長い時間の中で 日に日に 色褪せていくように 君から笑顔が消えていき 交わす言葉も消えていく そんな日々が とてつもなく 苦しかった さよならを告げた あの日から 色は更に褪せていき 君との思い出が 鮮明になっていく もう戻れないあの頃の 君の笑顔だけが わたしの中で 鮮明になっていく
出会った頃は 互いに見つめ合いながら 他愛もない事も 話し、笑い合っていた 春を重ねる毎に、春風に吹かれて 私たちの想いは それに飛ばされるかのように 薄く薄く次第に彩りを奪われて 何度目かの春 あなたが去っていった後 あなたとの記憶をも 奪っていくかのような 春風 あなたの笑顔 あなたの仕草 あなたの口癖 全てを私から奪っていくかのような 春風 私の想いは もう、２度と 言葉にできない さよなら 春風
