2年で著書を〝11冊〟出した話
2年で本を11冊出版した話
Voicyリスナーさんたちの中には、本を出したいと思っている方が多いと思うんです。
私は本をたくさん出せるようになりましたが、そんな私が心の糧としていたエピソードがあるのでぜひ聞いてください。
私が売れっ子整体師になっていったときに、周りから「そろそろ実績的な確固たるものを持った方がいいんじゃない?やっぱりそれって出版じゃない?自費でもいいから出しなよ!」と言われるようになったんです。
私はいい意味で素直、要は単純なので、自費出版とかを考えた方がいいのかなと思いました。
それを、経営者かつスポーツトレーナーの男性がいたので、その人に自費出版の話をしたんです。
そうしたら、「自費出版なんて考えるな。絶対にいつか出版社側から声がかかる日が来るから、その日まで待ちなさい。」と言われたんですね。
その人は実際に本を出していらっしゃいました。
だから説得力があります。
私は、素直かつ単純なので自費出版をせずにいました。
そうしたら、その1〜2年後に出版の夢が叶ったんですよ。
だからよかったなと思います。
今は電子書籍とかを出しやすい時代なので、当時のような自費出版をすべきじゃないとか、自費出版はお金がかかるという状態とは雲泥の差で、すごく敷居は低くなったので、自費出版が悪いということは全く思わないです。
やっぱり、時の流れとか時代の変化、最近も変化が激しいですからね。
自費出版や電子書籍系では、全て自費ではなくて半々の契約なんかもありますよね。
いろいろな形態があると思うのですが、それでいい本を出せたという方も周りに沢山いるので、実績を積むために本を出すというのはとてもいいことだと思います。
私においては、経営者かつプレーヤーだった方の一言が心の支えになりましたし、それが実現したときにとても手応えを感じたので、参考としてお話をさせていただきました。
その1冊目が最初から大ブレークして、発売した瞬間からAmazonの部門別ランキング1位になって、それが日に日に上がっていったんですよ。
金スマさんからも、出演しませんか?とオファーがかかりました。
みんなは金スマに出るために、試行錯誤して計画して狙ってそこに向かうのに、私の場合は金スマさん側からお声をかけていただけたという奇跡みたいなストーリーなんです。
当時の講談社の方々にもびっくりされて、本当にシンデレラストーリーってあるんだなと思いました。
金スマに出たら、それこそAmazon総合1位に3日間連続で君臨し続けたんですよ。
Amazonのランキングって、狙って同じ時間にいくつも買うとランキングが上がって、部門別1位とか総合1位を取れるので、戦略的にやっている方も結構いらっしゃいます。
でも私の場合は、純粋に本当にナンバーワン。
しかも3日間ずっと1位に君臨し続けました。
これは笑いエピソードで使われるのですが、当時、羽生結弦選手が写真集を2冊出していらっしゃって、その羽生さんの写真集を差し置いて朝井れいかの乳トレが1位、2位と、3位が羽生さんの写真集という奇跡も起こしました。
そんな風に実績が出たものだから、一気に本の出版のオファーが来て2年間で11冊出しました。
それでも施術をやめることもなく、変わらずコツコツとお客様と向き合い続けたので、お客様からの信頼も持ち続けられたのかなと思います。
他にも雑誌とかメディアの出演オファーも来ましたが、全て0からのスタートの私に声をかけてくれるなんて!と、初めて雑誌に出たときは本当に嬉しかったんですよ。
その思いをずっと忘れない。
というか、忘れられなかった。
だから常に、初めて雑誌に出たときの嬉しさを心に持っていました。
レストランやサービス店舗に行くと、〇〇雑誌に掲載されました!とか、テレビの〇〇で特集されました!と載っているじゃないですか。
だから、メディアに出るということは、サービスをする側にとっては頑張ってきた証だし嬉しいことですよね。
私は幸いにもそれをたくさん経験させていただいたので、本当に今でも心から感謝しています。
本も、0からのスタートだった私が11冊も出しているなんて奇跡ですよ。
