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Road to 茂呂史生講演会 #47 定規の違う居場所を作る

10月29日茂呂史生講演会まで、1週間を切りました。
残席1席、事前申し込みですので登録まだの方はお早めに
このnoteも47日目になりました、過去ログは下のマガジンから

定規の違う居場所を作る

ひのアートカフェを主催する西畑さんをご紹介いただき参加
繋いでいただいた露木さんと共にワークショップを体験してきました。

誰でも無料でアートを介して集まる場です。
誰かと繋がりたいけどちょっと怖い、喋るのが苦手、絵を書いてみたい、居場所が欲しい‥

ひのアートカフェ

こうした呼びかけに集まった方々で、空間を創る場所

⚫︎西畑さんのファシリテーション

鍼灸師でもある、西畑さんの作る場が素晴らしくてずっと感心していた。
終始、安心安全の空気が拡がる。

アート関連のお仕事から、鍼灸師になっているそうで(詳しく聞いてない)こうした場をどうして作ったのか?など色々興味も湧きつつ、その気持ちを抑えて参加者として椅子に座る。

実は、勢いで参加の意思を伝えたものの、アートに対して、観る以外の行動がない自分が行ってもいいものだろうか??なにをやるのだろうか?と、ちょっと不安な部分もあった。

しかし、準備の段階で不安や緊張はスッと抜けた

「色々準備してきたけど、固まってなくてね〜」

テーブルを作り、絵のモチーフになる道具を広げながら話す西畑さん

やること先行ではなく、その場の空気感を優先して判断しているのがわかった。

参加者が集まり、挨拶をして初めての人への声掛け「なんて呼ばれたいですか?」
この声掛け一つで心理的な安全性が保たれる感覚を得られる。

呼ばれる名前一つで、快も不快もある。

他者が不思議な名前を提示しても、受け入れて呼ぶ

本人が「」であれば、そう呼ぶ安心感

勝手に変な印象をつけられたりしないだけでも、随分と楽な空間だ

⚫︎ヌルッとはじまった

モチーフが散らばるテーブル、都度の自己紹介をしてる中で
人も集まったかな〜くらいのところで雑談がはじまり

話しながら、気がついたら絵を描き始める人が出始めて

場がなんとなくヌルッと動き出した。

もちろん、普段から参加されている人はルールを知っているからOK
アイスブレイク的に話す雑談も並行して続いていく空間

誰も必要以上の肯定も否定もしない時間

場の空気のいく方向を見定める時間

無理に区切らないことで、雰囲気が作られていく

シームレス、摩擦なし

ある程度掴めたタイミングで、西畑さんから声がかかる

よし、カラーワークやろう

普段なら、そのまま絵を描き始めるところ初めましての人が多かったことでの配慮

⚫︎競わないそのままを他者と

テーブルを新たに別にセッティングして、スタートしたのは

西畑さんオリジナルのコミュニケーションカラーワーク(ひのアートカフェではお馴染み)

端的に言うと、自分を起点にスタートしたアートが、他者を渡って完成させるもの
ただし他者の痕跡を消す行為はNG、全員の意図と感性が乗って完成

そして、作品の感想を起点になった人が話す

起点以外は、尊重も、マイウェイも選択肢は無限で他者に委ねる

「完成は神のみぞ知る」を受け入れて、感想を話すのだ

これが、めちゃくちゃ面白かった

絵を描いたり、何か作品を作る行為は自己完結で終わる印象で
学校の授業での「美術」の大半は、そのようなものだったと記憶している。
そして評価をつけられることまでがセット

