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はっちCS準優勝 紫カイドウ


こんにちは!ワンピカードでは初めてのnote執筆になります。
あし湯(@asiyu4651)と申します。

さて今回ワンピースカードゲームチャンピオンシップ2022.12~2023.01予選の12月24日開催の愛知予選と12月25日開催のはっちCSチーム戦にカイドウを使用して出場しました。

結果としては愛知CSでは5-2(正確には4-3)

はっちcsでは予選5-1でトナメ進出決勝トーナメントでは味方に助けられ準優勝することができました!


成績自体には満足はできてませんが、一カ月カイドウと向き合ったことを

Noteとして皆さんに有益な情報をもたらせたらと思っております。

無料部分で約5000字のボリュームかつ、「環境予想」「カイドウの課題」など楽しんでいただけるような内容を書いたつもりなのでよろしければ無料部分だけでも読んでみてください!

1/2 1枚目のデッキレシピ張り間違えてたので修正


●あし湯について


大阪でワンピースカードをしているプレイヤーです。
フラッグシップは2回出場して2回おこぼれチョッパーを獲得しています(両方3-2)

ポケモンカードを少しやっていましたが大した成績はないです。

自主大会を開いたりもしてます。角ハイボールと本絞りグレープフルーツが大好きです。

1弾環境では緑キッド、赤緑ローなどを使用していました。
最近恐れ多くも名前見た事あります等と声をかけていただくこともあり、嬉しく思ってます。ショップなどで見かけた際はよろしくお願いします。


●大阪CSの赤ゾロ優勝


まず今回の2弾環境で切っても切り離せないのが赤ゾロの台頭です。

11月23日の大阪予選は2弾環境初大型大会ということもあり
どのデッキが結果を残すのか注目が集まっていました。

結果は優勝準優勝赤ゾロの正に赤ゾロ祭りでした。

お前が最強だ




トーナメント分布についても

赤ゾロ13
きんえもん8
イワンコフ4
キッド3
カイドウ1
ドフラミンゴ1
スモーカー1
ロー1

とのことで、ゾロが圧倒的に多い形となりました。
色で換算すると

赤13
緑11
青5
紫1
黒1
混色1

と赤ゾロの攻撃に対応しにくいとされる

コントロール色(紫黒)や混色がしんどい環境でもあったことが言えると思います。

配信卓でも多く見られたように赤ゾロミラーに有利な白ひげ入り赤ゾロが台頭したといえるでしょう
みなさんもゾロの圧倒的なパワーを感じた事と思います。

この結果や赤ゾロのリストを見てこの赤ゾロに有利と言い切れる構築がぱっと思いつかない事や
8キッドに頼る緑ではこれ以降の大会では勝てないと強く感じました。

●カイドウとの出会い

調整窓で大阪予選に当選したステラさんがカイドウで出場することになり自分が赤ゾロ、緑キッドを使ってステラさんのカイドウと対戦した際に1弾環境とは明らかに違う強さを感じました。

その原因がこいつらです。

まずマゼラン、こいつを複数枚出せれば鬼ヶ島がおけなくても十分戦えるという恐ろしいカードです。

5コス6000とスタッツこそ平均ですが、登場時の効果できんえもんやイワンコフ先攻4T(7コスト)キッドの先攻4T(7コスト)や後攻4T(8コスト)などの相手の大事なターンの動きを封じれてとても強力です。

そしてマゼランを相手が処理するとドンが-2になるので相手の次のターンの動きも大きく制限されます。

かといって放置していると6000が盤面やライフに圧力をかけるため非常に厄介です。

紫を使用する理由です。7000リーダーで相手のハンドを削るのが主流のこのゲームにおいて圧倒的な防御力を誇ります。2ドン使用してドン-1で2体の7000リーダーを防げる単純計算なので2000と1000が2枚ずつ、計4枚のカウンター札を持っているようなもんです。もちろん殴る順番によって上記のような最大効率の適用が難しい場面もあるのですが、そこを差し引いても圧倒的コスパカウンターカードです。

緑キッドやおでんなどの2回攻撃をするキャラに使用するととんでもなく強いです。

-3000という数字のくっつきは恐ろしく良くて、地獄の審判を警戒した8000リーダーアタックはボロブレス1枚や2000カウンター2枚で防げますし地獄の審判を使用してクイーンでガードしてもいいかもしれません。

