半ヒモの彼に振られ、結婚ラッシュに病み、マッチングアプリ恋活と美容課金とITスクールにつぎ込んで借金140万円作った私が、年内に完済し、来年7月までに100万円貯金できるようになるまでの話。19
出戻り実家暮らしのススメ
私は叔父からの貸付の条件そして、父母からの勧めで「嫌々」実家に戻った。
その理由は、母とおり合いが悪く、普段幼稚ながらも温厚に振る舞っているが、スイッチが入るとサイコパスじみた本性を見せる父をみるのがしんどかったからだ。19歳の終わり頃に家出をし、その後28歳になるまで親元を離れ生活をしていた。
以前の記事にも書いたように思うが、時間の効果ってすごい。
妹が反抗して好き放題過ごし一人暮らしするする詐欺をして居座ったこと、母が歳を重ね自分の心の安寧のためにうまく諦めると言う方法を手に入れ、パーソナリティ障害っぽさが薄れたこと、父のパーソナリティは特に変わらないが自分の特性が悪目立ちしない職場を見つけ定年延長をして働き家に長く居着くことがないこと。
そして私が精神的に成長し、精神科看護経験を生かして、家族それぞれの人格特性に合わせ絶妙な関係性を維持できるようになったこと、母との過去のいざこざを根に持つことを自然と手放すことができたことが、今の過ごしやすさにつながっていると思う。
愛着の課題は親が生きている間に解決したいなと思っていた。今回、全く自主的判断ではないが、実家出戻りで解決したわけである。
怪我の功名とでも言うのだろうか。
そもそも他者と一緒に暮らし続けることって難しいのだろうなと思う。
私は9年の「冷却期間」を持ち、精神科の知識を持つ事によって、家族の一員として心を病まずに過ごすことができるようになった。
血縁関係だからこその難しさなのかもしれない。親との折り合いって複雑なのだと感じる。
一人暮らしは気楽で自由で確かに良かった。
自己省察が必要な時期に自分と向き合う時間をたくさん持てたことは私の人生において大きな意味を持っていると言える。
アラサーの実家暮らしは婚活市場においてはマイナスに働くようだが、家族と自分双方にメリットを持てるのであれば、この不安定な時代固定費を抑えて過ごせるのは非常に価値が高いだろう。
ということで、出戻り実家暮らし結構快適ですよ、という話をさせてもらった。笑
彼の転職活動について
以前彼は自身の研究成果の実績に自信があり、それは転職活動市場でも通用するだろうと話していた。
確かに彼の功績は事実なのだとおもうが、蓋を開けてみると特有のプライドの高さが邪魔をして面接で力をふるえず(私にはそう見える)、お祈りメールラッシュで自信を失い負のループに入ったようだ。
そしてとうとう、私の勤め先からギリギリ通えるようなところに研究施設がある会社は全て落ちてしまった、申し訳ないと、報告を受けた。
私は縁のものをとやかく言って何になるのかと思うタイプなので、確かに残念だけど仕方ないし、転職するという意思がブレないのなら、私のことなんて無視して転職することにフルコミットしなよと伝えた。
「二兎追えない」状況にあなたはいるのだと暗に伝えたかったのだが、彼は私とタイムラグなしで同居したい想いが強かったようで、しばらく引きずりそうな勢いで絶賛落ち込み中だ。
結論、彼が転職を諦めない限り、遠距離恋愛が待っていることは確定。私が後追いをすることを彼は望んでいるが、婚約無しでというのは無理な条件なので、時期を見て彼にそのことを伝えなければならない。
こんな私であるが、二つ前の元彼と友達関係になっていて、もしいい歳をして双方独身だったら、逃げ恥ではないが契約結婚するのも悪くないねという話をこの数年している。
決して誰でもいいとは思っていないのだ。
書いていて自分サイテーとも思う。
でも私は、生活費を折半できたり人生の困難を一緒に背負えたり1日の終わりに他愛もない会話ができるような人生の伴侶がどうしても欲しいし、一線越えるようなことは断じてしていないので、保険を持っていると都合よく捉えている。
ことがどう運ぶかは彼の転職活動次第であることに変わりはない。
返済・貯蓄計画
ひょっとして11月に完済できるんじゃない、、、?
本当に楽観的な見通しだった。
しかし、どうやらこれを98%実現できそうであることがわかった。
2%は入院とか事故をざっくり見積もったものであり、要するに確定と考えていいと言う話だ。
10月の支給額が42万(定期代支給込み)と確定、クレジットカードの支払い額も確定。
手元現金をかき集め差し引きすると今月40万返済可能なのである。
素寒貧になるが、電子マネーのチャージが3万ほどあるので困ることはないはず。
お金の管理が弱い私が3か月強で140万完済できたとしたら、それは生涯に亘って自分を支えてくれる経験になるだろう。
冬のボーナスからもう少し貯金に捻出できるかと思ったが、お世話になった人へのお礼費や半年以上行っていないカット代などを支出計画として見積もったら20万にも届かなかった。
特に彼には7月から週末同棲にかかるお金を一切払っていないし、どこかに行くたび全部彼が支払いをしてくれている。退去費用が確実に高額になるのをよく嘆いているし、家電をタダで渡したとはいえ、5万は渡しておきたいなと思っている。
と言うふうに見積もると全然貯金に回す余力がなかった。笑
いつかボーナスを全額貯金に回すなんて言う神技をしてみたいなと思いつつ、もう少し家計簿と向き合おうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?