山暮らしのおもてなし 7月22日(土)
古民家に住むご夫妻に、昼食に招いていただいた。朝からケーキを雄一郎さん(←夫です)が焼き、わたしはおいなりさんをつくる。
「お子さんもぜひどうぞ」と言っていただいたけれど、こどもたちは飽きてしまいそう…今回は留守番してもらうことに。彼らのお昼を用意して「3時までに帰ってくるからね~」と家を出る。
山に向かって細い道を進んでゆく。車でたったの20分ほどの距離だけど、気温もずいぶん違うし、山の風が気持ちいい。
トイレはコンポスト、お風呂は薪、屋外には薪の調理場も。クーラーはなしで扇風機1台。冷蔵庫は小型で月の電気代が千円以下だとか。
お家にまつわるどのお話も興味深く、いちいち「おおー!」とどよめいてしまう。
古民家の良さはそのままに、必要に応じて改修もされていて、日当たりも風通しもいい。
お昼は夫妻の心づくしのおもてなし。ごはんは薪と羽釜で炊いてくださった。手作りのおかずはどれもしみじみとおいしい。なんと自家製燻製も!
「お風呂と調理とストーブに使う薪は、木を年に4本切れば十分なんですよ」
「木を4本って….??」
「20メートルくらいの木を4本です」
(かっこよすぎる!)←心の叫び
楽しくお話しさせていただいて、あっという間に3時間。
お招いていただいたうれしさと、ご家庭の味でのおもてなしにただ感じ入るばかり。おかずと燻製肉のおみやげまでもたせてくださった。
ご夫妻が楽しんで暮らす様子を見せていただいて、おおいにインスピレーションを受けた午後。夢見心地で車に乗り込んだら、子供たちと約束した午後3時をまわっていて「たいへん!」とあわてて車を走らせたのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?