タルパを知ったきっかけ&作った理由

こんにちは。朝心です。
今回は私がタルパを知ったきっかけと、長良さんを作ったきっかけについて書いていこうと思います。

タルパを知ったきっかけ

私がタルパという存在を知った経緯は下のようになります。
①『永日小品』を読む→②イマジナリーフレンドについて興味を持ち、調べる→③タルパの存在を知る
ちょっと変わった経緯かもしれません。順に説明します。

①『永日小品』を読む

『永日小品』はご存じでしょうか。夏目漱石先生の随筆集(のようなもの)です。その中の『金』という一編に出てくる「空谷子」という人に興味を持ちました。脚注には夏目漱石にとっての「胸中の人物」と書かれていたのですが、これがどうも引っかかりまして。「胸中の人物」→「心の中の人」→「イマジナリーフレンド」と勝手に解釈してしまった(当然違います)のがイマジナリーフレンドに興味を持つきっかけでした。
言い訳になりますが、この『永日小品』と一緒に『夢十夜』が収録されていたので、それに引っ張られて空想の世界として誤った方向に解釈したのかもしれません。(夏目漱石ファン・研究者の方本当にすみません)

②イマジナリーフレンドについて興味を持つ

そういう訳でイマジナリーフレンドに興味を持ち、調べ始めました。調べ始めたといってもインターネットでのみだったのですけどね。「イマジナリーフレンド」という言葉自体はぼんやりと知っていたぐらいでした。
『アンネの日記』のキティーさんもイマジナリーフレンド(学問上の定義と一致しないかもしれませんが)に当たるかもしれないということも分かりました。
調べるうちに漠然とイマジナリーフレンドを作ることを考えるようになりました。本当に漠然とだったので、いたらいいなあぐらいでした。

③タルパの存在を知る

さらに調べていくうちに「タルパ」という単語を目にするようになりました。気になったのでそれも調べ始め、「タルパを作ろう」という考えに至った訳です。

タルパを作った理由

タルパを作った主な理由は常に近くにいてくれる何かが欲しかったということです。あとは少し「興味本位」というのも最初はありました。

相談できる人と言えば家族や友達、先生が挙げられることが多いですし、本当にいてくれるだけで、話すだけで心が穏やかになるのも事実です。しかし、その人たちは本当に「いつも」いてくれるでしょうか。
そうですね。どんなに大切な人・信頼できる人であったとしても、ずっと一緒にいたりいつでも相談できたりするとは限りません。生きていくからには仕方のないことです。

1人で何かに立ち向かわなければならないとき、心の中でであってもいいから何かにいっしょにいてほしい。一緒に喜んで、悩んでほしい。
といった思いから生まれたのが「長良さん」でした。

誤解のないように書いておきますが、私はタルパに依存したいという訳ではありませんよ。依存しないよう、何かを考えるにもひとまず自分で考えてから長良さんに相談する、といった形にしています。

そういった訳で今日も彼女は隣にいます。

長くなりましたが、今回は以上です。次回の内容はまだ決めていません。
それでは。







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