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ベイブレードX ロッド環境が変わるかも・・・?

今もぶいぶい言わせているウィザードロッド。
誰も彼も使っているイメージですが、大きな大会などでは薄々感じている人もいるんじゃないでしょうか。
「ロッドミラーじゃこの人/上位陣のロッドに勝てない」と。
上位陣とロッドミラーしたら4タテされた、なんて人もいるかと思います。
というわけで、ロッド環境が変わりそうな予感のnoteです。

ロッドミラーで大切なこと

ロッドミラーで大切なことは、シュートテクニック等もあるかもしれませんが、一番は調整力です。
いかにバランスのいいロッドが組めたか、という所で勝敗が決まります。

一見してバランスのいいロッドが組めたとしても、上位陣はさらに完成度の高いロッドを使ってきます。
上位陣のロッドは、姿勢を崩しても立て直すんですよね。
復帰力とも言います。
また、非常に静かに回り、スタジアムが振動する音さえしません。
「完成されたロッド」は美しいと言えるほど綺麗に回ります。
これがスタミナロスを抑え、決着につながります。

「完成されたロッド」の前では、勝敗に運要素はほとんど介入しません。
調整力9:運1、くらいの塩梅です。
同じカスタムのように見えて、まるで違うベイなんですよね。
並大抵のロッドでは太刀打ちできません。
ここから「完成されたロッド」を組めた自信のある人がロッドを使う、という流れが予想できます。
自信がない人はロッドミラーを避けていく流れですね。
そうなると、ロッド以外で攻略する必要が出てきます。
そこでアタックタイプが台頭してくるのでは、と予想できます。

ロッドメタとしてのアタックタイプ

アタックタイプで活躍しているベイといえば、ドランバスター、フェニックスウイングあたりでしょう。
次点でシャークエッジやティラノビートが入ってきます。

ロッドを攻略するのは難しく、また安定もしませんが、できないわけではありません。
シュートのテクニックや読み合いを習熟し、ロッドを飛ばす/割る勝ち筋をつくる必要があります。
なかなか真似できないものであり、運要素も大きく絡んできます。
絶対ロッドに勝てるというものはありません。
ですが、それはロッド側も同じことです。

noteでたびたび書いていますが、「環境ベイ」とは「誰でも再現しやすい強さをもつベイ」です。
ロッドBは「環境ベイ」でしょう。
他のベイは再現性で劣ってしまうところがあります。
ですが、ブレーダーごとに「これなら勝てる」というベイを組む楽しさを思い出させてくれるものでもあります。
アタックタイプは顕著で、運要素も絡みつつ、ロッドを倒せる可能性を秘めています。
「ロッドミラーで上位に進めないならアタックでワンチャンを狙う」人が増えていくでしょう。

これからどうなっていくか

ロッドBは、ミラー以外では勝率がいいでしょう。
誰でも安定して勝てるベイです。
一方で、ミラーでは完成度が如実に表れてしまうベイでもあります。
ロッドミラーで4タテなど「現実」を見てしまった方は、「ロッドで勝てない」事実に打ち震えたのではないでしょうか。

アタックタイプは、もちろんカスタマイズが非常に重要ですが、運要素もふくめ「完成されたロッド」を倒せる可能性があります。
大会上位に進むべく、アタックタイプを使う人が増えていくでしょう。

すぐに変わっていくかはわかりませんが、現時点の使用率は、ロッド6:アタック4、くらいの割合です。
ここからアタックが勢力を伸ばし、シェア率が変わるかもしれません。
もちろんロッドBが脅威であることには変わりはなく、勝率もいいため採用するブレーダーは多いでしょう。
その中でもロッドミラーを避けたい人は少なからずいると思います。

こういった流れを経て、「それでもロッドを使う」か「アタックに切り替える」かはブレーダーごとの判断ですが、個人的にはアタックに流れる人が多そうに思えます。
地方などの小規模な大会では、まだまだロッドが活躍するでしょう。
大きな大会になればなるほど、実力者が集まり、ロッドミラーで勝てないことが増えるかと思います。
大会の規模やレベルに合わせてベイを切り替えるのも大事かもしれません。

ぼく個人は「ロッドミラーで勝てないや」という現実を見た側なので、アタックタイプに流れていくと思います。
ロッド環境の中でどれだけ戦えるか、今後のG3・S1で試してきます。

今後のロッド環境についてでした。

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