元々人脈があったわけではないし育ちがいいわけでもないし、財産があったとか有名人と友達だったとかでもないし、ずば抜けた美貌があったわけでもないです。
それでもこうなれたのは、最初に人の健康に関わりたいと志したこと、本当の健康とは何かを生涯追求し続けることを心の原点として、夫のように死に病に至る人をこの世から1人でも減らす。
私は毎日ここに立ち返ったからです。
だから、やり抜く力には心の原点が最も必要だと思います。
活躍し始めたり実績が認められてきたりすると、ぶれていく人が多いとよく聞きますが、ぶれない信念や原点があると常に立ち返ることができるので、それがある人とないとでは大違いだと思います。
何事も途中でやめちゃうとか続かないという人は、立ち返る原点がない、もしくは非常に乏しいのだと思います。
かくいう私も大半のことは中途半端に終わります。
むしろ忘れちゃうレベルで続きません。
ですが、夫のように死に至る病になる人を1人でも減らすというのは命の底から感じたことだし、誓ったこと。
そして、本当の健康とは何かを生涯追求するというのも強烈に生命にたたき込んでいるので、この2つに関わることはやり抜いてきていると感じますね。
私が、結構本気で取り組んだけど全く続かなかったことは英会話です。
今まで時間もお金もかけましたよ。
2週間のセブ島語学留学に2回行きましたが水の泡。
そして、ライザップ英語的な、1ヶ月スパルタ集中で30万円みたいなのもやったことがあります。
経営者向けだったのですが、それも水の泡。
ここに志とか原点が1ミリもないかというとそうではなくて、英語を喋れるようになりたいという希望はあります。
なぜなら、今私は、日本でしか健康のことを伝えられないんですけれども、英語が喋れたら世界中の人の健康に関与できるじゃないですか。
こんまりさんは正にそんな感じで、日本から飛び立って、今や世界中で片づけやトキメキを広めていらっしゃいますよね。
私も日本人だけを健康にしたいわけではなく、老若男女、地球丸ごと健康にしたいと本心で思っているし志しているから、やっぱり英語はできるようにならないといけないんですよ。
でも、英会話という局所的なことになると、志の力量が少ないのでしょうね。
新メソッド追求の話
あと、家を常に綺麗にするとかも3日ももたない。
整理整頓がめちゃくちゃ苦手なんですよ。
でも、綺麗にするとか断捨離とか、お家を片づけることで運気を上げるとかに関して世の中で注目されていますよね。
私もそこにトライしようと思うし、なんなら断捨離的なものを捨てるとかは
結構やれている方だと思うのですが、出したものを元に戻すとか、物の定位置を決めるとかができないんですよね。
すぐに、書類やパソコンを食事するテーブルに放置してしまって、その上にどんどん積み重ねてしまって、置けなくなったら今度は椅子の上に積んでいきますからね。
作業用にパソコンデスクを買ったんですよ。
だけど、その机で一度もパソコン作業をしたことはありません。
なぜならば、物の置き場になってしまったから。
こうやって、何度誓ってもすぐに挫折するものってあるじゃないですか。
汚い家でいいのか、綺麗にする気持ちがないのかというと、決してそうじゃないですよね。
だから、Voicyさんのハッシュタグ企画『やり抜く力』というのは、志とか思いがゼロではない。だけど続かない。
そういう方向けの企画だと思うんですね。
Voicyのパーソナリティさんたちには素晴らしい方々が多いので、その人たちのお知恵を拝借しよう!ということだと思うんですよ。
でも、先に私がお話した通り、続くものもあれば全然続かないものもありますよね。
だから、みんながみんな1つも成し遂げられないということはないと思うんですよ。
その違いは生命、心の琴線に触れるレベルで立ち返ることができる原点があるかどうかだと私は思います。
本当は、今から話すお話だけをするつもりで収録を始めたのですが、前座のボリュームが大きくなってここまで至ってしまいました。
そんな、最近グダグダな私が、2022年に志してしっかりやり遂げたことがあるんですよ。
