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ベイブレードX 環境考察(2024.5)

現在の環境でよく使われているベイを主観で語ります。
今回はワンベイについてです。

まず、使用率の高いブレードは、
・ウィザードロッド
・ドランバスター
・フェニックスウイング

の3種類です。
順に見ていきましょう。

ウィザードロッド

ほとんどの人がBを履かせています。
使用率は5~6割くらいでしょうか、環境といっていいでしょう。
環境たる理由の「強さを再現しやすい」ベイだからです。
わかりやすく強く、また使いやすいため、この使用率だと思います。
だいたいのベイにはロッドBで勝てるでしょう。
PやHNを履かせている人もいますが少数派です。
(一部トップ層でロッドHNを使っている方もいるようですが、こちらはかなりの熟練がないとうまく組めずロッドBにも勝てないため、自信がある方だけ挑戦してみてください。)
一方、試合では1pt×4本とらないといけないため厳しい戦いも強いられます。
トーナメント上位にいくほど、ロッドBの使用率は減っていきます。
バスター等に蹴散らされているわけですね。
簡単に作っても強いベイではありますが、勝ち抜くのは至難の技になっています。

ドランバスター

ロッドメタにも、他ベイ相手にも、強く出ていけます。
ビットはR、LF、Tあたりが多そうです。
ロッドとは反対で、偏重心ゆえギャンブル性の高いブレードではありますが、アタックが決まった時の攻撃力は抜群です。
うまく調整できたバスターの攻撃力は絶大です。
また、バスターはバーストを狙いやすい側面もあります。
オーバー・エクストリームフィニッシュと比較して、バーストはスタジアムのどこからでも狙えるので、勝機が多い勝ち筋でもあります。
それを狙ってLFを履かせる人が多いのでは、と予想しています。

フェニックスウイング

UX登場以前の環境ブレードですね。
現環境の中ではバランスのいいブレードです。
攻撃力は、バスター>ウイング>ロッド
持久力は、ロッド>ウイング>バスター
と、中間くらいのイメージですね。
ビットはF、R、T、Pなどを見かけます。
BやOをはかせている人はほとんど見なくなりました。
ロッドを飛ばせない場面が増えましたが、シュート次第では開幕オーバーなども狙えるので、ブレーダーの腕次第といったところでしょう。
バスターの方が攻撃力はありますが、だからといってウイング自体の攻撃力が下がるわけではありません。
ウイングもまだまだ飛ばせるし割れるブレードです。
バスターが増えてくるであろう今後、スタミナでも勝負できるので、「役目の終わったベイ」になるのはもう少し先でしょう。

その他

上ふたつ以外のアタック系のブレードを使う人もちらほら見かけます。
特にシャークエッジやティラノビートは、ロッドを割ることもできるので愛用しているブレーダーは多い印象です。
スタミナ・ディフェンス系のブレードは、ほぼ見かけません。
「ロッドで十分」と向こうに役目が集中しているようです。
たまにユニコーンスティングをディフェンス運用している方はいます、3on3で見かけることがあるでしょう。
ロッド環境で割りを食っているのはスタミナ・ディフェンス系かもしれません。

総論

ロッドかバスターを選ぶことになりそうです。
ウイングだと「あと一押し」が足りない印象の時が多いです。
もちろん、好きなベイがある方はそれを使ってくださいね!

ロッドでスタミナ勝負を挑むか、バスターで叩きに行くか・・・
再現しやすいのはロッドですが、うまく調整できないとミラーでは危ないです。
また、バスターに飛ばされたり割られる可能性も高いでしょう。
鉄壁に思えるロッドですが、みなさんメタをしっかり考えているようです。
アタックされにくいシュートなど、対策が必要になりますね。

バスターは安定こそしませんが、盤面をひっくり返す力はピカイチです。
ロッドが相手だろうと飛ばして割っての大活躍です。
スタミナこそありませんが、一発にすべてを込めて叩きに行く、それで試合が決まる気持ちよさは段違いでしょう。
ベイブレードXの4ptルールを考えると、基本的には2勝すればいいのもありがたいところです。
バスターミラーは・・・ほぼほぼ運の大怪獣バトルなので、リアバしないように祈りながら見ましょう。

以上、2024年5月の環境をざっくりまとめました。
参考までによろしくお願いします。

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