淺野義弘|Yoshihiro Asano

淺野義弘(@asanoQm)フリーランスのライターです。ものづくりやデジタルファブリケ…

淺野義弘|Yoshihiro Asano

淺野義弘(@asanoQm)フリーランスのライターです。ものづくりやデジタルファブリケーションに関心があります。墨田区のものづくり施設「京島共同凸工所」のラボ長。

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最近の記事

週報21|森 / 道 / 市場

240520-240527 今年トップクラスの疲労度!いやしかし楽しかったな森道市場。いつかは行ってみたいと思っており、京島の人たちが出店していることも知っていたのでどうにか……と思っていたら、運良くチームに混ぜてもらえました。グッズ制作や運営シフトの形で関わりつつ、空き時間に好きなこともたくさん。「モノとごはんと音楽の市場」の言葉に偽りなく、すごい空間だった。 日本各地から各分野の猛者が集う、3日限定のスマブラみたいな感覚。こんなふうになりたいとか、こうすればいいのかと

    • 週報20|文フリを見やる / よしきたAI / 一息はまだ先

      240513-240519 先週めっちゃ浮かれてた反動かのように、今週はしゃかりきに動き回っていた。仕事も遊びもその中間もどこか慌ただしくて、ただ天気のいいお昼にぼ〜っとするみたいなひとときがやや恋しい。ほどほどの忙しさが恋しいと言ったり、何もない時間が欲しいとか言ったり、わがままなやつだな俺は。 世間では文学フリマが開催されていたようで、去年までは名前だけ知って自分には縁がないものだと思っていたのだけど、今年は足を運んでみたかったし、自分の本も売りに出したいと感じる。タ

      • 週報19|街ブラ生誕祭 / 過密娯楽 / いつかの本屋で

        240506-240512 土曜日に32歳になった。リアリティのある数字だ。ゴールデンウィーク明けでポヤポヤした日も続く中、原稿書きに復帰しつつ、工房や街の仕事で忙しく、その合間でお祝いをいただいたりして嬉しい。暇すぎるとダメなのだが、ハイパーピンボール理論、あるいは葛西臨海公園のマグロのように、ゆるやかでも動き続ける方が僕の性に合っている。いい誕生日だった。 髭を伸ばし始め、友達の結婚式で一部そり、全剃りじゃない選択肢があってもいいのでは?と思いシェーバーを注文した。夏

        • いまこの街だから作れた、300冊の手製本。書籍『京島の十月』を出版します。

          こんにちは、淺野義弘(あさのよしひろ)です。 大学で研究員として2年半ほど勤めたのち独立し、ものづくり系の取材をメインとするフリーのライターとして活動しています。2023年8月からは墨田区の京島という街で「京島共同凸工所」というものづくり工房をスタート。今は物書きが半分・工房の運営が半分のような暮らしを送っています。 取材と執筆だけにとどまらず、ものづくりを介して街や地域に溶け込んでいく感覚は新鮮で、ライフスタイルも大きく変化しました。そんな暮らしも一年が過ぎようとしてい

        週報21|森 / 道 / 市場

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        • 週報
          18本
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          15本
        • 【毎日ひとつの非日常】イレギュラー365
          14本
        • よみもの
          10本

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          週報18|春を惜しむ / 盆栽に代えて / ゴールデンウィークの差分

          240429-240505 駆け込みで終わった4月末に比べると、世の中のゴールデンウィークに合わせてか、あるいは春との別れを惜しむようにか、ゆっくりした一週間を過ごしていた。すべきことの量とのんびり具合は必ずしも合理的な関係にないようだ。 久々に映画館で映画を見て(パストライブス)、好きな漫画の最新刊を読み(ワールドトリガー)、友達の結婚式に行って、近所の本屋で本棚を作って。街の合唱団の練習や飲み会も挟みつつ、ラボにも仕事と遊びで人が来て、もちろん街を歩き回り、お酒を飲ん

