こんなビッくらポン!があったなら
お昼、くら寿司に行ってきた。
我が家の三大外食は、「ジョナサン」「くら寿司」「サイゼリヤ」である。
くら寿司には三ヶ月に一度くらいの頻度で行っている。
「ねぇそろそろ、くら寿司に行かない?」
言い出すのは、中1の次男であることが多い。
次男にとっては、「大好きなお寿司を食べること」と同じくらいの熱量で、
ビッくらポン!を何回できるか?
がある。
回る寿司をチェックしながらも、次男の目は常に、卓上にたまる5枚の空の皿を求めている。
ビッくらポン!とは………食べ終わったお皿5枚を卓上の回収ゾーンに投入すると、ゲームが始まり、当たるとガチャポンが出てくるシステム。
ビッくらポン!には企業タイアップキャンペーン期間があり、その時々によって出てくる景品が変わる。
どれもみな球体ケースの中に入っていて、缶バッチだったり、ミニキーホルダーだったり、マグネット、消しゴム、シールだったりする。
私達が行った今日は、『名探偵コナン』だった。
次男は、景品が欲しいのではなく、ビッくらポン!をしたいのだと言う。
5枚のお皿でゲームに挑戦できる(自分で操作ではなく自動であるのだけれども。それも確率が確定されている)のが、楽しいからだそう。
過去、景品をGETしてきたが、それらはたいてい、私のバッグの中で忘れられていく。
『仮面ライダーゼロワン』の敵のマグネットだけは夫が喜び、彼の部屋に飾ってある。
6回に1回くらいの割合で当たる。
ということは、5皿×6=30皿食べれば、ビッくらポン!の景品をGETできる。
私達家族は50〜60皿くらい食べるので、10回以上は挑戦出来るというわけだ。
次男のビッくらポン!にかける情熱は、年々クールダウンしてきている。
でも「やらない」という選択肢は今のところないそうで、私達は行くたびにやる。
長男は弟と一緒に皿投入して楽しそうだし、夫も酔っ払ってニコニコしているし(彼は肉寿司をつまみに飲みまくる)、私はごはん作らなくていい&片付けなくていい外食万歳だから、みんな平和なのだ。
ありがとうくら寿司、ありがとうビッくらポン!
楽しくて浮かれた私達は、このビッくらポン!に大谷翔平シリーズを作ったら、お客さんがくら寿司に押し寄せるのではないか?と妄想し始めた。
缶バッジの10種類
①ピッチャーの大谷翔平
②バッターの大谷翔平
③ドジャースの大谷翔平
④エンゼルスの大谷翔平
⑤日ハムの大谷翔平
⑥デコピンと大谷翔平
⑦デコピン
⑧真美子さん
⑨栗山監督
⑩シークレット
これはどう考えても⑩シークレットはあの人……ってなるのではとか、(次男はマイク・トラウトがいいんじゃない?と言う…いや、そうじゃないだろう笑)
ドジャースとエンゼルスと日ハムと契約しなきゃいけないって、どれだけお金かかるのかとか、
(その場合、ビッくらぽん!は10枚皿投入にしたらどうだろう?とか)
デコピンの契約はどうしたらいいのかとか、
⑧真美子さんはレアっぼくなるだろうとか、
このラインナップで⑨が出てガッカリする人はいるかもとか、
新庄ビッグボスが「コンプリート!!!」とさっそくSNSに写真あげそうとか、
そんな妄想を笑って話しながら、今日は計55皿いただいた。
ビッくらぽん!は11回した。
美味しかったです、ごちそうさまでした。
次男は「茶碗蒸しときつねうどんも美味しかった」とぱんぱんにふくれたおなかを見せてきて、昼食後、友達と自転車で出かけていった。
noteの中で野球好きな方々が、中学で野球部に入部した次男(野球未経験)を応援してくれている。
先日、初めての部活動があった。
くたくたになって帰ってきたが、目は楽しそうだった。
投げるのは左で、打つのは右打ちだそう。
左打ちにしたいのだけど、当たらないのだと。
これが何言ってるのか分からない野球オンチな私だが、彼が楽しんでいけたらいいなと思っている。
またくら寿司でお寿司を食べながら、部活の話を聞けたら嬉しい。
そして私は⑦が欲しい。
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