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一時帰国記念(?) 秋の夜長にぴったり。デカフェ紅茶を比べてみた

 今年の6月、約2年半ぶりに一時帰国をした。普段はシンガポールに居ることもあり、当地で有名な紅茶ブランドTWGの紅茶を取り上げている。しかし、折角帰ったのだ。今回は、日本で手に入る紅茶をピックアップしたい。中でも、時間を問わず飲めるデカフェに絞って紹介する。他の種類でも良かったのだが、個人的に日本で色々な菓子を食べたいと思う瞬間に、デカフェがなくて困ったことが何度かあったためだ。

 今回取り上げるのはスーパーで入手可能なものを中心に、日東紅茶カフェインレスアールグレイ、リプトンカフェインレスオリジナルブレンド、ルピシアデカフェ・アールグレイの3種だ。最後のルピシアはスーパーで売られていないが、オンラインショップや各地にある店舗で購入できるため、今回の記事でも取り上げることにした。

 いつもと同様に、3種の名称当ても実施した。ただ、2つはアールグレイ、残り1つはブレンドのため、比較的簡単に当てることができた。3つとも、明確な特徴があったので、まとめてみた。


 まず日東紅茶は、アールグレイと認識できる柑橘系の香りはするものの、穏やかだった。主張が少ない分、菓子を選ばず合わせられるだろう。また、単体で飲む場合でも、沢山飲めそうなサラリとした印象がある。

 次にルピシアは、先ほど紹介した日東と比較してアールグレイとしての香りと味が強い。菓子とも合わせられるが、単体でも十分に楽しめる味だ。今回比較した3つの中で、最もインパクトがあるティーバッグだった。

 最後にリプトンは、フレーバーティーではなくブレンドのこともあり、香りは抑えめだった。味わいとしては、少しマスカットのようなさっぱりとしたフルーツを彷彿させる仕上がりとなっており、個性的な味と言えそうだ。菓子と合わせることも可能だとは思うものの、フルーツを使用したスイーツ以外は合いにくいかもしれない。

 個人的にはアールグレイが好きなこともあり、家にストックするなら日東が便利だと思う。様々な菓子とも合うのと、コストパフォーマンスが良いため、置いておいて使い勝手に困ることはないはずだ。紅茶好きならルピシアのしっかりした味わいも、良いかもしれない。また、アールグレイ以外で欲しいならリプトンも良いだろう。個々人の好みに合わせて、好きなデカフェ紅茶を選んでみて欲しい。

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