幼少期にどんな経験をさせるかが何より重要なわけ【バイリンガルの娘を育てたわたしのストーリー③】
こんにちは、Asakoバイリンガル子育てです。
前回は現在アメリカアイビーリーグ大に通う娘の幼少期グアム島時代の子育てについて、そして私たち家族の運命を変えた東京のとあるプリスクールとの出会いについて書いてきました。 前回のストーリーはこちら。
本日のわたしのストーリー③では
✴️グアム島でのプリスクール時代、娘の日本語を強化させるために我流で取り入れた方法
✴️幼少期にどんな経験をさせるかが何より重要なわけ
について書いてゆきたいと思います。
３年間のグアム駐在生活を終えて帰国したとき娘は４歳でした。そのころにはもう英語と日本語をバランス良く話す＋聞くことができていました。
物心つく前から現地でプリスクールに通い、昼間は先生やお友達と英語で過ごし、アフタースクールは日本人語習得のため日本人のお友達とビーチやお互いのお宅を行き来していました。
自宅では”しまじろう” ”おかあさんといっしょ” 等 日本のDVDをよく流し、大量の日本語絵本の読み聞かせもしていました。
とにかく意識的に、英語と日本語両方に触れさせるように心がけていました。
そのころ、「コップから溢れるように英語が口から出てくるレベル」まで
英語を習得するには、２０００時間が必要という情報を見つけてきた私。
単純に試してみたくなり、ノートに時間をつけるようになりました。
英語は月～金はスクールで毎日６時間
スクール以外のスーパーや公園でも英語は入ってくるので毎日７時間ほど英語に触れていた計算になります。
問題は、日本語です
小さかった娘はプリスクールから帰宅後疲れて眠ってしまったり、そこから夕食、お風呂などバタバタで日本語をインプットする時間が取れていませんでした。
しかも家では娘と二人だけなので大した会話にもならず、日本語のインプットが全く足りていませんでした。
そこで、外出時には数冊の日本語絵本を持って、いつでもどこでも絵本を読み聞かせることにしてみました。
これが効果抜群で、センテンスごと綺麗な日本語をあっと言う間に丸暗記してしまい、スラスラスラ～と何冊もの絵本を一語一句違えずそらで言えるようになったのです。
そのころの私、娘には
うわ～天才すぎる
日本語ママより上手だよ
絵本まるまる読めちゃうなんて頭良すぎる～
と日本語の部分に関しては大げさに褒めちぎることを忘れずに加えていました。これも、グアムで先生や周りのママたちが子供たちをとにかく褒めまくる姿を毎日見ていたので、自然と私も真似をするようになりました。
当時、本当に良く聞こえてきた褒め言葉ダントツ一位は
「I'm proud of you 」 （あなたを誇りに思うわ） です。
スクールの先生から
お友達のママから
通りすがりの人からさえ
ありとあらゆる場面でこの言葉をかけられ、褒められ、肯定されていた娘。
こんなに褒められて、日本に帰ったらどうなるかなあ。と心配さえしたのですが、今振り返るとこの時の経験が、娘の人格形成にも大きな影響を及ぼしたことは確かです。
４人のお子様を東大理三に合格させた佐藤ママの著書『子育ては声かけが9割』を読んでみると、このように書かれています。
「自己肯定感とは、文字どおり「自分を肯定する感覚」のことです。この感覚は、生きていくうえで揺るぎない自信になります。そして「親の声かけ次第で、子どもの自己肯定感を高めることも、低くすることもできてしまうのです。」と。 さらに、
「9歳ぐらいまでに、親の声かけで自己肯定感が高い子どもに育てると、その後の受験や困難に直面したときなどに実力を発揮できます。一方、自己肯定感が低く、自分に自信が持てない人は、いざというときに実力を発揮することができないようです。」 とあります。
すなわち、
自己肯定感が高いと試験にも強い👩🎓 ということなんですね。
我が子を バイリンガルに育てたい、海外トップレベルの大学に進学させたい という親御さんに実践していただきたいのは、お子さんが小さいうちから声かけによる自己肯定感を高める子育てを意識してお子さんと接していただきたいなあということ。
本当なら叱らなくて良いところで世間体を気にするあまり子どもを叱ってしまったり、右に倣え精神でみんなと同じことを無理やりさせてしまっていませんか。 結果、子どもの個性をつぶしてしまっていませんか😭
このような子育ては、日本から一歩出れば全く常識にあてはまらない子育てとなるため、本当にもったいないことだと思うんです。
お子さんには是非「大丈夫、全部いいんだよ」という気持ちで話しかけてください。
そして生きていく上での揺るぎない自信となる「自分を肯定する感覚」を持たせてあげてくださいね。将来国際人として世界に羽ばたいてゆくために✨
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