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テキストコミュニケーションの成功法則:読解力・内容・エネルギー

皆さま、明けましておめでとうございます。

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本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

テキストコミュニケーションに大事な3要素【読解力】

さて、今回はVoicyさんのハッシュタグ『テキストコミュニケーション』についてお話をしてみたいと思います。

これは私もよく考えています。

今、テキストコミュニケーションばかりになっているじゃないですか。

昔はLINEやメッセンジャーというのが盛んではなかったですし、電話や手紙が多かったです。

手紙もテキストにはなりますが、手書きだから、その人の人となりが現れやすいと思うんですよ。

急いでいるときは雑な書き方になるし、使う紙も、急いでいたらその辺のメモ帳や裏紙とかで送ってしまうこともあります。

だけど、丁寧にするときは綺麗な便箋を選びますし、綺麗な文字を書きます。

だけど、今は簡単にメールやLINEが送れてしまうので、テキストコミュニケーション力が非常にその人の人生や人間関係に大きく影響すると思います。

これを上手に使えている人というのは、人生で得しているんだろうなと思います。

だけど、いろいろな人とテキストコミュニケーションするにあたって多くの人が下手だと思います。

私も上手な方ではないですが、そんな私が3つの角度からテキストコミュニケーションについて述べてみたいと思います。

1つ目は、読解力。

2つ目は、伝えたい事柄と内容。

3つ目はエネルギーです。

今や誰でも使えるテキストコミュニケーションですが、この3つのバランスがちゃんととれているかどうかが、テキストコミュニケーションを上手く使いこなしているか否かに関わるんじゃないかなと私は考えています。

ではまず1つ目の読解力について。

読解力がない人が多すぎますね。

テキストコミュニケーションで上手くいく人、人間関係がいい方向に進む人というのは読解力があります。

これは非常に大きなポイントです。

読書といえば紙の本でしたし、新聞も雑誌も全て紙でしたよね。

つまり、文字だらけだったんですよ。

あと、気軽なやり取りもなかったですよね。

例えば、LINEのスタンプ1個で済むようなコミュニケーションはなかったと思うんですよ。

だから、無意識に文字に慣れていたんだと思います。

昔はブログであっても長く書く人がいれば、短いブログを書く人もいて。

それでもスタンプ1個で成立するブログはそんなにないと思います。

でも、インスタの登場で変わりました。

もはやテキストではなく、視覚に訴えるところが主流になっていますよね。

そしてYouTubeもあります。

昔は30分くらいの長尺動画がほとんどだったと思うのですが、今は15分も見ていられないらしいですよね。

ショート動画と呼ばれる15秒くらいの長さが主流になってきて、集中力が失われていっている。

そして、文字がその中に多ければ多いほど嫌われるといいますか、視覚的に訴えられるもの、頭を使わずに見られるものが今どんどん伸びていっている時代だと思います。

私もSNSを発信している中で、インスタでもブログレベルで書いてしまうんですよ。

文字数オーバーになるまで書いてしまうんですね。

だから、隅から隅まで読むと説明しているのですが、ほんの一部分だけ読んで、そこだけで解釈したコメントが載ると、違うんだけどなと思います。

時には、そう言ったコメントに対して、他の読者さんが「ちゃんと書いていますよ」とコメントしてくださることもあるのですが、読んでいない人が多いなと非常に感じます。

インスタでも、ストーリーズはどんどん流れていくので、文字を載せていても読みきれずに次のページにいってしまいますよね。

ここが、読解力を大事にしているか、していないかのわかれ道だと思います。

ストーリーズでも文字をたくさん載せる投稿者もいますよね。

その時に、画面を止めてしっかりと読む人、理解しながら進んでいく見方をする人がいれば、画面だけを見て雰囲気だけで流していく人もいます。

メールも同じで、隅々まで見たい相手か否かによるとは思うのですが、読んでいないと思うことだらけです。

私も時々やってしまいますけど、見落としは割と少ない方だと思います。

いろいろな人とやり取りしていく中で、見落としがない人は本当にない。

でも、ある人はそれだらけなので、そういう人だとわかったら質問を1個にします。

いつもは、何回もやりとりすると時間がかかるので、自分が知りたいことや確認したいことをいくつか盛り込むのですが、読解力がない人に送ったら、その内容について返ってこないことがあるんですよ。

