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10月29日第1試合 丸山選手の3萬見逃し検証記事

皆さんこんにちは。U-NEXT Piratesの朝倉です。
初投稿となった前回の記事、ご購読いただいた皆様ありがとうございました!
少しライトな記事だった・文量はあのくらいでちょうどよかった・などなど、様々なご意見ご感想もありがとうございます。
絶不調の真っただ中で登板数が少ないため反省記も少なめの遅筆進行になっておりますが、楽しく読んでいただけるように、頂いたご意見を反映させながら少しずつバージョンアップしていきますので今後ともよろしくお願いいたします。
(麻雀の方もバージョンアップしないと本気でやばいのですが)

さて今回は番外編ということで、本日鮮烈なデビューを飾った赤坂ドリブンズの丸山奏子選手がオーラスに見せた、リーチ後の跳満見逃しからの倍満ツモについてです。
強烈な印象を残してデビュー戦初勝利をもぎ取った丸山選手ですが、感動と興奮とは別の視点で「期待値として和了った方がいいのか見逃した方がいいのか」というのが気になってしまうのは麻雀打ちのサガ。
赤坂ドリブンズは「期待値」を追及するチームとして有名ですが、私の所属するU-NEXT Piratesも同じく「期待値」の考え方を大事にしているチームです。
こういった難しい局面を精査して得か損かを検討することは勝利に向けて非常に意義深いことだと思っています。
ということで丸山選手及び赤坂ドリブンズの皆様、少し場面をお借りして検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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まず、こちらがリーチをかけた牌姿です。
リーチ平和一通ドラ3が確定しており、ツモで8翻、ロンで7翻。
2本場なので、ツモると16600点と順位点80000点が入り、自身の出したリーチ棒を回収して97600点、97.6ポイントの収入です。

そしてこの場面

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寿人選手から出た3萬でロンすると
裏ドラが乗らない場合 12600点と順位点20000点、リーチ棒1000点=33.6
裏ドラが乗った場合 16600点と順位点40000点、リーチ棒1000点=57.6

裏ドラ率を3分の1(隣接牌の多い平和形)と仮定すると、ロンあがりの期待ポイントは(33.6×2+57.6)÷3=41.6となります。
ということは、見逃しが有利になるには最低でも
41.6÷97.6≒0.426 42.6%程度ツモ和了が見込めなければいけません。

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