それは何かというと、「新メソッドをやり抜く」です。
結構驚かれて、「今も、学校に行ったり何かを学んだりしているんですね!」と言われます。
日本一予約の取れない整体師とか、予約5年待ちの整体師とか、1回の施術の料金もまあまあ高単価なので、みんなすぐに金勘定に走るんですよね。
例えば、施術金額が1回5万円のものと10万円のものがあって、5万のだったら1日3人、10万のものは10万の1人+5万1人みたいな感じなのですが、そうやって言うと、「すごい!ゴチになります!」的な。
そんなくだりを何年も何十回もやってきました。
でも、そんな単純なものじゃないんですよ。
整体と考えたら5万10万って高いかもしれません。
だけど、実際に受けた方々にしかわからないことですが、もはやマッサージという領域じゃないんですよね、私がやっていることは。
最近何屋さんか分からなくなってきましたもん。
心理的なカウンセリングやコーチングとかも含んでいますし、見えない領域のエネルギー的なところも整えるので。
ボディーはもちろん整体的にもやりますし、一切合切やるんですよ。
多分、1回で5〜6店舗をはしごしたかのような整え方をするので、それが1ヶ所で済んだらお客さんにとっては楽じゃないですか。
だから、受けている方々には「安すぎる。1回3000万でも安い。」なんて言っていただくこともあります。
それだけご満足いただいて、かつ、5万でも10万でもリピートし続けられるというのは、アウトプットをするために常にそれ以上のインプットをやっているんですよ、ずっとやっているんですよ。
私は毎年、1年で最低でも300万、ときには500万ぐらい。
学びの質とか量によって金額は異なりますが、平均して数100万は学びに費やし続けているんですよね。
日本一予約の取れない整体師と言われるほど、顧客も多くて単価も高額になったら、それだけでウハウハじゃん!揉む以外は遊べるし!なんて表現をされますが、技術者でいるためにずっと探求していたいんですよね。
それに、私の志が「本当の健康とは何かを生涯追求し続けること」なので、その志の通り、永遠に追求し続けているんですよ。
こういう専門的な参考書とかは1冊1冊がすごく高いから、書籍を買うだけでもお金が結構かかりますし、素晴らしい先生に従事しているんですけれどもかなり遠方で、丸一日かけて、交通費も時間もかけて学びに行っています。
そうすると、その分仕事はできないし出費もかさむんですよ。
そうそう、今年何を成し遂げたかというと、私は整体師として多角的に、お客様の本当の健康を築くために追求してきたんですけれども、なんでこうなっちゃうんだろう?と悩んでいたことがあったんです。
そこを打開する究極のメソッドに出会って、その学校へ夏に行っていたんですよ。
これだ!と思って、フィジカル的に整える整体の手技手法を学んでまいりましたし、潜在意識とか心理カウンセリングを筋反射で読み解くとか、そういうところもやってきました。
だけど、人が変わろうとしているのに停滞する何かとか、潜在意識で変わりたい!ボディー的にも良くなりたい!と言っているのに心がそっちを向かない人とか、結構いるんですよ。
心の邪魔をする何かがあるんです。
でも、その打開策になるスーパーメソッドを見つけたものだから嬉しくて。
整体師の集大成的な感覚で私はそこに立ち望んで、水を得た魚のようにスイスイ上達しています。
しかも、お客さんの変化が、そのメソッドを加えたことによって凄まじい変化を見せるので楽しくて。
だから、一気に仕立て上げたいと思って、去年の8月にそれを学び、12月末に追究講座があるんですよ。
先生に、最低でも50人以上やってこいと言われたのですが、今までのお客さんで時間はいっぱい。
シングルマザーで3歳児を育てていることもあり、どうしても夜間帯に施術を入れられない。
保育園がない日曜日とかに毎週シッターを入れるとなると、息子は寂しいですよね。
だから息子との時間も確保すると、施術の枠はどうしても制限されます。
あと、講演などの施術以外の講師活動も並行してありますので、全部を施術には当てられません。
マジでやり切った!
