#10 ヴェルサイユ宮殿 周辺エリアの街ぶら写真記。市民の日常が垣間見えてステキな街でした(2021年フランス・パリ旅)
こんにちは、あさまるです。2021年夏の緊急事態宣言中にフランス・パリへ海外旅行へ行ってきました。今回はヴェルサイユ宮殿のある「ヴェルサイユ」の街並みについて紹介します。
せっかくなので、 #わたしの旅行記 として投稿します。
前回は、パリ市内から抜けて近郊にある「ベルサイユ宮殿へ行ってきた話」を記事にしました。その優雅さ、高貴さと対称性のある整然としたグリッド感が素敵でした。
パリから見ると郊外に位置するヴェルサイユ。
ベルサイユ宮殿の近くに住んでいる人たちはどんな街並みなんだろう。
そもそもベルサイユってどんな街なんだ?宮殿以外もあるんだろうか・・・?
優雅や高貴な感じなのか??
そんな想いを馳せて、興味本位で街ぶらを敢行することにしました。
ヴェルサイユ宮殿の周辺エリアってどんなところ?
ベルサイユ宮殿を出た後、普通であれば駅にそのまま向かってパリ市内へ戻る。これが一般的な観光ルートかと思われます。宮殿の近くには徒歩5分程度でヴェルサイユ シャトー駅があり、パリ市内とつながっています。アクセスは非常にしやすい街です。
なんですが、私はあえて少し離れた駅まで30分ほど歩いて散策をすることにしました。
まずはヴェルサイユ市内の各地区について、市の公式サイトの情報をもとに概要を簡単に紹介させてください。テキストでの説明だけではイメージしづらいと思いますので、まずは地図からご覧ください。
ヴェルサイユ宮殿があるのが「ノートルダム(Notre-Dame)」地区になります。今回私は、宮殿のすぐ南東にある「サンルイ(Saint-Louis)」と「シャンティエ(Chantiers)」というエリアを散策することにしました。
サンルイ地区
「サンルイ」は、元々は王室の狩猟保護区だったエリア。その跡地に図書館やコミュニティセンター、各種教育機関が建てられていったのだそうです。
そんな建物も今では歴史的建造物となっています。今ではショップやアートギャラリーもあったりします。
シャンティエ地区
サンルイ地区の東隣に位置する「シャンティエ」は、元々は、王宮が必要とする木材を保管する場所だったそうです。
現代になってからは、中心部に「ベルサイユ・シャンティエ駅」という大きな鉄道駅が出来て、最近では保育園、学校、スタジアムが出来るなど、新しい街として住みよさの魅力も高まっているエリアだそうです。
シャンティエにある鉄道駅に向かって寄り道、街ぶらをしてみる
私もパリ市内へ戻るために、今回シャンティエ地区にある「ベルサイユ・シャンティエ駅」を利用することにしました。
ヴェルサイユ宮殿からはサンルイ地区、シャンティエ地区を通って、駅まで徒歩30分ほど。
せっかくなので良い機会です。駅に向かいつつ、寄り道感覚で散策することにしました。
街ぶらで見つけたもの
ここから先は写真多めでご紹介していきます。ぜひヴェルサイユの街並みを
🏢 ヴェルサイユ市庁舎
これはもう立派としか言いようがない建物。
みなさん車で来ていることからも、普通に住んでいる人がいることを実感する。
🏍️ Trajectoire Versailles
オートバイ販売&メンテナンス店。スズキとカワサキに特化されているお店は珍しいですよね。日本人としてちょっと嬉しくなりました。
🅿️ 裏路地の駐輪エリア
二輪の話題に絡めて。裏路地には所々自転車やオートバイの駐輪エリアが設定されているのがフランスのいいところだな、と感じます。
このように、BMWのオートバイが駐まっていることも。とても絵になります。
🚉 ヴェルサイユ シャトー駅
ヴェルサイユ宮殿に最も近い駅で、最も利用しやすい駅だと思います。立派な駅舎でした。
🚘 ロワイヤル通り
ヴェルサイユ シャトー駅の前は大きな通りなのですが、そのまま南へ1分歩けばロワイヤル通りに。いろんなお店が出てきます。
🎂 Aux Pains de la Ferme
ふと通りにあったケーキ屋さんに入ってみたのですが、ホールケーキとマカロンに一目ぼれしてしまいました。なんだろうこのオシャな感じは…!
ホールケーキにの間に、スパークリング アップルジュースやレモネードを入れる組み合わせもオシャすぎませんか…!
🕮 Mangatek
漫画書店。ヴェルサイユというこんな由緒ある街の大通りにもあることに驚きを隠せないですね。
ショップのショーウィンドウに🌸桜のオブジェ入れてくるセンスはさすがフランスだと思いましたね。
🥖Le Boulanger de Saint Louis
これは地元の人に愛されているパン屋さんに違いないと思って、つい足が入ってしまいました。
お母さんと息子さんかな?こんな絵も微笑ましい。
🏞️フランシーヌ広場
由緒ある場所で、ルイ14世の時代(1700年頃)元々は馬の水呑場だった場所で、19世紀に石壁が作られたとのこと。
2016年に公園としてリニューアルされ、市民の憩いの場所になっているとのことでした。
200年前に造られた石壁を使って公園ができるってスゴイ。歴史や遺産が現実と共存していることが素晴らしいですね。
家族連れで賑わっていました。
フランシーヌ広場の横にある歩行者用通路を進むと、ヴェルサイユ・シャンティエ駅へつながる階段が。
🚉 ヴェルサイユ・シャンティエ駅
街ぶらして約30分、ヴェルサイユ・シャンティエ駅に到着です。
この駅もなかなか規模が大きな立派な駅だったので少し紹介させてください。
駐輪場はあるが、路駐している自転車も多かったです。
が、これも無秩序に路駐されるのを防ぐためなのだろうか、ワイヤー施錠できるためのオブジェがありました。
駅改札へ向かうため、階段を上がっていきます。
なんと駅の中にはワークスペースが整備されていました。
誰でも使えるようになっているのが素晴らしい。デスクの高さ違いで2種類設置されているのも、様々な人が利用することを想定してだろうか。
お菓子の自動販売機も設置されてました。
駅のホームに入っていきます。
お目当ての電車が来るまで待ちますが、5分に1本くらいのペースでなにかしら電車が来るので、パリの都市圏も大きいなと感じました。
そして日本よりも電車のサイズが大きくて驚き。
散策してみて
ヴェルサイユのサンマレ地区、シャンティエ地区をご紹介しました。日本にはないテイストのお店や路地裏で、気付きが多かったです。
ヴェルサイユ宮殿は高貴で贅沢さが際立ってましたが、ヴェルサイユの街並みは普通に一般の方々が生活し、家族がいて、お店で生計を立てている・・・そんな市民の様子を垣間見えたひとときでした。
今思い返すと、もっといろんなお店に入って見てみたかったですね。
加えて、歴史的建造物をうまく活用しつつも、モダンなものも積極的に取り入れて両立させていく、調和のさせ方が上手に感じました。
今回でいうとヴェルサイユ・シャンティエ駅やフランシーヌ広場は、この5年や10年で整備された場所ですが、旧市街ともほどよく調和していてバランス感に富んでました。
次回は今回のフランス・パリ旅で行ったお店や食事について日記スタイルで紹介したいと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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