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バツイチ子無、予想した人生とは全然違うけど、自分らしく生きたいと一生懸命自分に向き合っ…

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バツイチ子無、予想した人生とは全然違うけど、自分らしく生きたいと一生懸命自分に向き合ってきました。人を変えることは出来ないと思っているけれど、内側から何かを感じて、自分らしく生きるための一歩を踏み出せるきっかけになるような、文章を書いていきたいと思います。

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最近の記事

人生をリセットした話 ⑤

 私が育った時代は、競争に勝つ事を求められる時代だった。  そして、私の母は厳しい人だった。人に対しても、自分に対しても。 挨拶や礼儀にとても口うるさく、誰よりも気の利く娘である様にと、私に接した。  母は間違ったことは言わない。母の言うことは常に正しい。その正しさが息苦しく、どう振る舞えば、母にうるさく言われないかが、幼い頃から私の行動の基準になっていた。  結婚して家を出るまで、母は絶対であり怖い存在であった。けれど、弟と私に対する接し方はまるで違って、長男である弟

    • 人生をリセットした話 ④

        私の良いところでもあり、悪いところでもあるのが、行動の早さだ。  世の中では、如何に行動に移す事が大事かとか、死ぬ前に行動しなかった事を後悔しない生き方をしよう、などと言われる事は多い。  けれど、私に限っては、その逆かもしれない。 何かちょっと良い話を聞いたら、すぐにやってみようとする。興味を持ったら、すぐにググる。何かやろうとして、道具や材料を買った時点で安心して、いつの間にか飽きて…なんてこともあった気がする。  とにかく、誰かに飛び込めと言われたら、後先考

      • 雨の中、2キロ弱思い切って歩いて来て良かった! ファミレスでモーニング。軽い運動の後美味しく頂けそう^ ^

        • 人生をリセットした話 ③

           自営業としての11年間の最後が、親に借金の尻拭いを頼む結果になったと言う事実を、自分の中では無くしてしまいたいという思いがあることを、今のところ否定はできない。  しかし、その一方で、これはどうしても私が経験しなければいけない出来事であったとも強く思っている。人生の学びの集大成とも言える。  自分のこの経済的な危機的状況をどうにかするためには、もう親に頼るしかないと腹を決めたら、居ても立っても居られず、昼間仕事を終えて実家に向かった。  私は土下座し、今の状況を正直に

        人生をリセットした話 ⑤

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        • はじめに
          1本

        記事

          人生をリセットした話 ②

          人生のリセット、それは価値観が全く変わってしまう事と言えるかもしれない。  価値観を変える、価値観が変わったと、よく人は簡単に口にするけれど、そうそう容易にできることではない。価値観を変えて幸せになりたいと言う多くの人や、自分自身を顧みてもそう思う。価値観が変わったと思っていても、ほんの束の間の事で、しばらく時間が経てば、元に戻ってしまう。人間にとって変わらないことが一番安全であり、多少の悩みや苦しみなら、その場しのぎの憂さ晴らしでやり過ごし、とどまる方が楽なのだから。

          人生をリセットした話 ②

          人生をリセットした話 ①

           振り返ってみれば、変化の多い人生だったと思う。  大小様々な変化を経て、今の私がある。正直なところ、今振り返ってみれば、あの時の私は無かったことにしてほしいと思う事もある。けれど、どの1日たりとも無駄であったとは思わない。全ての時間が今の私に繋がっていると思うと、それらが愛おしくて仕方がない。そう思えるのは、2年前に私が人生をリセットしたから。    なぜリセットするに至り、今どう感じるのか?そんな話を記していきたいと思う。 人によっては、生まれた土地から一切動かず、人

          人生をリセットした話 ①

          色々落ち着いてきたので、また久しぶりに書きたくなった。人生をリセットした話を、ボチボチ書いていこう。

          色々落ち着いてきたので、また久しぶりに書きたくなった。人生をリセットした話を、ボチボチ書いていこう。

          マイナーだっていいじゃない

           まず、上の写真を見て欲しい。 お花がのっかてますよね?このお花、何で出来てるかわかります? 普通に考えたら、毛糸?そう思われそう。 でも、ブッブ―――。不正解! 正解は・・・ なんと、お砂糖でした。 正確に言うと、お砂糖と卵白を練り合わせたロイヤルアイシングというものに、着色して、細い口金を使って、絞って作ったものです。 もちろん、毛糸らしく見えるには、そう見えるような工夫をしてありますよ。 それらしく見えるようにする、そこが私のオリジナルです。  私の職業は、ち

