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潜入調査!ドチャケン〜土着品種研究会

「ドチャケン」って???


1年以上前からイタリアワインの勉強を深めるために、
以前からVino Hayashiさんの土着品種研究会(通称ドチャケン)の定期購読(定期購飲⁉️)をしておりまして、

毎月1回、月刊誌と研究対象の品種のワインが1〜3本送られてくるのですが、
このワインたちってそもそもどうやって選ばれてるのかなぁと気になっていました。

・ワインをどうやって選んで選んでいるのだろう🤔

・ちゃんと選んでるの
⁉️😏(←先に言っておきますが完全な濡れ衣です。ちゃんと選んでます)

・誰が選んでるの?

🤔🤔🤔

Vino Hayashiさんの通信講座は以前から利用させていただいているのですが、
その裏側はどうなっているのか…私たちにはわかりませんよね。
ぜひ知りたい‼️‼️

と考えていたところ、想いが通じたのか、
(やはりイタリアワインは私の事が好きらしいですね。笑※前記事


このドチャケンの選定委員会にお邪魔させていただくことになりました‼️

はたして、どんなふうにワインが選定されているのか…

いざ、潜入調査😎🕵️‍♀️‼️


まず、選定委員会は月に1回ほど、
木曜日に開かれる事が多いようです😳

そして今回は奇しくも「ボージョレ・ヌーボー解禁日」
そんな日に、ドチャケンでは何の品種を選定するのかと言いますと…

イタリアのガメイ!ならぬ。。。(結構似てると思うんだけどな。。)

チリエジョーロ‼️🍒🍒

※Vino Hayashiさんの許可をいただき、来年の品種のひとつを本邦初公開✨✨


チリエジョーロとは??

チリエジョーロといえば、チェリーの香りがする、“small cherries”と言う意味から名付けられた黒ブドウ品種で、サンジョヴェーゼと血縁関係にあるといわれている品種で、ブレンド品種として有名ですが🍇(詳しくは来年月刊誌で勉強されて下さい😊
サンジョヴェーゼにブレンドされる事が多くて、
100%チリエジョーロのワインってなかなかないんです‼️
そんな中、イタリアの現地駐在員の方の尽力により、何と今回、10種類ものチリエジョーロのワインが勢揃い‼️✨✨

チリエジョーロをイメージしたネイルでワタクシも参戦✊💅

もちろんマスク着用。😷
テイスティング会場は密を避けて
2、3人しか入らないようになっています😊

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チェリーイメージのネイル、可愛いでしょ🥰
可愛らしいチェリーさに、キュッとしまった感のあるチリエジョーロ🍒のイメージで…💅
(一応指によってデザインや色を変えてます🥰)


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10種類以上のワインから選定!!


毎回10種類以上のワインを並べて選定委員会がおこなわれるそうですが、
今回はピッタリ10種類。

さぁ、どのように選定が行われているのでしょうか。

Q.誰が選んでいるの?

ドチャケンでおなじみ若原委員長さんをはじめ、厳選されたイタリアワインソムリエさんやイタリアワインテイスターさんたちが選定しています。
ちなみにイタリア人の方や、イタリアで働いていらっしゃった方も多いので、イタリア語が飛び交うことも‼️😳
どの方もワイン、イタリアワインに精通されている方ばかりです。

Q.どうやって選んでいるの?

実はこの選定委員会は
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
完全なブラインドテイスティング‼️
ボトルは全てカバーされていてラベルがわからない状態。

こんな感じ。

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例えば今回なら、テイスターさんたちは、「チリエジョーロ」という情報しか知りません。

テイスターさんたちは、共通のテイスティング用紙に記入しながらテイスティングをしていきます。
そして提出後に実際のワインリストをもらえることになっています。

果実感、酸、タンニン、余韻などの項目をそれぞれ10段階で評価をし、そして最後に好き度も評価。
それ以外に、
香りや味わい、ワインの印象などを記入して提出します。

完全にブラインドなので、醸造法や生産地域などもわからない状態。
樽を使っているのか、どのくらい抽出しているのか、どんな気候なのか…など、テイスターとしての能力も試されている、そんなドキドキの選定会です。

用紙を提出後に答えをいただくのですが…
ほぉ、やっぱり樽を使っていたのね、とか、あぁ、暑い場所や年だったのね、など勉強になります。
先入観なしでテイスティングする事でワインに対してまっすぐ向き合える
挑戦と気付きと…とっても貴重な時間でした
😊

何より、同じ品種をこれだけ並べて飲める機会はないので、イタリアワイン好きの私としては大興奮ですね😁

このように、プロのイタリアワイン関係者さんたちのテイスティングが行われ、

その後、集計結果も参考にしながら、委員長や社員さんたちの会議が行われてワインが選ばれているようです❣️

売り手にとってお得なワインと買い手にとってお得なワイン

ワインショップやレストランさんでも、
お店側が「売りたい」ワインと、私たちにとって「ベスト」なワインって必ずしも一致するわけではないんです。もちろんベストマッチの時もありますが、毎回がそうとは限らない。
だからこそワインの勉強を少しでもしておくといいのですが、
ワインの世界に入って色んなことが見えてくると、「ちゃんと選んでるの?」ちょっと疑いたくなってしまう気持ちが出てしまったりするんですよね。。。
「どうなってるの?」の私の無茶振り質問にも真摯にお答えいただきました!

Vino Hayashiさんの実態


送られてくるワインは、
Vino Hayashiさんが現地で厳選したワインが最低でも1本入る事は多いそうなのですが、みなさんに美味しいと思ってもらえる、楽しんで貰えるワインをしっかり選んでいるそうです✨
だからこうやって外部の方のテイスティング意見を取り入れてらっしゃるのですね。

ちなみに、ワインの外観もワインテイスティングにおいてはポイントのひとつ!!
ただし、適量グラスに入っている状態でなければ色の濃さや色調を正しく見ることはできないのでこんな工夫が!!

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これは本当にありがたい!!
色調、濃淡が一目でわかるので、テイスティングしやすいです😊
おわかりのとおり、番号が20まであるので…
多い時はそのくらいのワインが並ぶ、と言う事ですね🤔


こうやってガチンコ勝負でワインが選ばれていると知って、さすがVino Hayashiさんだなぁ👏と感じた1日でした😊

土着品種研究会にご興味がある方はぜひこちらから!!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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