yagi

3Dプリンタを使って天体望遠鏡関連のパーツを作っています。

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最近の記事

Bambu Lab A1 mini 導入戸惑いポイント

twitterなどで評判よさげだったのと2周年記念価格398につられて買っちゃいました(AMS liteなしの方です)。ネット見てると簡単に使えそうだったんですが、結構戸惑ったのでちょっと書き留めておきます。 戸惑い1:スマホがないとできない?最初にユーザー登録が必要で、そのためには専用アプリが要ります。(もしかしたらアプリなしでも行けるかもですが) 答え?:スマホに専用アプリBambu Handyをインストールしておき、手元に置いておきましょう。 備考:ユーザー登録後

    • サイクロン掃除機を3Dプリンタで作ってみた

      はじめにSNSで3Dプリンタでサイクロン集塵機を作っている人の投稿を見ました。 どうやってモデリングするんだろう?と思い、FreeCADで四苦八苦しながらモデリングしたらなんとかできて、そうしたら実際に印刷して機能するのか見てみたくなって、作ってみたら結構いい感じにできちゃいました。 その後、ならばと思って弐号機や改良版を作ってみましたが、なかなかこの初号機を越えられません。ビギナーズラック恐るべし。 設計方針ネットでいろいろ見てみるとほとんどのものはたとえばこの動画

      • SVBONY MK105MMレビュー(その6)〜おつきさま眼視観望〜

        『第二回「天リフ読者レビュー企画」』レビューその6です。 結論MK105MMは私が大好きなおつきさま眼視観望をしっかり楽しめる鏡筒です。 きままにつらつらとさてさて、私が見る星はほぼ月と太陽だけで、惑星とか恒星とか星雲とかほぼ見てません。で、レビューの鏡筒が届いたのが満月過ぎ、自宅の西向きベランダからは月も(深夜にならないと)見えないので、月がベランダに現れるまでレビューその1〜その5みたいなことをやってました。さて、7月下旬になってようやく月が現れてきました。明るいうち

        • 太陽(Hα)スケッチのススメ

          今年(2023年)5月末にHα太陽望遠鏡HELIOS1を譲り受け、太陽の眼視観望を始めました。そして7月中旬からスケッチを始めました。太陽眼視とスケッチは相性いいですよ。プロミネンスの変化をより体感できます。オススメです。 昨年から気になっていたHα太陽望遠鏡を手に入れ、よろこんで飽きずに1時間も2時間も見ています(註:適宜日陰で涼んで冷たい飲み物飲んでます)。すると太陽の周囲に上がるプロミネンスの形が変わってきているような気がしてきました。ほんとうに変わっているのか、ある

        Bambu Lab A1 mini 導入戸惑いポイント

          SVBONY MK105MMレビュー(その5)〜手持ち撮影やってみた〜

          『第二回「天リフ読者レビュー企画」』レビューその5です。 いつものように最初に今回の結論SVBONY MK105MMマクストフカセグレン式鏡筒は ・三脚使わず手持ちで一眼レフ直焦点撮影できます。 ・ピントノブが軽くカメラをホールドしたままピント調節できます。 まえふりぼすけさんの「ボスケのレンキンTV」の中で加藤純一先生によるISSの撮影方法の説明があったんですが、ビクセンのSD103S(焦点距離795mm、重さ5.5kg)の一眼レフ直焦点で三脚使わずに手持ちでISSを撮

          SVBONY MK105MMレビュー(その5)〜手持ち撮影やってみた〜

          SVBONY MK105MMレビュー(その4)〜暖色系〜

          『第二回「天リフ読者レビュー企画」』レビューその4です。 いつものように最初に今回の結論SVBONY MK105MMマクストフカセグレン式鏡筒は ・暖色系(赤がやや強め)の色味 ・ちょっと周辺減光強めかも そして ・「ゆるキャン△」サイコー、富士川町・身延町いいぞ!サイコー 長〜いまえふり(これが今回のメインなのか?)私の天体観測の対象は、夜は月、昼は太陽(Hα)で、西向きの自宅ベランダから眺めてます。レビューのMK105MMが届いたのは7/7で下弦の月、夜中以降じゃない

          SVBONY MK105MMレビュー(その4)〜暖色系〜

          SVBONY MK105MMレビュー(その3)〜バッフル長め〜

          『第二回「天リフ読者レビュー企画」』レビューその3です。 最初に今回の結論SVBONY MK105MMマクストフカセグレン式鏡筒は ・バッフル長めでケラレの「懸念」あり(実際の使用時は問題ないかも) ・近い側は3mまでピントが合う ・副鏡バッフルなし 経緯私の天体観測の対象は、月・流星(by ATOM Cam2で2021年8月末から)・太陽(by HELIOS1で2023年5月末から)で、自宅の西向きベランダで見ることがほとんどです。MK105MMが届いたのが七夕7月7日

          SVBONY MK105MMレビュー(その3)〜バッフル長め〜

          SVBONY MK105MMレビュー(その2)〜実はFL1500〜

          前回につづく『第二回「天リフ読者レビュー企画」』レビューその2です。 最初に今回の結論SVBONY MK105MMマクストフカセグレン式鏡筒は ・カタログスペック上、焦点距離1365mmとなっていますが、実測では焦点距離1500mmでした。 ・最大許容バックフォーカスがやや短く、私の標準的な使い方である正立プリズム+BS双眼装置をつけるとピントが合いませんでした。(微改造でピント合いました) 経緯MAK127のAZ-GTiセットを新品購入した後、シュミットさんの10周年ジ