          マイナーだっていいじゃない

          父の人生 母の人生 私の人生

           久しぶりに、実家で夕食を食べた。 昨年の10月に実家を出て、何度目かの一人暮らしを始めて以来、実家で夕食を取る事はほとんどしなくなった。  自分の部屋に帰って好きな物を作って食べる方が気楽だし、何より食卓を囲む時のどよ~んとした空気感が耐えられないから。 すこし前に、母が、私を8050問題の娘、ニートのように捉えていた事を知った時に少なからずショックを受けたけど、それは仕方がないとも言える。 コロナ禍もろ被りの個人事業主だしね。それ以外にも心配の種は売るほどある。何

          父の人生 母の人生 私の人生

          新しく人と出会った時、その人の心の中に「寂しさ」を見いだし、そこに私の心が共鳴する。でも、そのご縁が長く深くなるかどうかはまた別の話で、同時に強さがあるかどうか?の方が重要。「寂しさと強さ」を見つけた時に、私の心は喜び、強く共鳴する。

          新しく人と出会った時、その人の心の中に「寂しさ」を見いだし、そこに私の心が共鳴する。でも、そのご縁が長く深くなるかどうかはまた別の話で、同時に強さがあるかどうか?の方が重要。「寂しさと強さ」を見つけた時に、私の心は喜び、強く共鳴する。

          役割が違う

          2020年の大晦日に、この1年自分自身に起こった内面の変化や、今後の事についてのまとめ。  12月のある日、横断歩道で停車していたら、下校途中の小学校低学年とみられる子供たちが、ゴムまりのようにコロコロと駆け抜けて行った。 その光景を見ながら、「可愛いなぁ」と、無意識に目を細める自分がいた。 そんな子供たちを見て、可愛いと反応する私のような人もいれば、ただ早く青にならないかなと思う人もいるだろう。無条件に可愛いと思う自分は、やはり子供が好きなんだと思う。  子供を見て

          役割が違う

          人生は自分を知る旅なのか、と思う。 自分は無意識のうちに自分に嘘をつくし、自分を誤魔化す。 わかったつもりになっていても、後から後から、知らない自分が出てくる。 まずは自分を知る事からなんて言うけど、 全部知る前に寿命が来そうだ。 新しい自分を発見出来たことを喜ぼう!

          人生は自分を知る旅なのか、と思う。 自分は無意識のうちに自分に嘘をつくし、自分を誤魔化す。 わかったつもりになっていても、後から後から、知らない自分が出てくる。 まずは自分を知る事からなんて言うけど、 全部知る前に寿命が来そうだ。 新しい自分を発見出来たことを喜ぼう!

          ハロウィンの仮装なんて興味なかったのに、なんだかいつもと違う事をしてみたくなった。こんなカツラをかぶる事さえ、私にとっては小さな冒険。もっと冒険したい。殻を破ってもっと新しい自分になる。それは新しい自分だけど、本来の自分。

          ハロウィンの仮装なんて興味なかったのに、なんだかいつもと違う事をしてみたくなった。こんなカツラをかぶる事さえ、私にとっては小さな冒険。もっと冒険したい。殻を破ってもっと新しい自分になる。それは新しい自分だけど、本来の自分。

          人の事を見ると、自分の事が分かる。 私はどうも、集団で賑やかにというのが苦手のようだ。苦手は苦手で構わない。 苦手なものが分かると楽だ。 なんてったって、おひとりさまの達人だもの。

          人の事を見ると、自分の事が分かる。 私はどうも、集団で賑やかにというのが苦手のようだ。苦手は苦手で構わない。 苦手なものが分かると楽だ。 なんてったって、おひとりさまの達人だもの。

          アイシングに魅せられて

           タイトルの上の写真を見て欲しい。これはすべてお砂糖で作られている。 過去に私が作った作品の中でも、自他ともに認める私の代表作『ヴィクトリアンレディのお気に入り』 この作品の、中でも巾着型のポーチの周りのレースのフリフリ。宙に浮いているのが分かって頂けると思う。この部分がロイヤルアイシングを使って絞ったものだ。もちろん、それなりのテクニックはあるのだけれど。  真っ白な粉砂糖と卵白。材料はそれだけ。 卵白の中に、粉砂糖を入れたら低速のミキサーで混ぜていく。圧倒的に粉砂糖

          アイシングに魅せられて

          どんどん軽くなる

           ~先週の火曜・水曜と素敵な夏休みを過ごしましたの~  高校の同級生の佐和ちゃんは、菊池温泉にある旅館の若女将。 今年の夏は近場で過ごそうとなって、友人の由美子さんと泊まりに行く事に。 以前一緒に伺って、すっかり意気投合した由美子さんと佐和ちゃん。 二人で、何だか不思議な神様の話とかスピリチュアルっぽい話で、盛り上がってました。私はぽかーんとして、聞いてましたけどね(笑)  その時の話に出てきた「押戸石」。阿蘇の小国というところにある石群で、進撃の巨人のロケ地にもなったそ

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