能が発表されるのですが、今年は体感97%がAIでした。
その内容をAIを使わずにご紹介しますが、結論から言うとAI使っといた方がいい文章になりました。
ピチャイCEOのお話
イベントでは大体偉い人のお話があります。校長先生だってそうです。
Googleももちろんそうですが、いわゆる目次的な内容なので割愛します。
Gemini アップデート
現在、20 億人のユーザー製品のすべてに Gemini が使用されています。
安心の200万トークン対応
100万トークンに対応していたGeminiですが、200万トークンいくみたいです。
雑計算で100万文字ぐらい突っ込んでも大丈夫です。
というと「いつ使うん?」と言われそうですが、マルチモーダル感は強めになっていたので、動画とか入れるのには安心です。
Gemini 1.5 Flash
Gemini Proより軽量なモデルです。
Gemini nanoちゃんはAndroidとデスクトップ版Google Chromeに全ツッパです。
Gemini APIでGemma 2とPaliGemma
オープンソースのGemmaも進化するようです。
Gemini API 開発者コンペティションというのも行われますので奮ってご参加ください。
PaliGemmaはマルチモーダル寄り、Gemma2はGemmaの正当進化系という認識ですが間違ってたらすいません。
PaliGemmaはVertex AIで使用でき、Gemma2は近日公開予定です。
Google Workspaceと連携強化
Googleツールユーザーにとっては結構嬉しいですね。
VideoFX、ImageFX、MusicFX
いわゆる生成AI軍団ですね。ウェイトリスト軍団でもあります。
プロンプト候補がぽわぽわ出てくるのがGoogleの生成AIの特徴です。
VideoFX
Veoという名前で出していました。
OpenAIのsoraちゃんを狙っているのでしょうか。
ImageFX
画像生成AIもImagen3とバージョンアップしております。
MusicFX
テキスト生成の後にDJモードがあるのがいいですね。
Android
AndroidでもGoogleAIが使えます。
「Pixel、Samsung などのスマートフォン エクスペリエンスのあらゆる部分に Google AI を組み込んでいく予定です。」とありますが、私はiPhoneメインで安価なAQUOS使ってるので搭載されるのかちょっと不安です。
Circle to Search(かこって検索のネーミングセンス…)とかが強くなったり、動画撮りながらGeminiとおしゃべりできたりとなかなか楽しそうでした。
SGEはAI Overvewへ
SGEはAI Overvewと名称変更したようです。
日本語では「AIまとめ」になるかもしれません。ネーミングセンス!
まとめ
月曜日まではClaude
火曜日にGPT-4o
水曜日にGemini
大変ですね!
でもユーザーにとっては選択肢が増えるのはいいことだと思います。
知らんけど。
基本的にふざけてます。たまに真面目になります。ギャップ萌えです。