下手とか、センスがないと言われるのが嫌で、あまり楽しい思い出はない

このカラーワークは「手放し」「受容」の要素が大きく関わっていて
自分が最初につけた印に意味を持たせたものが、他者のイメージで追加されていく

自分の作品でもあり、参加者全員の作品でもある。

しかも、ここに競争の原理が働かない

競わないそのままを他者と作品を作っていく繋がっていく

そのままのままで良いが、体験できる貴重な機会だった

この空気感なら、絵を自分の好きに描いてもいいんだろうなって
言葉にはされていないけど、雰囲気から感じた。

⚫︎定規を変える

施術時間の関係で、このカラーワークで戻る時間となってしまった。

この日のアートカフェ体験は終了した。

一番の気づきは「定規の変え方

発達障害・グレーゾーンがあって、既存の定規に耐えられない場面は多く出てくる
その中で、定規に合わせて無理に矯正しようとすると体は正直に反応する。

行動や、体調、精神面などに影響を及ぼす

もちろん、その特性の問題や、社会の基準値のような見えない鎖がある。

でも、その鎖を纏っている必要がない、纏わずともできる方法がある。

定規を変えたら、人と競い合ったり、責めたり、卑屈に思ったりしなくていい

それを、西畑さんのファシリテーションとワークで気付かせていただいた。

⚫︎まとめ

発達障害・グレーゾーンを特性として捉えていくにあたり

全体主義重視のグラデーションが、ものすごく影響することがわかった。

これは、コミュニケーションカラーワークで性善説とファシリテーターのスキルとが合わさるとできる空気を感じると、逆に性悪説でファシリテーションが機能しないと辛いことがわかる。

競争や評価を、今の日本の社会の生存本能といえばそれまでだが

そこに社会の基準値のようなものが重なると、基準から外れると生きにくく感じるのも理解できる。

ただ、それは定規を変えたら感じ方が変わる方法もあることも知られていい

エジソンや、さかなクンの感じを見ていても定規を外れてオーダーメイドの定規を当てることで才能が活かされた家庭サイズのものもあれば

社会との接点という意味での、他者との関わりで違い定規を体験できることも大切な場所だ、コンフォートゾーンからでる機会が地域サイズであるのもいい

こうして、色々な定規が社会にもあることを伝えたり、居場所として作ることで

活かされる才能と、救われる魂があるように感じる。

アートカフェという居場所と、その中のワーク

きっともっと場所も、理解者も必要だ

さて、なにができるのだろうか

僕の起点から派生した皆んなの作品

講演会詳細

申し遅れました、HealthConnect合同会社 関口満といいます。
(日本体育大卒/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/アスケア治療院院長)

今回弊社で初めての講演会を主催いたします。

共同代表の鷹巣晃助と共に、一人でも多くの方に聴いていただきたくてて、今回70名入れる会場を抑えました。(現在69名の参加)

満員で、当日を迎えたいので、ご興味ある方いらしたらお声掛けください
シェア、リポストも嬉しいです😃

10月29日ユニコムプラザさがみはら にて

世界を変える子供たち 著者 茂呂史生さんにご登壇いただき
「発達障害は才能である」をテーマに、お話しいただきます。
また対談「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」を企画しています。

このnoteは、開催当日まで毎日更新します。

開催に至る経緯、企画趣旨と準備や決定後からの変化など

どこかのタイミングで興味を持っていただき、ご参加、共感、協賛いただけたら嬉しいです。チラシの配布先も募集中です☺️

チラシ設置協力(敬称略 設置順)

アルド治療院(青葉台)
licoco(青葉台)
東京有明医療大学
ラクダハウス(藤沢)
JOY go round(相模大野)
はり灸治療院クオーレ(多摩センター)
アネックス鍼灸院(川越)
東京衛生学園専門学校
日本鍼灸理療専門学校
エキープカフェ(青葉台)
Lucu(田奈)
the play house(町田)
healing OFF(相模大野)
鍼灸マッサージサロン和み(上鶴間)

講演会は事前登録です

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ハリフトローラー(Welt鍼灸院 高橋幸資先生) 


共感いただける方、応援したい方はお声掛けください
個人法人問わず、一度お話しさせてください
今回だけで終わらず、今後も社会と健康をつなぐイベントを開催していきます。

お問い合わせは、HealthConnect合同会社 関口・鷹巣に各種SNSよりご連絡ください

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