          週報18|春を惜しむ / 盆栽に代えて / ゴールデンウィークの差分

          【月報】2024年4月にやったこと

          あっという間すぎる!年度始まりなので資格の勉強なども始めたのですが、仕事や自主制作がドコドコ生まれてそれどころではなくなりました(悲哀)。規則正しい生活と学びを送るすべての人たちに、心からの尊敬を。 公開された記事3Dプリントでマウスのアタッチメントパーツを作る事例を取材。初めて知る世界でしたが、握り心地の変化に心底驚きました。ガチ勢に届いてほしい。 シルクスクリーン(的なこと)がラボでできるようになりました。大型のレーザーカッターは必須ですが、いい買い物をした気がします

          【月報】2024年4月にやったこと

          週報17|荒木先生はすごい / 俺のスタンド / ペットボトルは多忙の証

          240422-240428 ジョジョランズの3巻を買った。話はスローな立ち上がりなのだけど、味方チームの関係がいいし、敵スタンドの描画が面白すぎて大興奮。4部のエニグマに近いものがあり、まだこんな漫画表現があったのかと、100巻を超えて現役で描き続ける荒木先生はやっぱすげーやとなった。 学生の頃、デジタルファブリケーションを学ぶ研究室にいて、最初の学期は一通りの技術を学んだ後、自分の好きなものを作るという課題があった。個人で作りたいもの、と聞かれてパッと答えられる人はそれ

          週報17|荒木先生はすごい / 俺のスタンド / ペットボトルは多忙の証

          週報16|夜は楽しく程々に / 歯の凹み / ひとつの職能として

          240415-240421 お酒を二日連続で、結構な量飲んでしまったせいかスッキリしない。場は好きだし、味も好きなんだけど、最近は翌日に影響が出ている感じがして、少し及び腰になる。まったく何もしなくて良い日の前なら良いのだけど、そんなタイミングはあまりなく。お酒は楽しく、ほどほどにというキャッチコピーを地で行くのが良いかもしれない。 親知らずを抜いた。右上の奥歯にあたる部分で、月に一回ぐらい沁みて痛いを繰り返していた。気合いで堪えていたけど泣いちゃう時もあったので、一度見

          週報16|夜は楽しく程々に / 歯の凹み / ひとつの職能として

          週報15|そうだ歯医者行こう / おもてなしスイッチ / 四足健康法

          240408-240414 よく遊び、よく働き、よく生活した一週間だった。先週から続く痛みを解決するため歯医者に行くと、妥当に親知らずではあったけれど、その先端が虫歯として削れて露出し、手の施しようがないため抜くことになった。他にも虫歯やら歯石やらが散見され、自分の口内環境のだらしなさに愕然とする。毎日の歯磨きと歯間ブラシだけじゃダメなんだな。当日は一通り洗浄してもらい、ゴリゴリと取れていくあれやらこれやら、甘いミントみたいなコーティング、歯石がないことが逆に違和感になる舌

          週報15|そうだ歯医者行こう / おもてなしスイッチ / 四足健康法

          週報14|甦れ復習の鬼 / 振り返ることを振り返る / 濃厚な日々の始まり

          240325-240331 新年度が始まった。今年は仕事の幅を頑張って広げたいので、いくつか資格の勉強を始めた。毎朝起きて1-2時間、テキストを開いて問題を解く。わからないところはYouTubeに大体解説が載っているので、時代の変化を感じる。勉強できない言い訳ができないし、学ぶのにも最適な時代とも言える。中学生前半ぐらいの、友達からテスト前にノートが引っ張りだこだった時代の淺野を、頑張って呼び戻したい。 広げる幅の一つとして、来月に本を出そうとしている。それに合わせて打ち

          週報14|甦れ復習の鬼 / 振り返ることを振り返る / 濃厚な日々の始まり

          【月報】2024年3月の仕事と活動

          いわゆる年度末でしたが、それより月半ばの確定申告の印象が強かったですね。ライター業だけだった一昨年から、ものづくり工房の運営を始めた去年に変わる中で、たくさんの新しい勘定科目たちに出会えました。これからもどうぞよろしくね(西野カナ)。 公開された記事資源の新しいルートを探るメディア「BiPass」にて、造形構想株式会社 峯村昇吾さんのインタビュー記事を執筆。複雑なものを複雑なままに表現する活動を、わかりやすい文章というフォーマットに落とし込むことの難しさを感じながらも無事リ

