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33歳二児の父が、いろいろ限界で妻の前で泣き出しちゃった話。

お恥ずかしい。ほんとに。


最近、マジでしんどかったんです。
仕事。家事育児。家族関係。デッキできない。とかね。


まず仕事。
諸事情あって、先月から仕事量が倍増しました。
元々ゆとりがある業務配分だったので、倍増した結果、ちょうどキャパの120%ぐらいの仕事量になったな、という感じ。何がちょうどだ。
おかげで毎日地味な残業が発生するとともに、その日のうちに片付かない案件が増えてきました。こういうのが地味に脳を圧迫してくるのがつらい。
いよいよTo-Doリストとかを駆使する時期なのかもしれません。


次に家事育児。
前提として、我が家は共働きです。子どもは2人、同じ保育園に通っています。
一日の流れを書き起こしてみます。
僕が「うわー俺頑張ってたなー」と思うためだけに書いたので、皆さんは読まなくていいです。

6時に起床。洗濯機を回し、食洗機の中の食器を片付け、子どもの朝食を準備(この辺で妻が起床)。
6時半に子どもを起こしつつ着替え。ご飯を食べさせつつ自分も朝食。洗濯物干して、嫌がる子どもをなだめながら着替えさせ、なだめながら車に乗せ、7時半に出発予定がなんだかんだずれて40分発。
7時50分ごろ保育園に到着。妻と子どもを下ろして職場へ出発。基本道路コミコミなので、職場の朝礼に間に合うかハラハラしながら通勤(だいたい時間ちょうどかギリ間に合わない。いつもすいません)。
そこから17時半まで仕事。
だけど、上記の事情で地味な残業が発生して、なんだかんだ18時。
子どもを保育園に迎えに行く。周りの子に引き止められたり、車に乗るのを嫌がったりして、なんだかんだ家に着くのが18時40分ごろ。
自宅では妻が夕食の準備中。僕は保育園の片付け&準備(使用済みオムツを捨て、ハンカチエプロン着替えを洗濯物に放り込み、それらの新品を用意)。時間があれば洗濯物も片付ける。
19時ぐらいに夕食。子どもがのんびり食べるので、なんやかんや終わるのが20時。その間に手が空いた方が、翌日の自分たちのお弁当を準備。
20時半に嫌がる子どもをなだめながら入浴。服を着せて、歯磨きして、21時過ぎに布団に入り、絵本読んだりなんやかんやして、22時に子どもが就寝。
自分も寝ずに生き延びたらフリータイム。負けたら振り出しに戻る。

普段はこんな感じ。
加えて、妻が夜勤に入る時は、これらを一人で行います。
マジでシングルの家庭すげーと思う。無理。


最後に家族関係。
僕は常々思うのですが、女性の生理によるイライラをぶつけられる男性にも、もっと気遣いがあっていいと思う。
もちろん、最大の被害者はその女性自身である。それは間違いない。イライラするわ出血するわ、本当に苦労する現象だと思う。
でも、そのイライラを適度に受け止めたり受け流したりしている、生活を共にする男性にも配慮があっていいのではないか。イライラしてる人と関わり続けなきゃいけないのって、実際しんどい。
みたいなことをフワッとTwitterで言ったら、それなりに反感を買いました。男は黙して耐えるしかないのだ。

それとは別ジャンルで。
そういう諸々での疲労によって、子どもに構う余裕が無くなっていきます。
子どもは残酷。
「ママとねんねする」「ママが歯磨きする」「パパきらい」
まぁまぁこれはね、子どもってそういう時期あるよね、あがいてもしゃーない、と思うようにしてやりすごしていたのです。
いたのですが……。

我が家の就寝スタイルは、ベッドを2つ繋げ、全員まとめて横になる感じ。
並び順は、僕・弟・妻・兄。僕の左隣は床です。
ある日、就寝前のたわむれに。
兄が僕を、毛布ごとベッドから突き落としました。
まぁまぁ、そういう日もあるよ。子どもだもん。床は固くて冷たいけどね。耐えられますよ。
ただ、その日はいつも以上にグイグイくる日で、突き落とした上に、パンチとキックの嵐が飛んできました。もちろん子どものそれだし、毛布の上からなので、物理的にはノーダメ。
なんですけど、疲労しきった僕の脳みそは、大変よくない変換をしてしまいました。


あれ、俺、言葉に加えて物理的にもいらない宣言されてる…?


そう思ってしまったが最後。
子どもにそこそこの反撃をして、それなりに怖がらせ、それなりに泣かせてしまいました。
なんやかんやで寝かしつけを終え、リビングでしょげていた僕に向けて、妻が一言。
「わかってるとは思うけど、さっきのはやりすぎじゃない?」

そっから後のことは、かなり記憶が曖昧ですが。
盛大に泣きました。こんなに泣いたのは何年ぶりやら。
やりすぎなのは痛いほどわかってるんだけど、僕最近つらかったんです、ということをつらつら話しまして。


妻は、僕の話を聞き、
「これとこれはちょっとどうにもできん」
「これはやりようがあるから方法を変えよう」
と、大変堅実な提案をしてくれました。

なんというか、この人と結婚してよかった。
こういう時にこういう態度ができるところに惹かれたんだったわ、と思い出させてくれました。
もし「あんただけが大変じゃないのよ!」ってキレられようもんなら、もうおしまいです。印鑑を用意せねばなるまい。そういう意味で、本当によかった。


そんなこんなで。
諸々を見直しまして、今はちょっと落ち着きを取り戻しました。
妻なり子なり、誰かと共に生活するのはやっぱ大変だな、と感じた話でした。

締めがわからなくなりました。
今は元気です。ご安心を。

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