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結局、個々の基準で立ち向かうしかない。

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っていう質問が届きまして。
内容が内容なので真面目に回答せねば、と思いまして、noteでお返事することにしました。
どなたかわかりませんが、届くと信じて。


『コロナ禍での対面デュエルおよび動画撮影の是非』について。

僕としては、
『避けれるならその方が良いけどやむを得ない』
という考えです。

やらない方がいいのは間違いありません。
従来型のウイルスならまだしもですが、デルタ株はレベルがあまりに違います。

海外ではデルタ株を『ゲームチェンジャー』とか『スーパースプレッダー』とか呼ぶそうです。従来型とは話が違うやべーやつ、ということですね。
マスクして、ソーシャルディスタンス保って、換気して、ワクチン接種して、それでも感染する可能性がある。強すぎ。しかも重症化のスピードが速い。強すぎ。

最良の対策は、人に会わないこと。これが大前提。


さて、そんな中での撮影等を『やむを得ない』とするのはなぜか。
『生活かかってるから』です。

現状、このコロナ禍に対する国や自治体の保証は不十分です。少なくとも、補助金だけで経営や生活が成り立つレベルではない。
だからこそ、緊急事態宣言だろうと居酒屋が営業するし、フジロックが開催されるし、みんな満員電車で出勤するんだろうと思います。場合によっては感染して死ぬかもしれないが、やらなければ経済的に死ぬ。感染の方は確率ですが、経済的な方は確定的な死です。
本気で人流を抑制するのであれば、経済的な死を避けられるレベルの保証ありきだろうと。

ですので。
YouTuberとして活動される方々が、デュエルしたり撮影したりするのは、やむを得ないと思います。生活かかってますからね。生活かかっている以上、彼らも可能な限り感染対策して、配慮しながら行っていることと信じています。
彼らが動画を出した際には、裏でちゃんと気を使っているだろうことを信じて普段どおりに楽しむことが、結果的に彼らを支えることに繋がるのではないでしょうか。


同じ文章の中でブレブレになりますが。
生活かかってないけどデュエルや撮影してる方も否定はしません。結局のところは個人の自由です。
感染はあくまで確率なので、なんの問題なくそれらが行える確率もありますし、そういうことをしないで感染する確率もあります。こんな偉そうなことを言っている僕だって例外ではありません。

ただ、もはや医療崩壊している現状。
自分が感染して病床を埋めることで、誰かが治療を受けられないかもしれない。その結果誰かが亡くなるかもしれない。そうなったら僕は僕を許せないだろうし、妻・子ども・友人に顔向けできないでしょう。

そうなりたくないので、僕は今、撮影に参加しません。
判断基準は、『もし感染したときに自分を許せるのかどうか』です。これはあくまで僕の基準であり、万人に共通するわけではありません。許せるラインも千差万別でしょうしね。

結局、個々の基準で立ち向かうしかありません。
他の基準で生きている人がいても、文句を言うべきではありません。
そういう領域にきていると、僕は思います。

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