そんな中でめちゃくちゃ時間を捻出して、施術に長年来てくれているお客さんばかりなので、今までは割と時間にルーズにしちゃっていたんですよ。
ご来店時間を過ぎてもご遅刻された分、余裕で先延ばしにしてあげたりとか、施術時間を2時間とか決めていても同じ値段で延長したりとかしていました。
だけど、そうすると時間が消えてなくなるので、施術のスタート時間を朝早くからにして、その分息子を保育園に早く連れて行き延長保育も活用して、施術の枠を増大しました。
そして見事に、2ヶ月半をかけて50人を見事にやりきったわけです。
これは今までの生活とか施術にプラスすることですから、元々忙しくしていた私にとって50回の施術×1回3時間を捻出するのは、かなり努力の要ることだったんですね。
かつ、新メソッドの研究なので、長年来てくれている常連様限定ですが実験価格でやらせてもらったりとか、レポートや写真を撮らせてもらったりとか、ご奉仕みたいな感じでしたよ。
でも、8月末に学校が終わり、12月の第2ステップの講座までに50施術をやりきれるかな?と心配だったのですが、根性ですよね。
これも集中してやったら、11月の時点で50施術を達成したので、やりきった気持ちになりました。
この間、娯楽的なものは一切排除しました。
私は運動をほとんどしないのですが、去年の3月から週1で通っていたんですね。
そこは、仲の良い知人から「良いパーソナルトレーナーさんがいるし、れいかさん家からもめちゃくちゃ近いから、ぜひ体験に行ってみて!」と言われて通い始めました。
もちろん、素晴らしいトレーナーさんなので気持ちは揺れましたが、ここに時間をかけている場合じゃないと思い、心を鬼にして50施術をやり遂げることを優先しました。
それ以前は、月に1回ぐらい友達とランチの約束をしたり、所々で個人的な予定を入れていたりしたのですが、お声がかからない勢いで施術を埋め尽くしました。
自慢には全くなりませんが、自分の自由な時間を返上して、8月末から今まで施術か子守しかしていない。
これは自信を持って言えます。
これで、心おきなく12月末にあるステップアップ講座に行けるのも嬉しくて。
ここで、志半ばに30施術ぐらいしかできていない状態で臨むのと、先生に言われた通り50施術以上やって望むのとでは気持ちが違います。
そして、1人の施術をやるごとにメキメキと上達している感覚もあって、どんどん施術者としての能力が上がっているんですよ。
私は個人プレイヤーの戦術者なので、能力が上がるというのは嬉しいですね。
目に見えて、今までとは雲泥の差で急激に上がっているんですよ。
このメソッドがすごいと言うよりは、今までの積み重ねで、そしてそれの集大成で、一気にグン!と上げられている感じです。
今ね、全集中ですよ。
そうしたら、お客さんから出てくるものも凄まじくて、学校の先生にいろいろと報告すると、「それはまたニュータイプだね。そんなことがこのメソッドで起きるとは思えない。」みたいな、私ならではの新境地を開拓している感じがしています。
ステップアップ講座を受けたら境地がさらに上がると確信しているので、楽しみで仕方がないです。
そして、これを煮るなり焼くなりして、確固たるメソッドで私の施術のあり方を年末年始に決め込もうと思っているんですよ。
そういう整理整頓を、自信を持ってできるというのもすごくいいタイミングだなと思います。
そして、来年の5月にこれらを踏まえ、能力爆上げのすごい学びのカリキュラムを決めているので、そこに向けて私は邁進する予定なのですが、ひとまず今回のハッシュタグ企画『やり抜く力』は、2022年後半施術者朝井れいかバージョン。
これはやり切ったと言えます。
集中したな。施術中も集中力が半端なかったです。
それだけ頭の力も使いますし、かつ、普通に働きすぎですね。
だから肉体的にも疲れます。
だけど、久々に手応えがあるので嬉しいですね。
なので、他のパーソナリティさんがやり遂げたお話とか、そのコツとかを聞けるのがすごく楽しみです。
2022までは、私個人の力量をさらに追求する、整合性を極めることに集中してきて、子供を産み3歳まで育てることにも労力を使ったので、2023年以降は、このメソッドを自分止まりにせず、素晴らしい施術者育成にも力を注いでいきたいなと考えています。
ずっとこれはしたいことだったけれども、なかなか準備ができなかったり、個人的にレッスンを請け負っても時間がコンスタントに取れなくて局所的になってしまったりしていたので、そこら辺をちゃんと仕組み化して、世の中の役に立てるような形で取り組んでいきたいなと今は考えています。
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「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!