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みんなのために借りた

先日新サロンが誕生しましたよーって話をアメブロに書きました。

Facebookの一部でしか告知しなかったにも関わらず、お披露目会にはたくさんの方々にお越し頂けて嬉しいかぎり。そして当たり前ですがたくさんの方々に「ここは何用?」と聞かれました。その都度、

「決めてな〜い」
「使いたい人に使ってもらう〜」

とおちゃらけ半分まじめ半分で答えましたが、実はその言葉どおりです。

「は?」って感じですよね。
ここ数年、思考回路が目まぐるしく変化していて、以前より何かと考え方が変化してきた昨今。そんな折、ここ最近考えていたことがあります。

《言葉にする、具現化する事って本当に必要なのか》

です。アメブロに書いたとおり、この新サロンは場の気が良くて、その他様々な条件もかなり良くて、総合的に〝いいね!〟と感じたので出会って即契約しました。

その時の私の頭(心?)の中はどうなっているのかというと、
ココから良い人の輪が広がる手ごたえ、
ココでたくさんの良いエネルギー循環が起きる、

そういう〝感覚〟〝イメージ〟があります。

実は引っ越し多数経験者な私(10年間で10軒くらいサロンや自宅等の物件の契約してる)。その私が過去に出会った物件で、〝わ!絶対ココ!!〟と脚を踏み入れた瞬間に感じた場所は、どれも瞬時に自分とその物件の気が通じ、繁栄していく手応えを感覚でキャッチしました。不思議ですが、例え、すでにほかの申し込み者がいてしかも前者が審査も通過していて私は2番手、3番手だったとしても、あなたに番手が回ってくるのはかなり厳しいと言われていたとしても、私が縁をビシッと感じた物件は必ず私のものになりました。

過去のサロン達は全部そうです。一瞬で縁を察知して即決。予算オーバーで無理だと思っていた物件でも、縁を感じた物件なら清水の舞台から飛び降りる覚悟で契約し(大袈裟w笑)、しかしそういう場合はどれも入居して即、その器になっていくということも何度も味わっています。そして、最初に感じた、察知したビジョン通りの展開になっていく・・・。私の物件選び、結果すべて、大正解でした。

自宅もそう。「サロンに近いし、家賃も予算内だし、間取りも良いし…、ココでいっか」などと条件面で選んだ物件はなぜかその後色々あってことごとくすぐ退去するハメになったり後味悪い出来事が発生したり。しかし、上と同じく〝絶対ココー!!〟と感じた物件とはとても相性よく、ハッピーばかりが舞い込みました。

そして、今回新しく借りたサロン、ココもそれなのです。今までと違うのは私の施術用のサロンではないって事だけど、弊社が新設した物件、【氣Reika別館(南青山サロン)】です。(あまりにも居心地よかったら自分の施術もここにしちゃうかもだけど)

しかし当初、ココを借りる事にした時ビジネスパートナーである夫には、「今すぐ必要な事業計画は無いし、だからといってそこを使ってやる事をすぐに具体化する訳でも無いんだし、施術用サロンがあるんだから更に別の場所なんか要らないでしょ。無駄使いしてる場合じゃないでしょ。場所は本当に必要になってから探すべきだ。」

と言われました。まぁ、そりゃそーだ。当たり前です。そして、この話を聞いたら皆、同じ反応すると思います。事業者としてはあり得ませんね。一般企業だとこの稟議、絶対通らないよね(笑)一応10年以上、独立して自分でビジネスやってきた身、そんなこたぁ、分かってます。

というわけで、今回のこのnoteはそんな話をしたいのではありません。別の角度、別次元の話をします。下記を、一般的な主観である数字や頭脳を主体にしながら読むと、反発しかない or そんな人もいるかもね~の他人軸でしか捉えられないので、以下読んでくださる方はいったん、

〝何も枠がなかったら〟

の場合で読み進めていただけますでしょうか。「感覚」・「意識」・「腹」を主体にするということに同調しながら受け取ってみて頂けたら幸いです。

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では仮に、いいと思ってもココを借りない選択を取った場合、無駄な出費も損失も時間も労力もかからないので損はゼロです。

が、何も生まれない。

では、「ココいいな~」と感じたままに借りたいと思い、そうする意向「なぜ」を周囲に説明するために、理由を言葉にする・具現化・企画書などで表現する。その間ちょっと時間がかかります。

じっくり待てる事ならそれで(が)いいけど、スピードが必要なものはそうしているうちに手中に収められなくなります。現に、この物件は賃貸紹介サイトに不動産屋が空き情報をアップした瞬間に私が問い合わせし、すぐに内見に至ったんだそう。そして、私が申し込みを入れた後、続々と問い合わせが殺到したんだとか。この物件に入っている他のテナントさん達にご挨拶回りした時にも、

「よく入れましたね!ここ全然空かないし、もし空いても瞬殺で埋まっちゃうんですよ!どうやって見つけたんですか?」と口々に言われました。私は普通にネット検索して見つけたんだけど、もし、あの時、
何となく物件が必要そうだな~という気に従わなかったら、
何気なく賃貸情報をネット検索してなかったら、
内見して即決してなかったら、私はここを速攻で失っていた事は間違いない。

よく言われる話ですが、チャンスの神様は前髪しか無いのです。来た瞬間にキャッチしないと、通り過ぎてからは掴みたくても掴める後ろ髪は無いのです。

おっとっと、また話が本意から逸れました。今回伝えたいのはチャンスの掴む速度なんてありきたりの話事ではなくて、意識や感覚を言葉化・具現化する必要性の掘り下げです。

何か「閃いた!」「思いついた!」「好き!」それは意識出来る健在意識より先に働く潜在意識(これに関してはまた別記します)が作用する領域、それによる初動は無意識下で起こります。ちょっと違うけど、それを司るのは本能的に勝手に動いてる境地と言った方が伝わるかもしれません。

