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心や身体に優しくなれる「自分を大切に手帳」の書き方

今年から「1ヶ月間、自分が自分をどれだけ大切にできたか」を可視化する手帳を月に1回書いています。今のところ4ヶ月やってみてとても気持ちが良いので書き方をまとめてみました。

「自分を大切に手帳」をはじめた理由

日本には四季があって気候による体調不良が多いのと、やや身体が敏感で日々微調整が必要な体質です。また、内に問題がこもりやすい職業をしているので、健康に幸せに暮らそうとすると、身体と心の両方を常に客観的に感じケアが必要です。

日々手帳でログを付けているのですが、統計として少し見づらいので、月に1回マンスリーにまとめ直しして、1時間ほどセルフケアを確認しようと思いはじめました。


用意するもの

無理なく続けられる、簡単に記入できる、手に入れやすい文具だけを使う、見開きで書くので裏抜けがしない。この辺を考慮して道具を決めました。今回の手帳は裏抜け解決と道具を減らしたいのでスタンプを外しています。色はマステで楽しみます。

用意した文具

  • MUJI  ノート・マンスリー A5

  • 好きなマスキングテープ

  • ユニボール ワン ブラック 0.38

  • カンミ堂 はがせるマーカー

  • トレーシングペーパー

  • 月の数字(テプラ)

  • 月名マステシート


道具の解説


MUJI  ノート・マンスリー A5
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182109757
日付がないシンプルな枠だけのマンスリー。
A5サイズはひらいで見開きで情報を確認するとき、ほどよいサイズで好きです。
一般的な手帳のような日付フォントの影響が少ないのも気に入っています。

ノートカバー A5用
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182913859
ノートだけだと長く使って表紙がよれやすいので、カバーを付けました。グレーにすると優しい印象で良い感じです。

ノートにノートカバーを付けた状態


好きなマスキングテープ
https://www.asanel.net/categories/3322945
マスキングテープならなんでもOK。シールでもOK。裏抜けしてボコボコしなければなんでもよいです。色の組み合わせで悩むときは、方眼と好きな色の単色を組み合わせるのがオススメです。最初に方眼と単色を選べば、ほとんど組み合わせの失敗をしません。方眼は私がデザインしたASANELの繊細シリーズが好きで、単色はmtや100円ショップで買っています。

方眼+単色。組み合わせで気分の色にしています。

ユニボール ワン ブラック 0.38
https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/gel/uniball_one/one.html
くっきりした黒で書きやすいゲルインクボールペン。0.38を愛用。今回はマステで色を使うので文字など記入は黒のみ。ペンで迷わないと作業が楽になります。

ユニボール ワン ブラック 0.38

カンミ堂 はがせるマーカー
https://www.kanmido.co.jp/products/hagaserumarker/
カレンダーの中で日曜と祝日をどう表現しようかなぁと試していてはがせるマーカーが優秀と発見しました。日付の文字が見えるけど、色がつくので休み感が出ます。マーカーに使う付箋なのでスケによる文字も見やすく。付箋ですが糊が意外としっかり全面についているのでマステ感覚で使えました。マステより透明感が活かせて良い感じです。

トレーシングペーパー
https://www.moriichi-net.co.jp/blog/tracingpaper/
プリンターで印刷出来るトレペは色々なお店で販売されています。こちらの紙専門店のBLOGだとトレーシングの種類や、レーザーorインクジェットの違いなども解説しているので自分のプリンター環境で調べて見ると分かりやすいです。私はレーザープリンターなのでレーザー専用のトレペを使っています。厚さで透け感が違うので好きな厚さでOK。

レーザープリンターで印刷したトレペ

※プリンター環境がない方はトレペ付箋でもOK。MUJIのが大きめで使いやすいので、これに油性ボールペンで手描きでも大丈夫です。

トレペの代用になるMUJIの透明付箋

月の数字(テプラ)+月名マステシート
https://www.asanel.net/categories/3743205
ASANELのなんでも日付になるマステシートはシンプルなモノクロで、サイズ違いに手描きの月名がいっぱいはいっているのでカットして使っています。一番大きなサイズのわっかがかわいいです。


「自分を大切に手帳」書き方手順

こちらが私の実際の1月の手帳です。友人の名前など一部消しています。日記ではないのでびっしり書く必要もなく「自分を大切にしたな〜」と感じるモノをメモする程度。箇条書き感覚で大丈夫です。

手順はこんな感じで、だいたい1時間くらいでできます。私は綺麗に仕上げたいのでトレペはプリンターで印刷したモノを貼っていますが、直接トレペに記入して貼ってもOK。MUJIにトレペ付箋が売っているのでそれで代用できます。プリンター環境がない方は手描きでどうぞです。

  1. マンスリーに日付を入れる

  2. 日曜祝日にはがせるマーカーを貼る

  3. マスキングテープでベースコラージュをする

  4. 月名と月数字を貼る

  5. 自分を大切にするためにしたことを記入

  6. 空いたスペースにイラストマステを少し貼る

  7. 俯瞰で一ヶ月を確認

  8. 一ヶ月の感想を小さなトレペメモ帳に書く(私はこの作業をiPadで書いてプリンターで印刷しているので滲みがなく綺麗にできています)

  9. トレペを空きスペースにマステでちょこんと貼って完成


コラージュでチョイテクを使っているのでご紹介

チョイテク①
マステは上から文字が書きにくいのでiPadで書いた文字をテプラの透明で印刷して貼っています。カワイイし、馴染みます。

マステ+テプラ透明

チョイテク②
月名が英語だけだと直感的に分かりにくいので、テプラで大きな数字を貼っています。両方で何月の手帳か、かなり分かりやすい。

チョイテク③
メモレベル(箇条書きするくらいの感覚)しか書かないので記入の負担が少ない。空いたスペースに手持ちのイラストマステをちょこっとはればかわいさUPします。


「自分を大切に手帳」ルール

自由に記入してもOKですが、少しだけルールを作りました。

  • 身体と心のどちらかを大切にするためにしたことならどんなことでもいい

  • ネガティブに感じることは書かない

  • なるべくポジティブな言葉を選ぶ

  • 書くことがなかったら無理に書かない

  • できなかったことは書かない

  • メモ程度の文字数にする

  • 一ヶ月が素敵に感じるように明るい色を使う

  • 明るく楽しく感じるモチーフを選ぶ

  • どんな一ヶ月だったとしても自分を責めない&傷つけない&呪いをかけない

  • 客観的に見て自分を自分でしっかり褒める

できたこと、したことだけを書くので、見返すとき明るい気持ちになれます。自分のために自分が優しくなって大切にしていることを感じられればOKにしています。明るい色をたくさん使うので、見返しすると「あ〜私の人生は明るいなぁ」「幸せそうに生きてるな〜」と感じます。本当に幸せかどうかは分からないですが、「幸せそうだ」と感じ続けていれば、そのうち記憶がぼんやりして幸せだったと感じるはず。

30日間、身体と心を調整しながら健康に生き抜くことはとっても大変なことで、ひとつでも「できたこと」「自分に与えてあげられたこと」があれば立派な日々だと思って生きています。「自分を好きになる」より「自分を好きでいる」メンテナンスなのかもしれません。楽しい手帳です。

現在5ヶ月目。身体や季節の移ろい、心の揺れも分かりやすく。俯瞰で自分を眺められるので、自分を大切にする感覚を忘れなくなったり、大切にした自分を褒めたりできるようになりました。

ASANEL
私が欲しくて使いたいオリジナル文具だけを作る文具ブランド。
ブランド名の由来は「朝、寝る。」すごく夜型。
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