自分自身の「自動思考」「思考のクセ」に気づくために大切なこと

足もみ教室 ノマド 藤澤哲也です。

同じ物事が起こっても、
人によって感じ方や考え方は異なります。

この感じ方や考え方は、
その人その人にとって習慣化しているともいわれています。

毎日の生活の中で、
一人一人にとって関わりの深い
天気を例にあげてみます。
 
たとえば、
自分が仕事や学校、予定があるときに、
天気が「雨」の場合、
どのような気持ちになるでしょうか。
 
雨降りのときは、
気圧も低気圧になっていますので、
体が重たかったり、
ひざしがないことで、
晴れやかな感じがしなかったりという状態になる場合もあるかと思います。
 
テレビやラジオなどの天気予報でも、
「雨模様ですが一日がんばりましょう」というように伝えられることも多くあります。
 
そうかと思えば、
雨が降って喜々としている人たちもおられます。
「雨ごい」という言葉や、
「恵みの雨」という言葉があったりします。
 
通勤通学の最中に
「今日雨やって!やったぁ」
という言葉を耳にすることもあります。
 
「雨」という状況一つとってみても、
どのようにその状況をとらえるか本当に様々です。

天気は、
自分の力ではどうすることもできないものです。

こうしたものに対して、
もやもやするよりは、
こうした状況を好意的にとらえるほうが、
メンタルヘルス的にはよかったりします。

たとえば、
雨が降って外に出ていきにくい、
というようなことがあるとすると、
逆に、
いつもはあとまわしになっているような、
中でしないといけないことがはかどるから
てかえってよかった。
 
というように考えたりすることができます。

今ある物事の状態についての考え方を、
別の角度から見直すことは

「リフレーミング」

とよばれます。

「リフレーミング」することは、
メンタルヘルス的にも
よいことにつながると言われています。

また、繰り返しになりますが、
こうした物事に対する
感じ方や考え方は、
その人その人にとって習慣化しているともいわれています。

心理学関連の本や、
認知行動療法の本などをみると、
自分自身に習慣化している、
物事に対する感じ方や考え方のことを、

「自動思考」
「思考のクセ」

などと表現しています。

そして、
「自動思考」や「思考のクセ」が
心身ともに影響を与えることがあるともいわれています。

言い換えれば、
「自動思考」や「思考のクセ」を
自分自身で気づいて、
自分自身にとって
心地よいと感じるものへとかえていくことで、
心身の状態も
よいものへとかえていくことができるのです。

物事に対する感じ方や考え方を
自分自身にとって心地よいものとして、
「リフレーミング」し、
自分自身の、
「自動思考」や「思考のクセ」も
自分自身にとって心地よいものにしていくことは
とても大切なことなのだなぁと実感しています。

私自身は、
「リフレーミング」、
「自動思考」、「思考のクセ」を
自分自身にとってよいものにしていくためのツールとして
たとえば、
今日一日のよいことを書き記す、
「三行日記」や、
一日の中で、もやもやしたことがあったりしたときに行う、
「魔法の日記」
と名付けている日記などを使って行っています。

足もみセルフケアで体の状態を、
「三行日記」、「魔法の日記」というメンタルセルフケアで心の状態を、
整えていけるようにしていきたいと思っています。
 

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