          【月報】2024年3月の仕事と活動

          週報13|本isオブジェクト / 余白を受け入れる / まっさらな机

          240325-240331 2023年度が終了。年度末制約のある仕事はないので、いつも通り淡々と月末締め作業などに取り組んだ。 3Dプリントのイベント取材で某教育機関へ。春休みなのに自主的に集まっていて素晴らしい。取材と撮影で入りつつ、時折受講生をサポートしたりで楽しかった。帰り際、前から行きたかったスリランカカレーの店に行けて大満足。腹を満たすための1000円と、心も満たす2000円なら断然後者だな、という気がしつつある。 自主制作本プロジェクトが進んでいる。寄稿や対

          週報13|本isオブジェクト / 余白を受け入れる / まっさらな机

          週報12|渋谷の空白学 / 香感覚で遊ぶ / 大島初探訪

          2400318-240324 月曜日、渋谷でイベントの取材。午前と夕方に分かれていたので、合間に結構な時間ができた。一度家に帰るのも、コワーキングスペースに課金するのもなんだかなという気持ち。昔ならミスドで粘っていたかもしれないなと思いつつ、たまたま目に入った映画館で『落下の解剖学』を見た。興味と時間の具合がテトリスのようにはまり、自由を謳歌した。 原稿仕事を数件進めつつ、工房ではイレギュラーな時間の利用や、新たな制作相談なども受ける。週末には人がたくさん集まり、とても良

          週報12|渋谷の空白学 / 香感覚で遊ぶ / 大島初探訪

          週報11|兎にも角にも確定申告 / めっちゃラボにいた / 盗人的視点

          2023年分の確定申告を無事に終えた。無事というのは人によってレベル差があるだろうが、最終日まであたふたしなかっただけ成長しているのだ僕は。原稿仕事以外に工房の運営を始めた去年、日々の売り上げや固定資産などの勘定が大幅に増加し、おぉ、なんだか商売をしているぞという実感が湧く。良くも悪くも生存戦略を見つめ直さざるを得ない機会だ。一週空いたけどその辺の話をPodcastで収録した。 カレンダーを振り返ると7日中5日もラボにいたようだ。もちろん朝から晩までというわけではないが、流

          週報11|兎にも角にも確定申告 / めっちゃラボにいた / 盗人的視点

          週報10|アレグラでなんとか / 印刷の推進力 / 地元観光

          240304ー240310 結論から言うと花粉症検査のための病院には行かなかった。有限不実行はダサい。しかし花粉ブロック的なメガネとマスクを標準装備し、アレグラを服用することで先週末のような激しい症状は回避できている。雨や曇りの多さが原因かもしれないが、やりすごせるならそれはそれで良い。 週の前半はあまり外出せずに黙々と自宅にこもって仕事をしていた。新しい案件の相談があったり、突然の思いつきが記事になりそうだったり。企画を立てる力の弱さを自認しているが、シリーズにしたり人

          週報10|アレグラでなんとか / 印刷の推進力 / 地元観光

          週報09|花粉症の確定 / 日記・分散・協調 / 引きこもれる嬉しさ

          240226ー240303 日曜日、黙々と作業をしたいところだが、鼻水がとまらなすぎて話にならない。自分がこんなにも花粉症だったとはつゆしらず、むしろ工房の利用者対応がなくてほっとした。これまでは気のせいでしょ、とやり過ごしてきたが、いよいよ真剣に対策しないと生活がままならなくなってしまう。平日の間に診療を受けることをここに宣言します。 というわけで、不意にできたズビズビな1日を活用して、ひたすら確定申告作業に打ち込んだ。去年の前半まではライター業がほぼ全てで、案件ごとに

          週報09|花粉症の確定 / 日記・分散・協調 / 引きこもれる嬉しさ