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精子提供

たまたまTwitterを開いたら、「#精子提供」というワードがトレンドで上がっていたので関連記事を覗いてみてびっくり。

朝の情報番組で精子提供について報道された模様。

京大卒と思っていたドナーが実は地方の大学卒で、しかも中国からの留学で来日した人だったというわけなんだが、気付いた時には時すでに遅し、
「女性は「正直に伝えられていたら提供を申し込むことは100%なかった」と話し、望まない形での出産になったことを後悔する」

この体験者の声が本当だったら・・・

昨日書いた
潜在意識への刻印はお腹の中でも起こる
ということをふまえると、本当に冷や汗。その胎児のことを考えると。

母親としては、

・こんなはずじゃなかった!
・裏切られた・騙された
・こんな人の子だったら要らなかった
・時期がもっと早くわかっていたら卸したのに

という感情なんだろうか。
それが胎児の感情にそのままに紐づいたら・・・

そのバーストラウマ、その子の人生にどう影響するんだろう。。。
一刻も早く胎児への影響のことに気付いて、ただちに赤ちゃんを癒してあげてもらいたい(これは私の個人的エゴかもしれませんが・・・)。

けどね、どんな形であれ「親子になる」ってこともまた魂の境地から見ると定め。現世に降り立つ時にそれをすっかり忘れてしまっても、魂の故郷では決めていたことであり、そもそもそういう設定をわざととっている場合もある。

これについては「胎内記憶」研究の第一人者である池川明先生によると、

「お母さんの子供になりたかったんだけど、お空から見たらお母さんのおなかの中には入れなかったから、他の人のお腹に入ったよ。そして産まれて、お母さんのところに来たよ」

という魂の時の記憶がある子がいるんだそうです。
池川明先生は、そういったお腹に宿る前やお腹の中での記憶がある子どもたちの研究をしている婦人科医さん。

池川先生の本を読んだり、講演やセミナーに何度か足を運び、お話を伺ってきた中で、実に感慨深いものがあり、「魂の視点に立つ」ことの勉強にとてもなっている。( ↓ 以前池川先生のセミナーに参加した時の記事)

上に書いたとおり、先生が接した胎内記憶をもつ子どもの中に、
〝この人の子どもとして今世生きることを決めているけど、この人のお腹ではなく別のお腹に入って、その後に親子となる〟
という設定をあらかじめ選択している子が幾人もいるとのこと。

これを知った時、
〝血の繋がりより、魂のつながり〟
の大事さを感じました。現世的な捉え方だと、
「血縁」「血のつながり」ばかり気にする。跡取りとか、お腹を痛めて産んだ子とか。

だけど、魂の視点に立つと、血のつながりよりもっと強い絆を結んでいる、そういうつながりこそが本来の在り方だなと思いました。

血がつながっていても不仲な親子もいれば、
血がつながっていなくてもめちゃくちゃ絆が強い親子もいる。
親子の出会い方って、なんでもいいんだな!と知った。

池川先生の研究、本当に興味深いです。
「えぇ!?ほんとう!?これはさすがにないんじゃ・・・」
的な話もたくさんなんですが、魂、親子、つながり、といった在り方の視野を広げさせてくれることばかり。ご著書たくさんあるので興味ある方はぜひ。私も何冊も拝読しました。

ママのおなかをえらんできたよ。

子どもはあなたに大切なことを伝えるために生まれてきた。 (青春文庫)

だから、ママのところに来たんだよ

魂の教科書---自分に目覚めてラクに生きたいあなたへ

だから、冒頭の精子提供を受けた女性、その子どもとして生まれる子どもももしかしたら、「私たち、今回はそういう設定で会おう!」と先に約束していたのかもしれません。(わからんけど)
もしかしたら、
「日本の精子提供の在り方を、私達が体験者となって、道を正す役目を担おう!!」
と約束して、親子タッグを組んだのかもしれません(わからんけど)。

ひとつ言えるのは、
どんな出会い方をしても、自分たちがあらかじめ望んだとおりの本物の親子だということ。

妊娠や出生に様々な事情や問題がある方も多い世の中。
しかし本質を見据えられたら・・・
それまで見えなかった何かが、見えてくるかもしれません。

冒頭の女性をはじめ、「#精子提供」というワードでざわついた今日この日本。本当は何を意味するのでしょうか。

親子や家族の在り方に悩む方々の心が少しでも軽くなりますように。
そして、新たな視点に立てますように。心からお祈りする日々です。

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!