だから、ひとつに絞っています。

会話だったらそんなことは発生しないわけじゃないですか。

でも、テキストは自分のたちの都合のいいところだけでやり取りしかねないから、難しいツールだなと思います。

一度でも二度でもそういう印象を相手に与えると、この人は読解力がないという印象が大きくなるので、重要なことを任せてもらえなくなります。

特に仕事関係だと。

友人であっても、文字情報を自分の都合のいいようにだけ解釈される危険があるので、LINEで相談したくはないですね。

【伝える内容の選別】

仕事相手でも、テキストコミュニケーションが主流になってきている中、読解力、文章から理解する能力がないなとわかったら、ポジションのある役職にはつかせられませんよね。

だって、そういう人が、チームメイトが理解するような通達ができるわけがないんですよ。

昔なら職場に赴いて顔合わせをすることが多かったので、読解力がなくても問題なかったと思うのですが、今はフリーランスや業務委託、在宅ワークでオンラインのみという関わりが増えているじゃないですか。

だから、対面で会うよりも相手から得られる情報が限られているので、主流となっているテキストコミュニケーションにおいて、読解力と文章を理解する能力が重要になってきます。

今この放送をお聴きの方で、何の気なしにメールやLINEを送っていたとしたら、見る人はすごく見ていますよ。

自分の出世にも関わる話かなと思います。

そして、少し話が逸れるのですが、読みながら自分の感情を入れてしまう人は厄介だなと感じます。

大きく2つの感情が混じりやすいのですが、1つは罪悪感。

何かトラウマがあるんでしょうね。

罪悪感が根本的な性格の部分で抱えていて、何でもない文章でも全部自分が否定されていると感じながら読んでしまうので、ねじ曲がって届いてしまうんですよ。

誰もあなたのことを否定していないよ?という文章でも悪く捉えて、いきなり反抗的になることがあります。

そして、恥。

この恥という感情は、好きな人を目の前にしたから恥ずかしいという恥ではなくて、馬鹿にされて許せない!という恥です。

そうやって読み解く人もまた攻撃的になるんですよね。

だから、トラウマをすごく抱えているネガティブ感情が根底にあるタイプの読解力をしている人とは、テキストコミュニケーションを避けたいと思いますし、とにかくシンプルにします。

今聴きながら、なるほど!と思った方はいらっしゃるではないでしょうか?

さて話を戻します。

続いてのテキストコミュニケーションのポイントは、伝えたい内容です。

業務連絡とかならいいのですが、本来テキストで伝えるべきではないこと。

例えば、退職するとか、トラブル報告です。

ちょっとしたトラブルなら業務日報で十分だと思うのですが、結構なトラブルでもLINEで伝える人もいますよね。

あと、私が最近されてびっくりしたことがあります。

取引先の社長から、条件変更をLINEで言われたんです。

そんな大事なことをLINEで言いますか?

相手が忙しいから気遣ったと言い訳のように言うのですが、長文を読む方が大変ですよね。

読解力を駆使しながら読まなきゃいけないですし、そういう長文をつらつらと書く人は、基本、読解力や文章の理解力がない人なんですよ。

だから、その人が何を意図して、どんな思いでこれを書いているかというのを、こちらの私情を入れずに読み解かないといけないから、無駄な労力がかかりますよね。

そして常識的に、人間的に、大人として、社会人としてなど、いろいろな角度から見ると、大切なことは直接お話するべきだと思うんです。

だけど、相手が忙しいかもしれない。

その場合は、近々相談するお時間を取っていただいてもよろしいでしょうか、と一旦投げたらいいと思うんです。

そこで表題は送っているわけじゃないですか。

やめようと思うとか、給料交渉したいとか、条件変更したいとか。

それを伝えれば、相手がそれに対して直接話した方がいいと感じれば日程を教えてくれるでしょうし、テキストでいいと思えば文章で送って欲しいと言われると思うので、その通りに従えばいいじゃないですか。

