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あなたの商品はなぜ売れないのか?

なんでうちの商品は売れないんだ?

こんなことを考えていらっしゃる経営者様に読んでいただくために、私がこの数年間考えてきた「売れる商品を売る」ヒントを、今日は特別にまとめてご紹介しましょう。


【売れない理由①】戦略がない

経営戦略とは何ですか?と聞かれると私は「長期的利益の獲得」と答えます。

短期ではなく、長期にわたって利益を獲得できる仕組みを作るのが経営戦略だと。

では、どのようにすれば長期にわたり利益を獲得し続けていけるかと言うと、ポジショニングだという話になってくるわけです。

『中小企業は、他社「より〇〇」ではなく他社との「違い」を追え』にも書かせていただきましたが、中小企業は他社、特に大手との競争を避けなくてはなりません。

「他社よりも○○」「他社製品よりも安いです」「他社よりスピードがあります」という争いに巻き込まれていくと、これは完全にレッドオーシャンにヘッドスライディングで突っ込んでいくようなものだと。

では中小企業はどうすればいいかと言うと、他社と全く違う「何か」で戦わないといけません。

【売れない理由②】差別化を勘違いしてる

ではその「何か」を考えましょうと伝えると、皆さんすぐに商品やサービスをユニークなものにしようとして、ブルーオーシャンだと信じて水たまりの中で大声で叫びだす。

「ここにブルーオーシャンがあるぞ!」

だれもそんな水たまりなんて見向きもしないのに。

他社との「違い」を作っていくのは、何も商品やサービスだけでなくてもいいのです。

むしろ、単に商品やサービスをユニークなものにして差別化だと思い込んでしまうリスクは計り知れません。

では、何を違わせるのか。

答えは「ストーリー」です。

その商品やサービスから享受する便益(便利さ)は、その商品サービスと同じものを他社で購入しても受けることができます。

しかし、その特定の商品サービスが発するストーリーがきちんとお客様に伝わるようになっていれば、お客様があなたの会社から商品サービスを購入する目的が1つ追加されます。

「ストーリー(意味)」に共感したいという感情です。

【売れない理由③】多様性に対応できない

多様性という言葉をご存じでしょうか?

現代は多様性の時代と言われますね。

多様性というのは人それぞれの価値観を認めるということです。つまりはたくさんの正解を認めるということでもあります。

現在の特徴として人々が感じる価値や欲求は多様化していて、それに合わせて市場も多様化をしていくと考えられます。

そうすると、商品やサービスの正解もたくさん存在するようになり、ニッチな市場がたくさん生まれてくることになるでしょう。

この多様化した需要を満たすために存在しているのが、そう、中小企業なのです。

きめ細かな市場に柔軟に対応できるのは、大手ではなく中小企業です。

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