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虫好きな次男の夏休み自由研究

まねびギャラリー」に応募します。

今から2年前の、次男が小学2年生の夏休み自由研究です。
「虫」がイラストや写真で出てきます。虫が苦手な方はご注意ください。


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子どもの夏休み自由研究と聞くと、保護者のあいだでも、うぇぇめんどくさい~派と、よっしゃ、やったるでぇ!派と、黙って見守る派に分かれるのではないでしょうか。
ご想像通り、私はやったるでぇ!派です。

noteでも度々書いてきましたが、次男は虫好きな男子です。
2年生の夏休みに入ってまもなく、私の友人から
「カブトムシ、要らない?」
と声をかけてもらい、オスを1匹譲り受け、我が家のカブトムシとの夏が始まりました。

その時のことはnoteに2回に分けて書きました。


自由研究は、"研究(ノートにまとめたもの、模造紙などに書いたものなど、文章を基本として構成されたもの)"でも"工作"でもどちらでもいいと小学校から言われます。
私の独断で、"研究"にしようと押し切っています。
ひとつのテーマを選び、疑問をもったり、調べたり、まとめたりする作業を何日かかけて行なう体験をしてほしいがためです。それだけです。
めんどくさいお母さんでごめんね、と思います。

親(私)が少し手伝っているので、完全に彼ひとりの作品ではないのですが、ご容赦ください。
全部ではなく、抜粋しながら紹介します。
虫の写真はリアルで苦手な方もいらっしゃるので避けて気をつけていきたいのですが、ごめんなさい、表紙はどうしても……。

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目次です。

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簡単に流れを説明すると…
•1〜5▶︎母親の友人からカブトムシのオスを一匹もらって「てつや」と名づけた。これは「てつや」の観察日記およびカブトムシのオスについて調べたこと。
•6▶︎東京スカイツリーで開催の「大昆虫展」に行ったことの報告。
•7、8▶︎父親の友人(東京都多摩市唐木田在住)で、虫捕り名人がいるので、その方のお家に一泊し、早朝から虫捕りをしたこと。→その時、カブトムシとコクワガタを捕まえて、てつやと一緒に家で飼うことにしたこと。
・9、10▶︎まとめと参考資料


てつや命名の由来は、鉄のように堅そうなのと、我が家は全員名前の最後に「や」がつくから。

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次男が苦戦した絵のページ。「うら」って…(笑)

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図書館で借りてきた図鑑を見ながら書いていました。

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夫の友人(夫が大学で空手部に属していたときの柔道部の同期)で虫を捕る、虫を育てるのが得意な方がいます。
次男が虫好きだと話したら「夏休みにうちに虫捕りにおいで。いい場所があるから」と誘っていただきました。
夫と子ども達でお邪魔し、虫捕りのためのトラップを仕掛け、翌朝(朝4時起き!)トラップの成果を見に行ったときのことを書いています。
この写真に写っている3人は、次男と長男、虫捕り名人(柔道部)
撮影者は夫。

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残念ながらトラップ内は空っぽ。
が、帰り道にカブトムシのオス、コクワガタのオス2匹、メス1匹を発見したそうです。
カブトムシは唐木田(からきだ)の森林公園で見つけたので「からや」と命名しました。

トラップは、虫捕り名人の手作り。

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虫をおびき寄せるためのエサ(①)の材料と作り方を名人から聞いて帰ってきたので、説明のページを作りました。
「発酵」の意味を辞書で調べました。


唐木田から連れ帰ってきた4匹がてつやの友達になりました。
カブトムシは1匹ずつ1ケースに、コクワガタたちは3匹一緒に1ケースに。
我が家には3つの虫ケースがあった2019年の夏でした。

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カブトムシは夏の終わりに死んでしまうこと、最後までお世話をしたいと書いた次男。
文章は何を書くのも自由で、すきなことを書いていいんだよと伝えました。

コクワガタは越冬することを知り、コクワガタに適した環境を作ってあげようと、東京高円寺にある「むし社」に行き、必要なものを買いそろえました。
店員さんが、コクワガタの飼育について丁寧に教えてくださったそうです。

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からやは9月、てつやは11月まで頑張ってくれました。
コクワガタ達は越冬に成功しました。
冬のあいだはずっと土の中に潜っていて、翌年の5月、ゼリーを食べている3匹の姿を見つけたときには驚きと嬉しさで大興奮。
冬は越せたのですが、夏が過ぎるころに3匹は旅立ってしまいました。

てつやがやってきて始まったカブトムシとの暮らしを、自由研究として次男がまとめてくれ、家族みんなの思い出に残るものとなりました。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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