だけど、ちゃんと向き合うのを避ける人が多いですよね。

恋人との別れも、LINE一つで済ませるらしいですよね。

遊びの関係とか、相手がまともに取り合わないような人であればいいと思いますよ。

でも、真面目に付き合っていると思っていた間柄で、LINEで終わりというのはありえないですよね。

こういう大事なことと向き合うのを避けてしまうというのも、人となりを問われるところだと思います。

【文字に乗るエネルギー】

でも、有名なインフルエンサーさんとかでも、電話されたらブロックすると言っている人もいらっしゃいますからね。

人の時間を奪いやがってみたいなね。

私は大事な間柄とかチームメイトとかだったら、電話してきたらアンチとは思いません。

どうでもいいことで電話されたら嫌だなと思います。

例えば、Eメールで詳しい内容を送りました。

その後に、「ただいまメールを送ったので見てください」というのを電話で言ってくる。

これはメールでもいいですよね。

本人が、「メールで反応がなかったら電話して」と言っているなら電話したらいいと思います。

少し話がそれましたが、テキストコミュニケーションを使いこなす上で2番目に大事だと考えているのは、伝えるべき内容をちゃんと取捨選択するということです。

この線引きがわからないという人は、相手にあらかじめ聞いたらいいと思います。

1つ目の読解力や文章の理解力がない人が、自己流で、伝えるべきことをテキストコミュニケーションのみにしてしまうのは、これまた危険だと思います。

そして3つ目はエネルギー的な観点。

文字には、絶対にその人のエネルギーが乗っかるんですよ。

手紙じゃないのに?と感じるかもしれませんが、パソコンで打とうが携帯で打とうが、短文だろうが、打った本人のエネルギーが文字に絶対に乗っかります。

顕在意識ではなく、潜在意識・無意識のところで人間は繋がり合っていますから、その情報を受け取るんですね。

だから、イライラして書いた文章や特定の相手にむかつきながら打った文章は、相手は絶対にわかっていると思うんですね。

いくら文章上で取り繕っても、伝わります。

楽しい世界観を表現したいインスタグラムなら、ストレスがあるときに投稿しない方がいいんじゃないかなと思います。

でも、インフルエンサーさんとか、投稿を習慣化すると決めているという人は、投稿のボタンを押す瞬間だけでも深呼吸してハッピーなことを考えたり、笑顔で投稿したりするといいと思います。

なぜこう感じるかというと、私のブログやインスタグラムでは、たまにスタッフが投稿しています。

でも、時々私がお知らせしたいことを投稿するのですが、相手に響く度合いが違うんですよ。

昔、アメブロを精力的にやっていたときはみんなで投稿していたのですが、私自身が書いたときのアクセス数が全然違うんですよ。

不思議ですよね。

だから、今まで私がそうやって関わってきた人はみんな、「麗華さん本人が書いたときは違いますよね」と言います。

言葉の使い方がわからないものでも全然違うので、エネルギーが乗っかっているんだなと思います。

小説や本を書く人もよく言いますよね。

というわけで、3つ目に大事に思っていること、エネルギー。

この観点からしても、LINEやメールを相手に送るときこそ気をつけた方がいいと思います。

その瞬間だけでも良い気分や笑顔を作って送信を押す。

昔はこういうのを表面的に、意識的に感じようとしていなかったのですが、施術者として人の中身に触れていく施術をすればするほど、そういうところを感じる度合いが上がってきたんでしょうね。

普通の文章でも、読んだ瞬間からその人の状況や本音を感じるんですよね。

皆さんもこれは無意識で感じているから、人間関係に影響するんですよ。

だから、上辺ではスマイルマークがついていると思いきや、腹の底の状況は相手も感知しますので、人間関係を良くしたいときこそ、送るときは意識した方がいいと思います。

もちろん、敵は作らない方がいいですから、誰が相手でも共通してやった方がいいのではないでしょうか。

結局は【頭を使えるか否か】

3つの角度からテキストコミュニケーションについてお話をしてみましたが、いかがだったでしょうか?

便利になっている時代ですが、それに伴いいろいろな弊害はあるので、上手に使いこなしましょう。

頭を使わずにやっていたら、自分の評判に関わってくるところなので甘く見ないでください。

だから、頭を使ったらいいと思う。

今どんどん頭を使わなくていい時代になっていますよね。

疑問があったって携帯で全て答えが出てくるじゃないですか。

コミュニケーションツールも簡略化されましたよね。

前は、コメント自体にいいねやハートができなかったのに、今はそれもできてしまいますから。

中には既読スルーする人もいますよね。

頭を使わない人は、ますますテキストコミュニケーションが仇となります。

だから、頭を使うという意識で現在社会の悪い影響を受けすぎないように、自分で意識的に整理した方がいいと思います。

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「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!