【東洋医学と発達障害】視点を変えてみる#110
Good&New
発達凸凹さんフェスのオンラインライブに参加してきました。
東洋医学と発達障害についてお話ししました。
鍼を打ったら感覚過敏の子供は平気なのか?
触られるのが苦手な子にはどうするの?
など、色々なご質問にお答えさせていただきました。
3月24日の凸凹会議療育トークの告知もさせていただき
少しでも、視野が広がる人が増えることを願う
アーカイブはこちらから
⚫︎東洋医学と鍼灸
鍼を打って、痛みに耐えれば健康が手に入る
本当でしょうか?
そうしたアプローチがないわけではありませんが、全てではありません。
東洋医学自体が、2000年以上前に中国古代に広い地域の医療が混ざり合い成立し伝承されたもので
イメージの強い、鍼や漢方だけでなく、お灸など温めるものや、あん摩などの手技療法なども含まれており、運動や食事に至るまで生活などの方法もあります。
鍼や灸を用いるのは、あくまで方法論
様々な選択肢の中の一つということなのです。
⚫︎まずは考え方を伝えたい
例えば、陰陽の考え方
☯️こうしたマークを見たことがある方も多いと思いますが
白い方が陽、黒い方が陰 対極にあるもの
簡単に人の行動での陰陽
陽:運動、活動、消耗、興奮
陰:鎮静、休養、睡眠、滋養
このバランスを、とるのも東洋医学的
中庸(チュウヨウ)なんて言います
足し算すべきか、引き算すべきか?
目の前にあるものを押さえ込むことではなく
個体差と、前後関係を考えて入力と出力を調整する。
今の状態を、陰陽で考えてみる。
その視点一つで、日々の見え方が変わるんです。
⚫︎理美容と発達障害でみる陰陽
例えば、髪を切ることを嫌がる感覚過敏がある。
この行動を陽としたら、陽を足せば感覚過敏は高まる。
ハサミに対する不安、音、環境の変化などで
自身の生存本能に起因した、行動が出るとする。
理美容師が、その陽を足さないように配慮する。
過敏であり、繊細な人が心地よく髪を切ってもらえるように
陰の行動をできる人を、求めるわけです。
髪の毛を落ち着いて切ることができる環境設定で
陰陽の調和をとっているということ
みなさん、すでにやっているわけで
陽:興奮
陰:鎮静
このバランスをどのようにみるのか?
障害の有無ではなく、陰陽のバランス
視点の置き換えで、楽になる心がある。
まとめ
実は、すでにあるもの
それを、どう見て表すか
東洋医学の視点が、特別なものではないのですが
知られていないものであることは間違いない
東洋医学=鍼を刺す
この認識は、あっているけど、それだけではない
そして、ツボを刺激したら、体が良くなるというイージーな話でもない
生きることを考える時に、起こっている現象をどう捉えるか?
それが、違う目線となる事に意味があるのです。
その先に、ツボや鍼、あん摩などの方法論が出てきます。
いきなり刺すことから、話さないのはそのためです。
もちろん陰陽だけではないので、また続きは今度
⚫︎お話し会88箇所巡り
こうした東洋医学や、体の使い方を話すお話し会に
呼んでくださる方いらっしゃいましたらお声掛けくださいませ😊
✳︎お知らせ
凸凹会議 療育トーク【才能が開花するために今できること】
3月24日 9:15開場 9:30開演 11:30 終了
ユニコムプラザさがみはら セミナールーム
【演目】
・茂呂ミニセミナー「発達障害は才能である」
・パネルディスカッション「楽しく才能を活かすために」
今回は、多くの方に聞いてもらいたく100名の会場を押さえました。
✳︎最後まで読んでくださってありがとうございます。
コメント、いいね、フォロー嬉しいです。
各種媒体での発信もありますので、そちらもどうぞ
お仕事のご依頼は、セキグチミツル公式LINE
施術のご依頼、ご相談はアスケア治療院公式LINEまたはInstagramのDMがスムーズです。
⚫︎歩きながら考えるマガジン
⚫︎セキグチミツル X/twitter
⚫︎アスケア治療院 Instagram
⚫︎アスケア治療院 公式LINE(予約とコラム)
⚫︎セキグチミツル 公式LINE(イベント/講演会のお知らせ/時々コラム)
⚫︎ほぼ毎日の音声配信 オ体操
⚫︎欲しいものリスト
お読みいただきありがとうございます お気持ちは、【スポーツと体育をアップデートする】活動に活用させていただきます。