【実例】当たり前、だけど見落としがちな大事なことをやると人生が開ける!
お世話になった人に100%感謝を心と形で表している??
皆さんは日頃、感謝をして、そしてそれを形に表していますか?
一見、当たり前のような話なのですが、みんながみんな100%できているわけではないと思います。
これについてお話してくださったお客様の話を紹介した方がわかりやすいかと思いますので、そのままお伝えします。
そのお客様は、ここ1年弱くらい、お仕事状況が今までの業績ほど振るわなかったそうなんです。
だから、その状況から脱したいということでした。
その方と最近お会いしたときに、まだ完全には出していないんだけれども、少しいい方向に向いてきたそうなんです。
というのも、「〇〇さん、あなたは感謝の気持ちが伝わるように表している?
全員にそれをちゃんとやっている?」と、とある方に言われて、やれていないと気がついたからなんだそうです。
例えば、こんなことがあったそうです。
年配の方から、自分と別の人が同時にプレゼントされた。
その方は全力でお礼を言って、心を込めて感謝のメールを送ったそうです。
しかし、もう1人の人は、後日くれた人にプレゼントをしたんだそうです。
それは、もらったから返さなきゃいけないという心理ではなく、「この方、こういうものは持ってないだろうし、知りもしないんだろうな。
だから、ぜひプレゼントしたい」という気持ちでプレゼントしたんだそうです。
そのような話を聞いてその方は、自分も全力で感謝の気持ちは表したけれども、形にはしていなかったと気がついたんだそうです。
もちろんお相手は、しっかりお礼を言うとか、物で返すとかを期待するタイプでは全くないのですが、自分の行動を振り返ったときに、自分はそういうのができていなかったと痛感しました。
それをきっかけに今は、行動するときに、「この方に何かお返しすることはないだろうか。
何か私がして差し上げることはないだろうか」と考えて、できることを限りなくやろうと心がけているそうです。
そのお陰かは分かりませんが、仕事関係で出会う人たちが心意気の良い方々ばかりになっているそうです。
仕事というのはいろいろな人との出会いがありますよね。
中には、よこしまな気持ちとか、メリットがあるから関わろうという気持ちが見え隠れする人もいますよね。
仕事というのは報酬が発生するので、メリットはもちろん必要ですよね。
でも、最近知り合う方々は心がとても清らかで、親切で、愛が溢れている。
そういう方々から、さらに愛にあふれる方々が紹介されていく。
そのようないい人連鎖が生まれているということで、仕事状況はまだ完全ではないけれども、一番どん底で、精神的にも沈んでいたときからは脱していけそうな気配があると聞きました。
それを聞いて、私もハッとしました。
何かをしていただいたら、物や行動でお返しできたら一番いいですが、その場でありがとうと言って済ませがちなところも結構あると思います。
だから私もこの方と同様に、自分に何かをしてくれた人。
特に、メリットやあわよくばという気持ちがなく、純粋にあなたを応援してくれた人、助けてくれた人に形でお礼ができているか。
これは本当に大事です。
感謝も全てエネルギーなので、受けたエネルギーはそれ相応のエネルギーで返すべきなんですよ。
そうじゃないと、自分だけエネルギーを取って返していなかったら、どこかで返すべきエネルギーを使われてしまいます。
例えば、施術をして差し上げました。
そうしたら、お金というエネルギーを受け取ります。
この場合はエネルギーがちゃんと相殺されていますよね。
だけど、施術をして差し上げました。
でも、お金はもらえませんでした。
こうなると、本来発生している料金分のエネルギーを、その方はどこかで失うことになります。
これは全てに言えることです。
だから私もこの話を聞いて、改めて、注意深く行動していきたいなと思いました。
それと同時に、自分に置き換えても、お礼や感謝の気持ちがない人は分かりますよね。
特に昭和生まれの世代は、礼儀とか貸し借りなどをとても大事にする世代だと思います。
私は、最近はご馳走していただく機会がなくなったのですが、私がご飯をご馳走していただいていた時代は、その場でも全力でお礼を言いますし、家に帰ってからも、その日のうちに「本当にごちそうさまでした。
とてもご飯美味しかったです。
皆さんとお食事できてとても楽しかったです」といったメッセージを必ず送ります。
そして次回会ったときにも、「先日は本当にありがとうございました」と言います。
でも、自分が人にご飯をご馳走する立場になると、あまりお礼を言われていないと感じるんです。
特に若い世代ほどそうじゃないかな。
自分が人を雇う立場になってくると顕著ですよね。
社長だから奢ってもらって当たり前という感じになるのでしょうか。
だけど、会社の経費ではなくて、自分のポケットマネーから払っていることもあるので、奢るほどの働きをしてくれていない人がいても、会社でご飯に行くとなったら、全員分を社長が払うわけですよ。
ここまで細かく考えているわけではないですし、自分が払うのが当たり前という感覚ですが、見返りを求めていなくても、感謝されたり、お礼を言われたりすると、すごくいい子だなと思います。
逆に、そうしない人に対しては、配慮のない子なんだと残念に思います。
SNSでコミュニケーションが簡易的になればなるほど、感謝を態度や形で表すという考えが希薄になっているような感覚がしています。
でも、そんな時代だからこそ、しっかりできれば逆に目立ちます。
みんなもこの程度だから私もこれくらいでいいか、ではなくて、そこで全力でやるからさらに愛されたり仲が濃厚になったりする。
とてもいいループですよね。
当たり前だけど見落としがちな大事なことをやると人生が開ける!
私は先ほど言った通り、全力でお礼して、メールをして、また会ってお礼するというのを徹底していたのですが、とある方に「その場を去ってまでメールは送らないよ。
その場で、全身全力でごちそうさまでした!と言ったら、そこで言っているんだからいいじゃん」と言われたことがあったんですよ。
それを聞いて躊躇したんです。
お礼の連絡は迷惑なのかなと。
でも、今回改めてこの話を聞いて、感謝はどれだけしてもいいと思いますし、さらに物とかでお返しをすると消費行動が生まれる。
ということは、その分世の中の市場に貢献することにもなるじゃないですか。
経済を回すきっかけになると言いますか。
なので、悪いことは全くないと思うんですよね。
でも、行動するときの気持ちかな。
「しめしめ、感謝をものでお返しすることで気に入られるぞ」みたいな、そういう変なエネルギーが乗っかると、よこしまなエネルギーの連鎖になってしまうので、感謝の気持ちの交換という目線で、感謝を表していくというのがいいのではないでしょうか。
というわけで、シンプルだけれどもとても大事なお話をしました。
皆さんの中にも、すっかり感覚が薄れていたという人もいらっしゃったかと思うので、この話が何かの気づきになれば幸いです。
「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!