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『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』(伊庭正康 著)プロローグ 全文公開

2021年5月22日に発売の『結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる』(伊庭正康 著)。

この本は、「しつこさ」を一つのスキルと捉え、継続すること、徹底すること、あきらめないこと、最後までやり抜くためのコツを解説したものです。

「しつこく」するのは、特別な才能や環境がなくても、誰でもすぐに実践できる、究極の成功法です。

アスコムのnoteでは、この本のプロローグから第1章の全文を無料で公開いたします。

※第1章の2021年6月5日18時まで。
※一部の要素は除きます。ぜひ、ご一読ください。


プロローグ

考えてみてください。
人生でうまくいかなかったことについて。

足りなかったものは何だったのか?

この本は「しつこさ」の重要性と
それによって成し遂げられるであろう
可能性について書いた本です。

「しつこい」という言葉からは、
くどい、粘着、こだわって煩わしい、
そんなネガティブなイメージを
思い浮かべる人が多いでしょう。
漢字では、「執拗い」と表記されることもあり、
日常会話では、
あまりいい文脈では使われません。

しかし、不思議なことに、
自分の心に向かって、
「しつこくやるか」
と言うときは、ポジティブな意味合いで、
使いませんか?

このときの「しつこく」を言い換えるなら、
何度も何度もアタックする、
あきらめずに継続する、
どんなことでも徹底する、
コツコツと地道にやり抜く、
といったことですね。
一気にキラキラしたものになりました。

本書で解説するのは、
この「しつこさ」で、
みなさんに身につけてほしいものです。

実は、スティーブ・ジョブズ、ジェフ・ペゾス
イーロン・マスクなどの世界的な成功者が、
この「しつこさ」の重要性を語っています。

日本でも、西野亮廣さんやHIKAKINさんなど、
徹底する人、やり抜く人が、大きく支持を集めています。

「しつこさ」には、
圧倒的なパワーがあるんです。

ただ、あまりにも当たり前で、
きわめてシンプルなことであるため、
わざわざ注目されることもなく、
見過ごされがちです。

そこで、まずは、
「しつこさ」をもやっとした言葉のイメージではなく、
「スキル」の一つとして捉えなおしてください。

見え方が変わりませんか?

本書では、
たとえ意志が弱くても、
特別な才能や技術がなくても、
ちょっとした工夫と、
想像力を膨らませるだけで、
誰でも、「しつこく」なれる方法を紹介します。

必要以上に、がんばる必要はありません。

そのやり方を知っていれば、
人生はいまよりもっと好転するはずです。

やりたかったことを実現させる。
人間関係をよくする。
仕事で成果をもっと出す。

「しつこさ」を武器にして、
たった1回の人生であなたの望むものを
手に入れてください。

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※上記、チェックリストの詳細は、書籍の中で解説しています。

はじめに

 改めて自己紹介します。株式会社らしさラボの伊庭正康と申します。
 らしさラボでは、「期待に応えるだけではなく、期待を超える」をモットーに、多くの企業様をお相手に研修メニューを提供しています。
 いまでは年間200回、受講いただいたビジネスパーソンは累計4万人を超えました。おかげさまで、9割以上の企業様から、リピートいただいております。
 前職のリクルートでは、求人広告の営業をしていました。
 ただ、20代のころは大変苦労しました。営業でありながら、極度の人見知りだったからです。日々、偏頭痛に悩まされ、お客様からも顔色が悪いと心配されたこともあります。
 しかし、訪問活動をコツコツと続けることで、人見知りを克服しました。4万件以上は訪問しました。そこからは、グングンと成績が伸び、プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰4回を受賞、社内表彰も40回以上受賞しました。
 営業部長、関連会社の代表などを務めたあと独立し、現在に至ります。
 これもいま振り返ると「しつこさ」の結果だな、と思っています。
 自分で言うのもなんですが「しつこさ」だけは、誰にも負けない自信があります。
 やると決めたことはとことん続けています。
 ただ、「しつこさ」というと、具体的な方法論が見えづらく、ややもすると、根性だの、気合だの、といった話になりがちです。
 私は、根性論といったものは大嫌いです。
 むしろ、「しつこさ」には不要ではないかと思っています。

「しつこさ」に必要なのは、ちょっとしたコツを加えること。そしていろいろ妄想を膨らませることです。
 決して難しいことではありません。日々の仕事、行動に少し工夫を取り入れたり、お客様や大事な人、そして自分の未来を楽しく想像したりするだけです。
 それが、「いいしつこさ」、根気強くやり抜く力につながっていくのです。
 本書では、私の営業職での経験、研修トレーナーとして多くのお客様から学んだこと、国内外の研究・文献から得た知見をふんだんに盛り込みました。
 いつも三日坊主になる、途中で挫折する、目標が定まらないといった方も、読み終えたら、すぐにでも実践できる方法ばかりです。
 本書の第1章と第2章では、しつこさの重要性やしつこい人の特徴を分析しています。第3章以降で、しつこくあるための具体的な方法論を解説しています。また、第7章では、対人関係におけるしつこさについて触れています。「悪いしつこさ」を発揮すると、人に嫌われますからね。
 また、各項目の冒頭には、「あなたはどっち?」という簡単なクイズを入れています。これには、絶対的な答えがあるわけではありませんが、本文を読む前に立ち止まって考えてみてください。
 本書の方法を実践すれば、誰もが、「しつこく」なれます。
 ビジネスにも、勉強にも、ダイエットにも、そして恋愛と、いろんなシチュエーションで使えるスキルです。
 本書が幸せを手に入れる一助となれば幸いです。
 ぜひ、みなさんの成功をつかんでください。
       株式会社らしさラボ 代表取締役 研修トレーナー 伊庭正康


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