また、あえて審判を使わずそのままライフで受けて3ドン分相手に使わせた状態にするも時には有効です。

紫が相手の詰めに対して想像以上の硬さになっていることを思い知らされました。

ステラさんは6-2で残念ながら予選突破ならずでしたが
大阪の強豪カードプレイヤー風歩選手が紫カイドウでtop4となりました。

優勝者のナツメ選手との配信卓でのハイレベルなバトルは必見です。


●環境予想


12月24日の愛知予選の前には12月11日の福岡予選があります。
ここでの結果次第で愛知予選のデッキのシェアが変動することになります。

執筆時の11月末での環境予想ですが
福岡予選ではまずストレートに強い赤ゾロが多いと予想しました。

また、その中で赤ゾロを対応する緑錦えもんが増加するのではないかと予想しました。

赤ゾロとミラーを戦える緑を用意される方、さらに追いかけるような形で赤ゾロに強い青色の構築を選択する方も多少いるだろうと考えました。

カイドウは赤ゾロに対して5分程度に持っていける人が少ないと予想し、福岡予選では少なめと予想しました。

Tire1 赤ゾロ 緑錦えもん

Tire2 緑キッド 青イワンコフ 紫カイドウ

Tire3 黒スモーカー 青ドフラミンゴ 赤緑ロー

結果がどうであれ大阪予選と福岡予選で赤ゾロに勝てるデッキが増えると予想しました。
赤ゾロに有利にしようとするとだいたい紫カイドウには弱くなると考え
赤ゾロにしっかり勝てる。ほかにも勝てるカイドウを握ろうと考えました。


大阪CSで白ひげ入り赤ゾロが話題になる中で、自分はカイドウこそが赤ゾロさえ攻略できれば

上位成績を残せるデッキだと確信し1弾環境では全然使っていなかったカイドウでCS愛知予選に出る覚悟を決めます。


覚悟は決まった。


●12月初旬までのカイドウ


風歩選手のカイドウを試してカイドウの理解を深めていく中で

やはり赤ゾロに勝ちきれないなーと思っていました。
先行は全然勝負になっている感じがします。

問題は後行です。

勝てない。

勝てません。勝てない。勝てない。

なんか後手4ターン目とかにライフが1とかしかないし手札にカウンター値もあまりない…

どないすればええんや!後3で7キング出せてもまける時あるぞ!となりました。

勝てるんですけど実質負け(曖昧な表現)みたいなのが多く
戦績的には後攻で4割だったんですが全く信用ならないと感じていました。

ここであし湯は考えました。

まずは赤ゾロに対して不要札を減らし、対策札、安定枠を入れてそこから他対面の調整をすることにしました。

まず不要札として数を減らしたのはマゼランです。
赤ゾロに対しては出す暇がないです。(特に後攻)

このカードを抜くことでデッキ単位で見たときにカウンターがないカードが少なくなります。

2コストブロッカー

これは赤ゾロや緑対面で感じた事で、ビスタやロビンでKO、ネコマムシでレストされて倒されるなどが弱いと感じ、ここが別の枠でいいのではないのかという疑問が生まれました。全体的に2コストブロッカーの価値がすごく下がっている環境だと感じ枚数を減らしました。

そしてまず対策札として採用されたのがシリュウです。

1コスト倒せるマンです。このカードでサニーくんなどを処理できれば赤ゾロのテンポを遅らせれそうです。

そして安定させる枠としてジャックを入れました。

これはみんな採用してくると思ってました。
言わずもがなの鬼ヶ島かさまし枠です。

鬼ヶ島を引いた時も更にドン加速するか1000カウンターとして使うかを選べるところも優秀です。

カウンターないカードは入れたくない上3000が除去される環境なのでうるティではなくジャックの採用です。

そして10コストカイドウも採用しました。

緑青にも勝ちやすくなりますし何より赤ゾロに対して狙いたいカードでもあります。

ゾロの白ひげに対する回答は10カイドウしかないように感じたためです。

これが12月4日までのカイドウです。


●福岡CSでの結果を踏まえて

福岡CSでは公式から分布が発表されています。

赤ゾロ11
緑錦えもん8
赤緑ロー5
緑キッド4
紫カイドウ2
青ドフラミンゴ1
青イワンコフ1

色換算

緑12
赤11
混色5(赤緑ローのみ)
紫2
青2

ここまでいかに赤ゾロを攻略するかという観点に加え、赤ゾロに勝てるように調整された錦えもん、緑キッド、赤緑ローに対して強い構築にする必要があると感じる結果になりました。

概ね予想通りでしたが、赤緑ローが思ったより多いところは予想外でした。

無料部分を読んでいただきありがとうございます。

ここから有料部分となりますが、このnoteは1カ月間少しずつ書いていた内容を愛知CS終了後に全体を読み直して修正しているものになります。

他の記事のような良質な情報がぎゅっとまとめてある文章というよりは参考になるかもしれない情報がいっぱい並べてある文章ととらえていただいた方がいいかもしれません。

特に当日のレポートなどは覚え書きなのでほんと雑な内容です。

それでも良ければお付き合いください!


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