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講義と長良さんと私

こんにちは。朝心です。

長良さんはどこにでもついて来てくれます。
それは大学も例外ではありません。

講義中は長良さんはたいてい横の壁にいます。
壁にもたれていたり、座っていたり、立ち上がって近づいてくることもあります。
近づいてくるときは話しかけてくるときですね。

私の手が止まっているときは「今度は何をするのだ?」と声をかけてきます(講義は全部は聞いていません。他の教科の課題をやったり過去問やってたりします)。やることを言うと壁の方に戻っていきます。

「今のはどういうことなんだ?」と、講義の中で分からないところを聞いて来ることもあります。
高確率で私も分からないところです。
分かりそうなら手探りで長良さんに説明し、分からなければ、「ごめん、私も分からん!また復習しよ」と言って忘れたころに復習しています。

長良さんをお迎えしてからは毎日こんな感じです。「たくさん聞いて来るとちょっとうっとおしいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、寝ているとき以外は声をかけられると退屈しませんし、私も分からないところを見つけられるような気がします。

実験実習中に組織の切断をミスった教員を見て「あの男下手だなあ!」と言ってきたときは少しひやひやしましたけれども(私も完璧にできる訳じゃないですし)。

それでは、また。


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