          SVBONY MK105MMレビュー(その2)〜実はFL1500〜

          SVBONY MK105MMレビュー(その1)〜レビューまとめ〜

          天文歴2年半のいろいろ分かってない私ですが、あろうことか『第二回「天リフ読者レビュー企画」』に名乗りを上げ、2023/7/7から3週間お借りしました。レビュー対象はSVBONYの下記3つです。 MK105MMマクストフカセグレン式鏡筒 SV135ズームアイピース7-21mm SV207スーパープロッスル接眼レンズ15mm 最初におことわり私は天文歴2年半なので、今回のレビューと言うか感想と言うかは話半分でお読みください。さっそく最初に「私なりの結論」書いちゃいます。 レビ

          SVBONY MK105MMレビュー(その1)〜レビューまとめ〜

          AZ-EQ AVANT用・簡単着脱微動ノブの製作

          まえふりシュミットさんの16周年記念セールでAZ-EQ AVANTをゲットしました。 いえい! 使い勝手もよく、とても気に入りました。が、1つ問題に直面。遠征とかで持ち運ぶ場合、車に積みやすいようにフレキシブルハンドルを外すのですが、ハンドルを赤道儀に取り付けるネジを落としてしまいがち。買って1ヶ月で4回も落としてしまいました。下の写真のネジです。 取り外すと赤道儀側の軸に回り止めのキー溝(軸方向の溝じゃないけど)があります。写真では分かりづらいですが、端部は円柱のままで

          AZ-EQ AVANT用・簡単着脱微動ノブの製作

          ACUTER AZポータブルマウントの水平軸ガタ調整

          はじめにACUTER AZポータブルマウントはお手軽に使える微動付き経緯台です。これに自作の双眼望遠鏡SOGAN60を搭載しておつきさまなどをみていますが、手軽に準備・導入できるので重宝しています。ただ風などでゆらぎ易いのが難点でした。SOGAN60の剛性不足かなぁと思ってたんですが、AZポータブルマウントがガタついていることに気づきました。 なんともならんぞ、と思いましたが、ダメ元でばらしてみるか、と一念発起してばらしてみたところ、水平軸がガタついていることが判りました。

          ACUTER AZポータブルマウントの水平軸ガタ調整

          【途中経過】赤経赤緯推定チャレンジ

          この記事は書きかけです。進展があったら編集・更新します。(2023/1/2更新) やろうとしていること夜空の画像から写っている位置(赤緯赤経)を判定するチャレンジです。最終的には流星の位置判定につなげたいです。星表とマッチングせずに写った画像だけでやってます。 現状の判定状況(判定サンプル)少し大きい丸は推定した赤道の位置です。小さい丸は赤経線(同赤緯の線、X軸・Y軸上で等間隔の位置から描いています) 十字マークは推定した北極星の位置です。 プログラム自由にお使いくだ

          【途中経過】赤経赤緯推定チャレンジ

          ATOM CamのLRGB合成(補足)

          この記事は2022年12月10日の「天リフ超会議」のyoutube配信の解像度が低くLRGBの効果が見て取れなかったのでその補足です。詳細は天リフ超会議をごらんください。 「天リフ超会議」youtube配信は → こちら カラー画像(赤外感度なし)の輝度信号を、白黒画像(赤外感度あり)の輝度信号で置き換えて、新たにRGB画像を作ります。 白黒画像では画面中央やや右あたりに星が見えています。 カラー画像ではそれらの星が見えません。 LRGB合成(&輝度強調)した結果、星

          ATOM CamのLRGB合成(補足)

          ATOM Cam動画からの低ノイズ静止画作成

          ATOM Camの連続動画は圧縮率が高めで夜空など変化の少ない部分はブロックノイズが目立ちます。たとえばこんな感じです。 星空撮影では複数枚撮影した画像の平均画像を作ることでノイズを低減することがよくやられています。ATOM Camの動画でもこれをやってみました。ここではffmpegとImageMagickを使います(コマンドラインツールなので、いずれもターミナルを使います)。 基本的な考え方ATOM Cam2の仕様は  画角   :120度 = 8時間の星の動く角度に相

          ATOM Cam動画からの低ノイズ静止画作成

          ドム型星見赤カバー

          ・・・なんだと・・・ヘッドライト用・星見赤カバー完成!って思ってたわけです。 twitterに、できたー、ってつぶやいたらですよ、 ・・・なんだと・・・(byゆるキャン△・あきちゃん風) いやいやいや、天文関連品を設計・印刷してきましたが、それって機械部品の設計・製作で、意匠品の設計じゃないんですよ。こんな自由形状無理っ!設計できねー、って思いましたとも。しかしです、  私をなめるなよ、小僧ー!(byあきちゃん) って思う自分もいるわけですw  どのタイミングでキレとん

          ドム型星見赤カバー

          セリアヘッドライト用・星見赤カバー

          セリアでヘッドライト発見暗い中で天体望遠鏡のセッティング変更するときに、懐中電灯を使っていましたが片手作業になるのでちょっとやりにくいです。遠征先で周りを見るとヘッドライトを使ってる人も多くいます。お高いんだろうなと思ってたんですが、100円ショップのセリアに売ってました。しかも2種類。どちらも税別100円です。こんなの100円で作るってすごすぎです。どう違うかわからないし、100円なので両方買ってきました。 どちらも単4・3本(別売)で、左のタイプは光が広く広がり、スイッ

          セリアヘッドライト用・星見赤カバー