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【詩】 ミルクティー


あなたのまま眠る
そんな朝には
甘いミルクティー

セーターだけじゃ寒いから
背中を蹴飛ばしてみる
面倒クサ気に腕を振る
あなたを包む白い湯気

見上げた空に溶けゆく雲が
ゆっくり染み込むアールグレイ

香が記憶を呼び覚ます
あなたは甘いミルクティー


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