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自分が納得のいく就職活動をするために必要なこと ~留学生の日本の就職活動体験記~

こんにちは。
ASIA Linkのキャリアコンサルタントの相馬です。

先日、日本での就職活動を終え、2024年の春から部品メーカーの海外営業職として働きだす留学生の方に、振り返りを兼ねてお話を伺いました。

外国人留学生のKさんは、文系の大学の学部を卒業される方です。24卒の新卒採用で就職を決めた方です。

以下、Kさんの貴重なお話を聞くことができましたので、要約してお伝えします。


外国人留学生 Kさんの日本の就職活動の振り返り

就職活動の最初に考えていた業界と、最終的に働くことになった企業の業界は異なるものでした。就職活動を通して考えが変わっていきました。

就職活動を始めたころは金融業界を就職先の業界として考えていました。
理由は、給与水準が高い業界であることと、お金の知識は自身が生活していく上で必要なものであり、役に立つと思ったからです。

そこでインターンシップに参加することにしました。実際に参加をしたところ、想像以上の高度な知識が必要なことがわかり、自分には向いていないと感じました。その時の業界選択は、業界を把握した上での選択ではなく、イメージで選択していたものでした。

海外営業を軸に仕事を探すことを決め、営業の経験ができるインターンシップをしました。仕事内容だけではなく、働く会社の雰囲気を感じるためにも行動をしました。最後にはメーカーで内定を得て納得のいく就職活動を終えることができました。

留学生の皆さんには、早くから就職活動をすることをおすすめします。
早く活動を始めれば、この業界は合わないと思ったときに、やり直すことができるからです。

それから、将来何をやりたいのかを考えることです。誰かに動けと言われてから動くのではなく、将来何をやりたいのかを考えてから、何をするのかを考えていくことができます。そうすると、自然と次にすべき行動が決まってくると思います。

留学生のみなさんの就職活動を応援しています!


Kさんが大切にしていたのは、求人票などの文字から得られる情報だけではなく、実際に働く人、環境がどのようなものかを、自分の目で確かめることでした。そうすることで、自分で納得して、次に進む行動に繋がっていったそうです。

自分の想像と違う、ということはいくらでもあります。これは私自身、普段の生活でも、仕事をしていても通じる部分があります。自分がこれまで見たり聞いたりした経験から、人は想像をするものだと思いますが、その経験だけに頼らず、実際を見ることは大切なのでしょう。さらにそれをどう感じるか、自分で確かめるという過程は必要なことなのだと、Kさんの話を聞いたことで、私も改めて気づきました。


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