月は無い無いポイント?!

月は欠損だとおっしゃって占星術の世界に賛否の議論を引き起こしたマドモアゼル・愛先生の月の理論。救われましたと云う人も多い一方、所有の意味があるという牡牛座の月の例にカルロス・ゴーン氏が出ているが(レバノンから動けないにしても)、庶民より贅沢な暮らしをしているではないかなどの指摘もあります。また愛先生のコメント欄で知り合った方(で月の位置などを書いてくれている方)の月を考えると、月は太陽がそのサインより、そのサインらしさが出ている感じがします。また、職業として成立しないと云うわけでもなさそうです。そもそも月水瓶座の私が占星術ネタで書いていいのかと云う気もしますが、松村潔先生も月水瓶座だし、ディーン・ルディア先生も月水瓶座です。

私は愛先生のお話を聞いていると月は神経症ポイントかなと思いました。こうあらればならないみたいな気持ちが強すぎて神経が衰弱しやすいポイントかなと。

ところで、三浦さやかさんのこちらの記事

に「’’ない’’という状態にフォーカスし、’’ない’’という状態を創ってしまいます。」とあります。月はこの「ない」とか「十分でない」意識にフォーカスしやすいものを示していると解釈できるのではと思います。実際にゴーン氏は今でも庶民よりずっと贅沢な暮らしをしているとしても、まだ「十分ではない、もっとお金が欲しい」みたいな感じでああいう事件を起こしたのではないかと考えられるわけで。

『日月神示』上つ巻第二十五帖に「(前略)一日一握りの米に泣く時あるぞ、着る物も泣くことあるぞ、いくら買溜めしても神のゆるさんもの一つも身には附かんぞ、着ても着ても、食うても食うても何もならん餓鬼の世ざ。(後略)」とあります。「着ても着ても、食うても食うても何もならん餓鬼」の世界は嫌なものですね。😅


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