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2024.03.10〜13 オランダ農場からの学び Delft University of Technology, World Horti Center, Tomatoworld
オランダ(Netherlands)は九州と同じくらいの面積の国ですが、国土の1/4が海抜0 m以下にあります。決して農業に適した土地ではないながらも、サイエンスの力を使い工夫を凝らすことで今や有数の農業大国となっただけでなく世界で最もSocial Capitalが充実した国としても知られています。今回、アシルトイタ事業と連携を進める伊達SIP事業の一環として、オランダの農業を肌で感じ、それに取り組む方々から学ぶため、世界最先端の施設園芸を進めるWorld Horti Cent
2024.03.04 - COI-NEXT「アシル-トイタによる心と体に響く新しい食の価値 共創拠点」第2回ワークショップを開催
2024年3月4日(月)9:00~11:55、室蘭工業大学にてCOI-NEXT「アシル-トイタによる心と体に響く新しい食の価値 共創拠点」第2回ワークショップを開催しました。 本ワークショップは大きく三つのプログラムで構成しました。一つめは、動画・トーク「白糠の恵みとアイヌの世界観」で、白糠町からお招きした磯部惠津子氏(白糠アイヌ文化保存会)のインタビュー動画を紹介した後、「白糠の恵み」「食べ物は薬」「文化を次世代に伝える」の三つのポイントで本拠点メンバーの山田祥子(室蘭工
2024.02.05 – 論文発表:アミロイドβはアクチン細胞骨格を破壊することにより脳微小血管内皮細胞の創傷治癒を妨げる
徳楽研究室では2020年より地元の大川原脳神経外科病院からの受託研究員を受け入れ、共同研究を進めてきました。今回、前田拓真先生(埼玉医科大学国際医療センター 脳神経外科)は、創傷治癒アッセイを使用して、ヒト脳微小血管内皮細胞の運動性をリアルタイムで観察しました。その結果、Aβ 凝集によりアクチンの細胞骨格が破壊され、細胞の運動性が低下することが明らかになりました。脳アミロイドアンギオパチー(CAA)は、アミロイドβ(Aβ)が脳血管に沈着し、血管壁が脆弱化して脳出血を引き起こす