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Road to 茂呂史生講演会 #42 ことごとく腸

このnoteは、10月29日に開催する茂呂史生さんの講演会当日まで毎日更新されます。

おかげさまで、残り5席となりました。迷われてる方は、お早めに(事前登録制です)

もう来週の日曜日には、講演会本番

早いですね、あっという間の42日目 過去記事はリンクから

ありがたいことに、同業の方から施術や問診などのフィードバックがあったりと僅かながらとはいえ発信の甲斐がありました。

少しでもオープンに、発達障害・グレーゾーンの会話が増えるのも良いなと思ってます。

まさにスタンド使いは惹かれ合うだ

⚫︎ことごとく腸


発達障害・グレーゾーンの方のお話を聞かせてもらう中で、結構な頻度で話を聞くのが「お腹の調子」下していたり、便秘だったり消化器の不調は大いにある。

映画【梅切らぬばか】でも、自宅での母との同居からグループホームに移るシーンで、母親が息子の環境変化によるお腹の調子を気にして梅シロップを渡すシーンがある。

また、インタビューさせていただいたKさんも息子さんのお腹の調子の話をしていた。

ASD(自閉スペクトラム症)は多いそうで、30〜50%が症状を持っているという

ことごとく腸の話が出るのも、頷ける。

⚫︎腸と脳の関係


近年腸内環境と、精神疾患の関係性の研究が進んでいるそうです。

腸は、食べたものを消化吸収するだけではなく、ビタミン、たんぱく質の合成、ホルモンへの影響や、病原菌の侵入防止など体の維持に大きく貢献している部位

脳の機能への影響も多いにあり、それを「脳腸相関」という

善玉菌の数が少ない腸内環境では「うつ病」のリスクが高くなる研究や
ASDの症状の重い人ほど、腸内細菌のバランスが崩れていることなども研究がある。

発達障害・グレーゾーンとは切っても切れない関係性と言える。

腸がいいと、調子がいい

⚫︎腸内環境を整えるには


ASDの人は、ビフィズス菌などの菌が少ないなど、偏りの見られるなど悪化しやすい環境にある。

ここの改善が、一つの光明とする中で意外な改善例があった

アメリカでの研究で、腸内細菌叢移植(Fecal Microbiota Transplantaition)を子供に行い、特有の行動症状が減り、下痢や便秘の改善が見られたというもの。

かなり期待できるパターンではあるが、まだ研究が始まったばかり

日本でも、臨床研究が始まっているが、まだ診察施設も数箇所にとどまり、保険適応外だそう

まだまだ簡単に受けられるものでもなさそう、進展を待つばかり

⚫︎腸内環境が悪くなる生活

最新のアプローチを待つことも、一つだけど
今すぐできることもたくさんある。

腸内環境を良くする前に、悪くなるのを止めること

食事
・肉、脂質、動物性タンパクが多い
・食物繊維の摂取が少ない
・発酵食品の摂取が少ない
・食品添加物の摂取が多い

活動
・ストレスが多い
・長時間の同姿勢
・睡眠不足
・運動習慣がない

概ね、健康に暮らす系の話をするときに出てくるラインナップ

この辺りを改善するだけでも、随分違うのではないだろうか?

⚫︎日々の暮らしを整える


日々の食事と消化器の活動の調整が現状では肝となる。

取り込むものを調整して、消化器が正常に動くようにする。

この辺りが、取り組みやすい部分

養生を意識して、自分を大切に生活する

特別な食材やメソッドを取り組む前に
まず日々の生活の見直しや、アドバイスが功を奏しそうだ。

⚫︎まとめ

脳腸相関を意識することで、症状や行動の変化を確認できるとなると
その部分の改善は、セルフでもできる範囲がある。

闇雲に動くことなく、気にかけてみたら変わる部分

また、人に任せられる部分でもある。

そこで鍼灸やマッサージの選択肢に可能性を感じてもらいたい。

腸の動きや、腸内環境の改善に鍼灸を持ちいる研究も進んでいる。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/55/1/55_1_56/_pdf

胃、脾、腸と消化器系のツボや経絡の調整は、腸内環境にいい影響を与える。

天枢などの体幹部のツボや、合谷や、足三里など手足のツボへの刺激で、大腸の蠕動運動が活発になるなど機能改善に有用

お腹の不調の調整から、全身への影響をうまく伝えていきたいところです。

あとお薬が苦手な子には、相性がいいはず

講演会詳細

申し遅れました、HealthConnect合同会社 関口満といいます。
(日本体育大卒/鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師/柔道整復師/アスケア治療院院長)

今回弊社で初めての講演会を主催いたします。

共同代表の鷹巣晃助と共に、一人でも多くの方に聴いていただきたくてて、今回70名入れる会場を抑えました。(現在64名の参加)

満員で、当日を迎えたいので、ご興味ある方いらしたらお声掛けください
シェア、リポストも嬉しいです😃

https://x.com/ascare_aobadai/status/1700494270749393076?s=61&t=By3lriQvCYaGKHU0lKC8CQ

10月29日ユニコムプラザさがみはら にて

世界を変える子供たち 著者 茂呂史生さんにご登壇いただき
「発達障害は才能である」をテーマに、お話しいただきます。
また対談「発達障害と鍼灸マッサージの可能性」を企画しています。

このnoteは、開催当日まで毎日更新します。

開催に至る経緯、企画趣旨と準備や決定後からの変化など

どこかのタイミングで興味を持っていただき、ご参加、共感、協賛いただけたら嬉しいです。チラシの配布先も募集中です☺️

チラシ設置協力(敬称略 設置順)

アルド治療院(青葉台)
licoco(青葉台)
東京有明医療大学
ラクダハウス(藤沢)
JOY go round(相模大野)
はり灸治療院クオーレ(多摩センター)
アネックス鍼灸院(川越)
東京衛生学園専門学校
日本鍼灸理療専門学校
エキープカフェ(青葉台)
Lucu(田奈)
the play house(町田)
healing OFF(相模大野)
鍼灸マッサージサロン和み(上鶴間)

講演会は事前登録です

https://docs.google.com/forms/d/1NQKw9RslVu7Z6bnW2-Wl_MzTg-RChdBbroVNVttkFUc/viewform?edit_requested=true

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ハリフトローラー(Welt鍼灸院 高橋幸資先生) 


共感いただける方、応援したい方はお声掛けください
個人法人問わず、一度お話しさせてください
今回だけで終わらず、今後も社会と健康をつなぐイベントを開催していきます。

お問い合わせは、HealthConnect合同会社 関口・鷹巣に各種SNSよりご連絡ください

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