その無意識下レベルで起こる初動に乗っかって色を付けずにいけばスルスル〜っとスムーズに進みます。

そういった体や意識の奥底から湧いたもの(行動や感覚や直感って言った方がわかるかな)を、わざわざ言葉化、具現化する事で、おそらくちょっとずつ、その瞬間的に察知した、ダイレクトに1番フレッシュに感じた感覚、腑に落ちた感覚からはズレていく。ものごとは言葉にすればするほど、説明すればするほど、一番最初に無意識レベルの腹から湧いたそれとはズレ、〝伝えるため〟のものへ寄らせてしまう。

なので、私はスタートダッシュは瞬間的に察知した〝コレ!〟というものに乗っかり、その初速で動く事が多い。そしてその時はまだ言葉化しない。


下手に言語化してそこに誰かの関与が入ると、途端に自分の察知した感覚の純度が下がる。そうすると、本当な本当の純度100%のままの自分の構想では無くなる。

だから、0を1にするもの、初速が必要なことって、言葉に表すこと、具現化すること、本当に必要なのか?と思うわけです。

これをもとに考えると、

企業やプロジェクトチームなど、組織が大きくなればなるほど、上司に相談して、企画書作って、稟議書あげて、予算通して・・・

わー、、、めっちゃ言葉化の連鎖、具現化の連鎖やなー。たぶん、本人達も気付かないうちに、閃きの種の種の部分、ダイレクトな感覚は変わっちゃってるはず。

もちろんこの形が良い場合も多々あります。自分の頭の中から外に出す、人に話す事で自分自身の中でもさらに明確になったり、伝えたいという気持ちで工夫して説明する事でより思考が洗練されてきたり。そして、たくさんの方の知恵が融合する事で壮大なスケールになったり、自分では思いつかなかった案が加わったり。

うん、もちろんそれは分かるよ。しかし、今回はそれが言いたい事ではなーい。

超超超最初の最初には、言葉にしない、具現化しない事で成立するビジョンがあるってことです。

あとついでに言うと、実に多くの人が、何かにつけて〝意味〟を付けすぎ。何するにもいちいち意味付けする。それ、本当に必要?

先日新たに知り合った方の例え話がとても腑に落ちました。

「たとえば好きな人がいて、好きな理由って要るか?こういう部分が好き、こういう特徴があるから好き?違うだろ。ただ、『好きだから好き!なんとなく好き!好きなもんは好き!』なんや。いちいち意味付けせんで、それでいいやないか」

確かに!!!
ほとんどの人が、「なぜ」、「だから」、「だって」、を求める。言葉での説明を求める。頭の思考が強まり、腹の感覚が薄れる。本音や意識は腹の奥にある。腹の声、腹の感覚に従うのが本来なのに。

そう!今回はそれを伝えたくて書き記しました。

私がなぜ、この場所を借りたのか?

スタートダッシュは腹の感覚だよ。ココに良いものが集まる、ココで生み出していける感覚があったの。

で、動いた。モノにした。

0を1にした。よって、次にやっと言葉化。まずは身近な周囲とそれを共有していく。それで地をならす。そしたらそれをさらに広く共有して、更なるアイディアの循環を生んでいく。

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さて、サロンお披露目会の時の話。
ココ、友人や友人のつながりに使ってもらってもいいな~なんてのを考えていて、その話を皆にした。「へー、いくらくらいで貸すの?」と聞かれ、私が答えた金額が表参道価格からすると激安らしく、言うたび全員に「安っ!」と驚かれた。そんな中ある一シーンにこんな会話が。

「ここ何で借りたの?」

横にいた私の夫が、

「麗華はねー、ここ、みんなのために借りたんだよ!」

「レンタルで儲けようなんてこの人ちっとも頭にないからねー。みんながそれで助かったらいいなーって感じよ」

ほう、あ、そうそれ。夫が質問者に言ったその言葉が、私の腑に落ちた。そうそう、その感覚。

東京の表参道、自分がここを拠点にするようになって、かなり利便性の良さを感じてる。美容・健康系のサロンも表参道にはとても多く、表参道にサロンがあるとか、表参道での催し物、というと印象も良い傾向にある。

運営側としてネックとなるのはおそらく、土地柄の家賃や場所代が高額だったり、妥当な物件がなかなか見つからなかったり。実力や知識は十分にあって活躍していても、そういうのがその活動に影響するならもったいない!

だから、ココあるよ~!

と、場所の都合さえクリアできれば活動の幅が広がる!っていう仲間にシェアできる場所があるのって、いいじゃん♪♪

私は長年サロンやセミナーやレッスンをやってきたから一通りそういうのに必要なものもそろってるし、かなり使い勝手良いと思うし、我ながら、使う人にとってはめちゃめちゃ重宝ものじゃね~!?と思ってます。

というわけで、なんだかんだと、新たなサロンが誕生しました!
下手に言語化、説明、企画化せずに行動したから実現した。これが正解だったか、成功だったか否かは、ここを卒業する時でないと分からない。それまでココとの付き合いを楽しみたいと思います。まずは私もここでたまにレッスンなんかもやろうと思ってたり計画中♪

今後のココ、氣Reika南青山サロンの展開、こうご期待~~~!!(まだ色々未定ですが、お貸しするのは私のお知り合い限定。あと、来年の春以降はメインの使用内容は別コンセプトのサロンになるかもです!)

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「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!