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2024/5/6~5/10の米国株投資の振り返り

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2024/5/6~5/10の振り返り

今週のS&P500の騰落率は+1.85%、NASDAQの騰落率は+1.14%と両指数とも3週連続で上昇しました。
先週末の雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びの予想以上の鈍化によって、これまで過度な利下げ期待後退が修正されることで株価指数は堅調な動きを見せました。
気が付けば主要株価指数は4月の調整前の水準付近まで戻ってきています。

  • 5月6日(月): 米国株式市場はS&P500+1.03%,NASDAQ+1.19%と3営業日連続で上昇。リッチモンド地区連銀のバーキン総裁やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁のコメントも利下げ期待をサポート。

  • 5月7日(火): 米国株市場はS&P500+0.13%,NASDAQ-0.10%と小幅続伸。ディズニーが決算発表を受けて9.5%急落し、市場の下押し材料となるも、市場全体の利下げ期待がこれを打ち消す形。

  • 5月8日(水): 米国株市場はS&P500横ばい,NASDAQ-0.18%と小幅下落となりました。国債利回りの上昇が市場の重しとなり、特にテクノロジー株が下落。全体には来週のPPIとCPIの発表を前に慎重な姿勢が続く。

  • 5月9日(木): 米国株市場はS&P500+0.51%,NASDAQ+0.27%と両指数ともに上昇。新規失業保険申請件数の増加が利下げ観測を後押しし、長期金利の低下が特にハイテク株の買いを促した。

  • 5月10日(金): 米国株市場はS&P500+0.16%,NASDAQ-0.03%と小幅上昇。TSMが4月売上高の上昇を受けて急騰。ミシガン大学が発表した消費者信頼感指数の低下は市場に若干警戒感をもたらしたものの、第1四半期決算で多くの企業が市場予想を上回る業績を報告し、市場は堅調に推移。

まとめ

今週の米国株式市場は目立った経済指標の発表は少なく動きが少なめでした。先週末の雇用統計の結果を受けて利下げ期待の過度な後退が修正され、主要指標が上昇しています。

フォロースルー・デーなどの明確な転換点は確認されていませんが、気が付けば調整局面の底打ちからかなり回復しており、4月の株価調整前の水準に指数は回復してきています。

このまま新高値更新からサマーラリー入りとなるか?来週発表予定の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)インフレ指標に注目したいところです。

運用成績

評価額 104,913,527円
前週比 + 2,021,154円(+ 2.0%)
年初来 + 10,206,772円(+10.8%)

ポートフォリオ
米国株 96% (うちVTI 46%,個別株54%)
キャッシュ 4%(米ドル)
*個別銘柄の入れ替えを実施
*これとは別にVOOの信用買いポジションを維持

NISA枠のVTI連動投資信託: 1,702,319円/ 損益: +127,319円(+8.1%)
(5月~月額40万円積み立て)

今週はポートフォリオは指数をアウトパフォームして上昇。
指数ETF(VOO)の信用買いポジションもかなりの含み益が出てきています。

決算発表も多かったため、銘柄の入れ替えを実施しており、3万ドル程度のキャッシュが残っている状況。こちらのキャッシュもなるべく早く投入予定です。

今後の方針

先週末の雇用統計後から市場は年内1-2回の利下げ(タイミングは9月もしくは11月)を織り込んできており、市場心理は改善しています。

CME FedWatch


第1四半期決算も企業の業績は悪くなく、指数は静かに上昇しています。

引き続き4月調整前の水準を超えて新高値更新から本格的なサマーラリー入りをメインシナリオとして考えています。

投資方針は以下としています。
米国株へのフルインベストメント
・個別株60%前後(決算結果による銘柄入れ替え実施)

米国株市場指数の信用買い(ポジション維持)


決算を手掛かりとした米国株投資についてはこの本で勉強しました。

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